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エンタメ感想ブログ、

映画、本、漫画、ゲーム、イベントetc、いろいろなものの感想を書いていきます。役立つ情報はありません

ダウントン・アビー シーズン1&2

1話放送当時、人の顔を覚えられなくて挫折しました。情けない……。今なら全員が重要人物だとわかります!

我慢して3話まで観たらだいたい覚えました。カーソンとベイツが似ているんだ……。

3話で出てきたイケメントルコ人が(話の都合上重要なハプニングとはいえ)即死んだのは衝撃でした。……あんなことがあったらトラウマになります……。

 

誰が主役とかはないのでしょうが、私は三姉妹の長女、メアリーに一番注目しています。

メアリーは最初のイメージでは優等生タイプで美人で非の打ち所がないザ・貴族令嬢という感じの人。でもプライドが高くて不器用なんです……!マシューとすれ違ったのも彼女が不器用だからで、バイオレットの言うような器用な振る舞いはできない。このすれ違いといい、のちにマシューが婚約者を連れてきた時と言い、無事を祈るときと言い、メアリーの本心は視聴者(と家族)には伝わりまくりなんです。でもメアリーは人前で泣いたりしないし取り繕ってる。お願いだから幸せになって……!

 

シーズン2では第一次世界大戦で、戦地に行かない面々も身内や生活の心配をしたり、兵士のサポートをするためにお嬢様たちが活発だったり、戦争のおかげで当たり前だけど人生が狂う人もいて、たった6話しか戦争していないのにヘビーすぎて、戦争が終わったときは私も乾杯したいくらいでした。

マシューがラビニアと結婚する、といったときのメアリーの泣きそうな顔、マシューとキスした後のうれしそうな顔、何見てても泣きそうになります。カーライルはメアリーを愛しているといいますが、ダウントンアビーの風習に馴染めないようだったので、きっとマシューがいなくてもうまくいかないよ……。それより伯爵が、メアリーの醜聞を聞いた後も「別れろ」と言ってくれてよかったですね。なんかこの伯爵もとから悪い人じゃないけど、どんどん柔軟になっているような。メアリーを苦しめていた醜聞もマシューに明かしたのですが、きっと一筋縄ではいかないんだろうな、と思うのでこの先観るのが怖いです。ラビニアが死んだあとも、むしろ彼女が死んだからこそ、死者に遠慮するような二人の復縁はないかなあと心配したので、もう二人に関してはこれでハッピーエンドで終わらせたい……。もうはらはらさせないでほしい……。

 

 

そういえばメアリーの元婚約者で死んだはずが実は生きていて顔がわからないほどの大やけどを負って戻ってきたという横溝感溢れる設定のパトリックは結局信じてもらえずにダウントンアビーを去ってどうしているのかちょっと気になります。なんか一人だけ世界観違ったような笑

メアリーはマシューを本気で好きだしシビルはブランソンと結婚したけど、イーディスだけはあっちにふらふらこっちにふらふら、誰も本気に見えないんですよね……その時うまくいきそうな相手になんとなく惹かれているだけのような気がします。状況に引き裂かれても後に引きずっていないし。そんなところが影の薄さに拍車をかけているのですが、彼女が本気で誰かを愛するのはいつになるんでしょう。

 

やっぱり先が気になる!

そんなわけでシーズン2までの感想でした。

本当はもっと……あのシーンが、このシーンが、って言いたいけど。とにかくマシューとメアリーの一緒にいるシーンはすべてが尊いです。お守りとかね!

Tiger&Bunny

私はこれの放映当時ちゃんと録画してたんですけど容量一杯だし観きれなくて消したんですよ……。7年間このアニメを知らずに生きてきた自分がかわいそう。

ヒーローもの好きで観たことない人にはぜひ観てほしい。これから新鮮な気持ちでこれを観ることができる人がうらやましいです。でも二度観ても絶対面白いよこれ。もう一周しよ。2クール25話もあるんですけあまりに面白いので一気観してしまって、あっという間に終わってしまいました……もったいないような気もするけど、先が気になるし面白いんだもん……。予告も面白いしそこまできたらもう次のエピソードも観よってなる……。

 

前の記事でおっさんがヒーローに変身するのはちょっととか言いましたが前言撤回します。

でも、虎徹はおっさんだけど、正義のために戦っていて、憧れのヒーローがいて、家族がいて、娘にはヒーロー業を内緒にしていて、内緒にしていることで軋轢が生じて悩んだりもするから、そのメンタリティがあまりジジくさくないんですよ。それでいて特に復讐するような相手もいないからバーナビーが苦しんでいるときにその苦しみを(空回りすることもあるけど)サポートできるんですよ……最高のコンビじゃん。しかもウェブシューターみたいなのついててスパイダーマンみたいだし。

特に重大なネタバレはしていないと思いますが知ったら多分つまらなくなるくらいのネタバレはしていますので下げておきますね。

 

テキトーなあらすじ

落ち目のヒーロー、虎徹はスポンサーの意向で新参ヒーロー・バーナビーとコンビを組むことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1クール目で分かりやすい決着を見せておいて、2クール目でバーナビーの両親の事件を巡る陰謀に立ち向かう、この構成が最高にアツイ。他にも、1クール目で仲良くなったヒーローたちから追い回されているときに助けてくれるのがルナティックだったり、仲間の記憶を取り戻したり終盤のここぞという時仲間を助けるのが最近NEXTに目覚めた楓だったり、1クール目も2クール目も大ピンチを間接的に救うのは裏方の斎藤さんだったり、アニエスも視聴率のためとはいえ敵と交渉したり悪事を中継したりとにかくアツイのです……アツイ以外に言葉が出てこない……。

 

好きなエピソードは折紙サイクロンの話とバーナビー誕生日回。バーナビー誕生日回は笑いましたw

好きなキャラはルナティックかな。ダークヒーローを好きになることは少ないのですが、あの作品世界において視聴者以外に素顔を知っている人がいないこと、馴れ合いが一切見られず、ヒーローの敵ではないが絶対に味方ではなく共闘する機会もないこと、それでいてあの強さ。好きです。死刑制度はないそうで、ヒーローたちもどんな凶悪犯でも殺すわけにはいかないのですが、そこで凶悪犯を殺して後腐れなくしてくれる。まあエドワードは殺すほどの凶悪犯か?と思いますが償いもせず脱獄したことが許せなかったのかもしれない。

あの過去話で折紙サイクロンの株も急上昇したんですけど、やっぱりブルーローズもかわいいし、ヒーロー勢は甲乙つけがたい。でもヒーロー勢の一番は虎徹かな。

 

そういえば一人だけ妙に作画に気合が入っているモブの女の子、のちのちNEXTに目覚めてヒーローになったり?とか想像していましたがあんなに気合入った作画の割にはほんとに最後までモブでした。味方に新キャラが出てこなったのも私としては好印象でした。出てきたキャラがいいと相対的にその前までの話がつまらなく思えるし、その逆も然り。どんどん変わっていいのはヴィランだけだと思います……。

 

地味に感動したのは虎徹が死ぬ場面でお約束的な光が降り注ぐのですが、その光に照らされて埃が舞っているところ。地味にね。細かい!

 

アニメの続編期待しちゃう終わり方だったけどどうなんでしょう?でももうかなり経っているし……その前にハリウッドか!アニメの実写化ってたとえハリウッドでもファンからは嫌がられがちですが(ドラゴンボールの例もあるし?)、タイバニハリウッド化の情報が流れたとき好意的な人も多かったことが印象的でした。確かにきちんと作ってくれれば面白いかも……!

もし続編が作られるとしたら、今度は楓もヒーローになったりするのかな!?でも娘がピンで父親がコンビ組んでるのもなんか変ですかね笑

 

アニメ映画の方はまどマギみたいに前編後編分かれた総集編かと思いきや、ライジングの方はTVシリーズの続きみたいですね。ライジングだけは観ようかな……。

 

 

 

キック・アス

アーロン・ジョンソン……聞いたことがある気がする。そう思って調べてみたらアンナ・カレーニナのヴロンスキー伯じゃないですか!たしかにあのぱっちりとした印象的な二重とグリーンの瞳、一度見たら忘れられない(カモ)。

あの役の数年前にこんな映画でオタク少年を演じていたとは、そりゃアンナ・カレーニナのパンフにそう書いてあったけど、実際見るまで想像つかない。

 

 

 

テキトーなあらすじ

ヒーローに憧れる少年・デイブ(アーロン・ジョンソン)は通販で購入したマスクをかぶり、自警団の真似事を始める。偶然撮影された動画で一躍有名人になったキック・アス。デビュー戦以降ゲイだと勘違いされて仲良くなったケイティにデイブは自らがキック・アスだと明かし、引退を決意するが、彼はすでに他のヒーロー親子の復讐劇に巻き込まれていた。

 

私の一番好きなアメコミ映画は今のところ旧スパイダーマンなので、冴えない少年がヒーローに変身(?)するという展開がもうすでに好き。それはそうとピーター・パーカーの衣装は手作りなのにデイブときたら通販で買ってる。

ヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)はこの復讐に燃える親子の娘の方で、母を失い、父に復讐のための戦闘技術を教えられている美少女というなかなかヒーロー向きのバックグラウンド。もともとひヒーローに憧れているだけのデイブにヴィランなどいないので、ヴィランはこの復讐親子が連れてきてくれます。言葉遣いも悪いし、学校にも行かずに殺人に精を出している彼女、これが正統派ヒーローものなら気にならないのですが、妙にリアルな価値観の世界のため、ふつーに虐待では?と思っちゃう。ラストで多分人生方向修正していますが。制服ツインテールはめちゃくちゃかわいい。復讐を果たした後キック・アスとヒット・ガールはお互いに素顔を見せて本名を名乗るのですが、二人ともマスク外すと美男美女すぎて絵が豪華なことになっています。

 

この映画で一番かわいそうなのはキック・アスのコスプレをしていて殺された名もなき若者とその目撃者でしょうか。

 

チャーリーとチョコレート工場

まず驚いたのはチャーリーが工場長の名前ではなかったことですね。

 

テキトーなあらすじ

謎に包まれたウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)のチョコレート工場。しかしゴールデンチケットが封入されたチョコレートが流通し、幸運な子供たちが1日工場見学に招待されることになった。幸運な子供たちは世界でたったの5人。貧しいが優しい少年チャーリーと4名のクソガキがゴールデンチケットを手にする。この中からさらに1名には”副賞”があるというが……。

 

この映画の面白いのはチャーリー以外のクソガキの突き抜けたクソっぷりなのでチャーリーの影は中盤ちょっと薄いです。

 

オーガスタス…食い意地の張った肥満児

バイオレット…野心家のガムフリークだが顔は5人の中で1番かわいい

ベルーカ…わがままなお嬢様

マイク…暴力的なクソガキでチョコレート好きでもないため場違い感ぷんぷんでもっともかわいくない。だが彼のシーンがもっとも面白い

 

みんなこの設定にかなり忠実というか、この性格から外れた行動をまるでしません。

よくもこんな濃いメンツが集まったな!

クソガキが脱落するたびにウンパ・ルンパが即興で歌うのですがこれが面白い笑

ウィリーもこれを聞きたくて子供たちの暴挙を本気で止めないのでは?笑

 

1番面白かったのはマイクのシーン。2001年宇宙の旅のオマージュやウンパ・ルンパによるQueenっぽいパフォーマンス。このシーンに凝縮されています。ウンパ・ルンパの歌はこのシーンが演出的に一番凝っている気がする。他にもいろんな作品のオマージュがあるらしいよ。

そういえば演出の話だとチョコレート(に限りなく近い液体?)の河もリスもCGじゃないらしくてそっちも驚きです。

 

 

ラストは唯一余計なことをせずに残ったチャーリーに副賞が与えられます、がチャーリーは家族のことを想ってそれを拒否。父親にトラウマを抱えるウィリーにとってチャーリーの反応は予想外のもので意気消沈してしまい、経営にも影響が出る始末。

チャーリーは靴磨きをしているときにウィリーと再会し、ウィリーにお父さんに会いに行くよう勧めます。ウィリーもチャーリーがついてきてくれるなら……と、これを承諾。父親の歯科医にはウォンカ社快進撃の記事が貼ってあったりスクラップしてあったり、父は父なりに家を出ていった息子のことを気にかけていたよう。

父と再会したウィリーはチャーリーが家族を気に掛けること理解し、家族とともに過ごしつつ工場を継ぐというチャーリーの選択を許します。今のところ共同経営みたいになっている様子。そしてウィリーはチャーリー一家とともに過ごし、性格も少しは人付き合い向きになったようです。こんな変人にも帰る家があると思うと不思議ですな。ある、んじゃなくてできたんだけど。

 

終わり方としてはウィリーのハッピーエンド。

チャーリーは貧しいけれど、家族は優しく前向きで、不幸な少年ではありません。もともと、貧しいけれど家族に恵まれているチャーリーが、世界的に成功していても家族とはうまくやっていけていないウィリーの救いになる話でした。

 

それにしても、全員がまともな子供だったら、どのようにして副賞を選ぶつもりだったんだろう。チャーリーは唯一残っているから、選ばれたように見えますが、見学中にウィリーはチャーリーにだけは冷たい態度をとらないのですよね(もちろんチャーリーが工場設備をばかにしたりウィリーの考えを否定したりしない、生意気じゃないからだとは思うよ!)。チョコレートが好き、という気持ちをチャーリーがわかっているからかな。チャーリーからチョコレート愛を感じる発言が飛び出すのがもうマイクとチャーリーしか残っていない場面だから余計そう感じるのかもしれませんけどね。オーガスタスもチョコレート大好きだと思うし。

でも、子供のころからチョコレートをなんの感慨もなく食い散らかしているような子供に、ウィリーは後を継がせないんじゃないかと……思います。

 

私もチョコレート大好きです。

親も食べ始させる時期をできるだけ遅くしようと画策していたようですが、初めて食べる前から親が食べているチョコレートをものすごく欲しがっていたそうなのでチョコレートには何か魔力があるのかもしれない。

それと、私が炭酸飲めない(酒はいける)のは親が飲ませなかったから馴れていないせいだと今まで思っていましたが、親の言い分によると小さいころから炭酸はだめだったそうです。親のせいじゃなかった。結局小さいころの親のコントロールって限定的なのかなって思います。

 

 

 

MARS-惣領冬実

どちらも観ていないけど、ドラマ化&映画化の原作ということで気になっていました!私の感覚ではそんなに話題になっていたわけではなかったと思うけど。

 

読み終わった後キャストを調べたら、牧生の窪田正孝ははまり役なんじゃないか!?と思いましたね。窪田正孝ってどんな役をやっても「ミスキャストやろ~~~」と思わない気がする。一方、零役はキスマイに限らずジャニーズだとめちゃくちゃ厳しいですね・・・。零は高身長で、町を歩くとモデルにスカウトされるような男なんだぞ・・・。キスマイの子、身長低い以前にかわいい系なんですよ。これでどんな演じ方だったのか気になる。身長は仕方ないとして、せめてKAT-TUNがやるべきだったのでは?という気がしてならない。この零を見てキラはあの絵を描くか?

こんなこと言っても観てないので、はまり役だったんだったらすみませぬ。

 

テキトーなあらすじ

絵を描くことが趣味のおとなしい少女、キラは道を聞かれたことがきっかけで、非常識だと思っていた同じクラスの問題児・零と親交を結び、2人はやがて惹かれあい付き合い始める。これ以上書きようがない

 

 

キラ という名前があまりにも尖ったキラキラネームだったので(洒落じゃないぞ)、この名前の由来がストーリーに絡んで何かあるのでは?と思いましたがそんなことはなかった。晴美とかしおりとかほかの女の子の名前は普通なのに、なぜ、キラ・・・。

 

読んでいる最中の感想は「こんなごちゃごちゃした人間関係に生きていなくてよかった・・・」でした。ことあるごとにそう思った。私の周りには記憶が曖昧なイケメンも嫉妬に狂うわがまま女もいなければ死んだ弟も別居中の父もおらずヤンキーから助けた後輩もいない、ほんとーに何のストーリーも生まれない平和な生活を送っているなあって・・・。

 

さて。

面白くなかったとは言いません。文庫8巻を一気読みしたわけだし、つまらなくて投げ出しそうになったことはなかったから作品としては面白いものだったと思う。でも私には合わなかったかも。

理由は、考えてみたけど2つかな。

 

その1:「愛の話」だから

キラと零は割と早い段階で惹かれあいます。くっついてからがこの話は本番なのです。障害はすべて内にあるもの(っていうか過去)。しおりとかいう強力そうなライバルが現れても、敵はやっぱりしおり本人じゃなくて零の過去(聖)への向き合い方なんです。キラもそれをわかっているうえに彼女はなかなか強い女の子なので、嫉妬したり零の愛情の程度に不安を覚えたりというより、恋の切なさというものからは一歩抜き出て、キラが迷う時は愛し方に迷っているんです。

 

私は恋愛に関して言えば「恋の話」が好きなんです。イタkissとかはいからさんとか、あれは「恋の切なさ」段階の話でしょ・・・。世界観が明るいとかそういうのは置いておいて。私は暗かろうと明るかろうと、「恋の話」が好きなんです。MARSみたいにこんなに重苦しく、ひたすら「愛の話」だけしている漫画をこれまで読んだことがなかったので「アッ私にはヘビーだ・・・」と思ってしまいました。バーモンドカレーしか食べたことなかったのにグリーンカレーを食べてしまったみたいな感じ。でもこれもカレーなんだよね。

 

その2:キャラクターが合わない

別に嫌いじゃありませんよ、キラのことも零のことも。ただ共感するのは難しい。少女漫画って「この人素敵だな♡ヒロインが好きになるのもわかるな♡」と思って、主役カップルの幸せを見守るものだと私は思っているのですが。私は超頭のカタイ人間なので理想的な男性が好きでして、問題児で大学にもいかずにレーサーを目指すような男は、愛せない・・・。つまるところ零に魅力を感じなかったのです。だから零と付き合うようになったキラが、人生を踏み外し始めているように見えてなりませんでした。

登場人物の中では晴美ちゃんが好きです。思ったことはっきり言うし、敵だったのが理解者になるパターンも好きです。

 

 

人に気軽に勧めはしないが、読むなら一気読み推奨です。時間があくとこの空気を忘れて、再びなじむには時間がかかると思う。

2巻の8耐がMARSの中で一番面白いときでした。

エスター

ホラーは苦手、とか言いながら。またホラーです。

シャイニングに比べれば全然怖くありませんでした。シャイニングは得体の知れないものに対する怖さだったけど、こちらは「人間の方がよっぽど怖い」という話でした。

 

テキトーなあらすじ

3人目の子供、ジェシカを死産したケイトは、ジェシカに与えるはずだった愛をほかの必要としている子に与えたいといい、孤児院からエスター(イザベル・ファーマン)という聡明な女児を貰う。ちなみに死んだ子供の代替にしたから悲劇が起こったわけではないです。

 

 

・・・恐怖のピークは最初に助産師が血塗れの赤ちゃんを差し出してくるところです(ただの悪夢)。

 

子供はすでに2人いて、妹の方は難聴で話すこともできません。それなのに里子という扱いに慎重になりそうな子供を受け入れる夫婦。ダニエル(またダニーか)がエスターを疎ましく思うのも当然です。ただでさえまだ親の愛がほしい時期だろうに、きっとマックスが生まれてからは親の関心の的は常にマックスだったのではないでしょうか。さらにそこにどこの馬の骨ともしれない女が妹になって、その妹は学校で変人扱いされているんですから。彼がエスターにつらく当たるのも仕方ないかなって・・・親もフォローなし。ラストは(その直前に殺されかけていたおかげで)安全な病院にいられて無事でした。

 

 

エスターは一見魅力的なものの、自分にとって邪魔な人間は排除する、知恵のまわる人格障害かなっと思っていました。愛がほしいから、注目を集めたいからマックスを危険にさらすんだと思っていたんです。だからなぜケイトがエスターの敵になっているのかわからなかったのですが、彼女の正体を知ったら納得しました。

 

先天的な疾患に甘えて子供のふりをしながらも女として愛されたかったエスター。独身男性を狙うのではなくあえて既婚者を狙うのは大人の女に勝ちたいからなんでしょうか。実年齢を聞くとそんな女(しかも少女趣味)が家庭に入り込んでいたことが気持ち悪すぎますが、出生も訳ありのようだし、やっぱり同情してしまうのでした・・・。

あとかわいいし・・・。シスターを殺したときのコートや帽子姿がかわいいです。この映画があまり怖くないのはビジュアルが怖くないからだと思います。エスター本人だけでなく、視覚的に攻めてくるところがシャイニングに比べて少なくて、それで怖くなかったのかなーと。

 

かわいいといえばマックスの部屋はキティちゃんがいっぱいいてかわいかった。

シャイニング

 

ジャケットがめちゃくちゃ有名ですよね、これ。

 

ホラー映画は苦手なのです・・・。

そんなわけでホラー映画ってあまり観たことがないので洋ホラーに対する偏見かもしれませんが、ありがちそうな”とにかく霊的な何かが襲ってくる!主人公は逃げまくる!”・・・という筋の映画ではありませんでした。

 

テキトーなあらすじ

作家のジャック・トランス(ジャック・ニコルソン)は、山奥のホテルのオフシーズンの管理人を任される。かつて冬の孤独に耐えられず、家族を惨殺した管理人がいたというが、ジャックはその話を笑い飛ばす。

 

 

・・・ちゃんと(?)襲ってくるのなんて最後の5分くらいです。

しかしそれまでにも様々な映像で観ている人を苦しめてくる。

館に出てくる幽霊たちは、襲ってはきません。脅かしても来ない。でも怖いんだ!これが!

一瞬映る双子などはその最たるもので、何も危害を加えてこないで立っているだけなのにも関わらず、とにかく不気味。この子たちは過去殺された姉妹なので被害者側なのに・・・。ちなみにこの子達はダニーにしか見えない。というかダニーにも見えているものなのかはわかりません。視覚的なものなのか、シャイニング(超能力)によるものなのか・・・。不気味なものを目撃した回数(そしてそれを不吉なものと認識した回数)はダニーがダントツ1位です。事実かどうかはさておき風呂場の女に首を絞められたと本人は言っているし。

ちなみに一番私が怖いと感じたのはダニーがぶつぶつ呟きながら口紅で”REDRUM"って書いて、その字が鏡に映ったシーン・・・。このREDRUMの文字列をダニーがイメージしたシーンは、未来を見たのか、見たからこそ書いたのか、ホテルの霊的なものに操られるような形で書いたのか定かではありません。

そして、たびたび挿入されたシーンなのになんのシーンかわからなかったのは血の波が押し寄せてくるようなシーンですかね。あれは本当に単なるイメージなんでしょうか。

 

途中からダニーは影が薄くなりカメラはジャックの行動を追うようになるのですが、ハロランがホテルまで救出に来たのはダニーのSOSを察知したから・・・とwikiには書いてありました(笑)。私は、単に237号室をはじめとするホテルが不吉なもので、それにダニーが気付いている様子だったから一家を気にかけていたんだと思っていました。何にせよハロランはちょっと報われない展開ですが、原作では生き残るようです。

wikiで原作との相違点を見るに、キューブリック版の方が後味の悪い映画になっているのかも。小説ならともかく、犠牲のないハッピーエンドはホラーなのか?と思うので、これはこれでいいと思いますが、作者のS・キングは納得いかなかったみたい。

 

ジャックが、ウエンディとダニーの遊ぶ迷路を見下ろすシーンで初代アニポケのナツメ回を思い出したのは私だけでしょうか?

 

時計じかけのオレンジに出てきたみたいな悪趣味一歩手前オサレファッションはウエンディの私服で見ることができました。オサレ内装はトイレです。他は意外に普通だったな・・・。