すっごく面白い
一族とか家とかの争いと中世ファンタジー好きな人は絶対好きなやつ!
とりあえず第1章の概要と感想をば……。
ネタバレを読むと死ぬのでたたみます。
Huluが9話を飛ばしてなぜか10話を再生しはじめたのでいきなりとある人物の生死を知ってしまい、ショック死するかと思った。PS4のHuluアプリで再生してるんだけど、時々映画の途中でいきなり予告編を再生することもあって、ほんと使い勝手悪い。
最初は七王国を統べる王、ロバートがエダード・スタークに王の手の後任を頼みに来るところから始まる。ホントの最初はナイツウォッチがホワイトウォーカーを目撃するところだけどこの後少なくとも第1章ではホワイトウォーカー出てこないので割愛。
ロバートはバラシオン家の出だが妻、従士(妻の従兄弟)、前王を殺した人で王の盾(妻の弟)と周りはラニスター一族だらけ。もっというと子供も完全にラニスターの子(知らないけど)。もともとエダードに”手”の話が降ってきたのは前任(エダードの妻・キャトリンの妹・ライサの夫)の死からなんだけど、この人はラニスターの陰謀で死んでる。このスターク領にいる僅かな間に
・サーセイとジェイミーの情事を目撃したブランが殺されかけて障害が残る
・アリアの狼がジョフリーに嚙みつき(ジョフリーが悪い)、サーセイの余計な一言でサンサの狼が殺される
という問題を引き起こし、特にこのブランの事件とライサの忠告はキャトリンのラニスターへの不信を強める。
スターク家は第1章が終わった現在、見事にバラバラ。
エダードは反逆罪(冤罪)で殺され、サンサは生かされてはいるけど城の中。アリアは逃げ延びて壁へ行く途中、キャトリンとロブはキングスランディングに攻め入ろうとしているしブランとリコンはウィンターフェルに残っていて、ジョンはナイツウォッチとして壁にいる。エダードは遅かれ早かれ死にそうな性格(正直者)だったけど、こんなに早く死ぬとはなあ……。サンサはジョフリーに惹かれていただけに、反逆者の娘として城にいるのも、板挟みって感じでかわいそう。ただ、スターク家の中では一番したたかというか、うまく立ちまわれそうな気もする、少なくともアリアよりは。
身内に反逆者がでても一族郎党皆殺しではないんだね。
そしてスターク家が珍しくかかわっていない前王の一族ターガリエン家の生き残りであるデナーリス、彼女が1話から一番強くなった人物かな。最初は愚兄ヴィセーリスに利用されているだけっぽいふわふわ少女でしたが、馬の内臓を生で貪り食うくらい成長した。
特に血縁とか関係ないところの王に嫁ぐのはリスク高すぎる気が。
あの時デナーリスが襲われている女を助けようと思わなければ、ドロゴは死ななかったよね……。助けて損したってくらい腹立つ女だったしね……。思えばファンタジーファンタジーした生物が出てくるのはこのドラゴンがホワイトウォーカー以来2種類目だね。ダイアウルフは犬っぽいので……。
デナーリスがほんと女王なのでこれからの活躍が楽しみ。
サーセイを筆頭にラニスターの人間はみんな屑かと思いきや、小人症のティリオンだけはまともな神経をしている様子で憎めない。10話ではラニスター家当主のタイウィンが新王ジョフリーとサーセイのやりようを危惧してティリオンを王の”手”として遣わす。ティリオンが王家の良心になるのか……?でもやっぱりサーセイが憎いのでラニスター家滅しろ!と思いながら、今度は第2章。