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【映画感想】ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 - ストーリーの流れ

2作目を観るにあたって、過去記事がまるで参考にならなかったのでもう1度観直して記事書いた。

なんか……クリーデンスがこんな重要キャラだとは思わなかったからさ……

さっくり話の流れ説明。

”黒い魔法使い”鑑賞の上でこういう伏線だったんだなってところは書いちゃってるので、”黒い魔法使い”のネタバレが少々含まれます~。

観たけど前作忘れたっていう私みたいな人だけどうぞ。

 

 

1926年、アメリカ。

グリンデルバルドの脅威と、頻発する不思議な現象のお陰で魔法の存在が人間に露見しそうになっていた。

イギリスからアメリカにやって来たニュートは、銀行の前で、魔女が人間を脅かそうとしていると主張する組織「セーレム救世軍」の演説を目にする。

それをぼけっと眺めているとトランクからニフラーが脱走。

ノー・マジのジェイコブは缶詰工場で働いているが、パン屋を開きたいという夢のため、銀行に融資を頼みに来ていた(担保がなく断れられる)。

ティナはこのセーレム救世軍の様子見をしていたところ、怪しい様子のニュートに目をつける。

親切にもニュートが落とした卵を拾ったジェイコブはニュートが魔法を使うところを見てしまう。貴金属が好きなニフラーが銀行の金庫に入り込んでおり、ニュートはそれを回収すると警備の目を欺くために魔法を使い、脱出。そこをティナに見られたばかりか、ジェイコブにオブリビエイト(忘却術)をかけようとしたのに逃げられてしまう。

いきなり「すぐに済むからじっとしてて」とか言われたら殴って逃げたくもなる。

 

ティナは魔法生物を逃したこと、ノー・マジに魔法を見られた上オブリビエイトをかけなかったことを咎める。

クーザに連行するも、マクーザの人たちはティナに冷ややか。

ティナは真面目なんだけど真面目すぎて頑張りが空回りしているタイプの人。

 

「セーレム救世軍」を率いているのはメアリー・ルー・ベアボーン、クリーデンスの養母。クリーデンスはこの養母の圧力に参っているためか、怪しい人間と接触している。この人物がグレイブス、マクーザの人。

親が抑圧的だと子供は甘い言葉で惑わされて道を踏み外しちゃう。

 

トランクが取り替えられてしまったことを知ったニュートとティナはジェイコブを探すが、偶然? 遭遇した爆発現場がまさにジェイコブの家だった。

ジェイコブはトランクから飛び出て来た魔法生物に噛まれていた。手当のため、自分のアパートへと案内するティナ。ティナは妹のクイニーと二人暮らし。

クイニーはノー・マジと話すのは初めてだと大興奮。

ジェイコブも美しいクイニーと魔法に釘付け。

いずれは全て忘れなくてはならないということを受け入れつつ、ジェイコブはニュートの魔法生物捜索に協力することに。

セントラル・パークへと向かう道すがら、「君って人に好かれるでしょ?」「僕は人をイラつかせる」とジェイコブに話すニュート。

騒ぎを起こしては人を巻き込むので内心「そうだね……」と思う私。だからモテないキャラかなって思ってたんだもん。

道中の宝飾品店でニフラーを発見。

銀行といい宝飾品店といい、どう見ても強盗そのもの。

警察に追い詰められるが、偶然出現したライオンに警察が気を取られた隙に、二人は逃げ出す。

 

そして二人は協力して魔法生物を回収。トランクに入ってところ、ティナがトランクごと二人を確保。

 

一方その頃、ニューヨーク上院議員が演説中に死ぬという事件が起きる。

公衆の面前でありえない死に方をしたので魔法の存在が露わになると騒ぐ魔法界。

アメリカが機密保持法を守らないからだ、ヨーロッパはグリンデルバルドを野放しにしていたと互いを責め合う。

そこへティナが乱入してニュートたちをトランクごと引き渡す。

タイミング最悪。

そこで「スキャマンダー? 英雄テセウス・スキャマンダー?」「いや、その弟だ」という発言がある。名前だけは出てたんだね。全然注意を払ってなかった。

議員を殺したのは魔法生物か? という話になるがニュートは「オブスキュラスの仕業だ」と主張。しかしトランクの中にはかつてスーダンの少女から引き剥がしたオブスキュラスが入っており、ニュートはグリンデルバルドの信奉者ではないかと疑われる。

人間界との戦争を引き起こそうとしているのではないかと。

そしていきなりティナとニュートは死刑だとグレイブスに言われる。法律はどうなってるんだ。

執行前に記憶を見せられるティナ。ティナがクリーデンスを慰めている姿に、メアリーがティナを魔女と罵っているところまで。

グレイブスの独断だからなのか警備が少なく、ボウトラックルの解錠で脱出した二人。ティナの協力もあってトランクも取り戻す。グレイブスが魔法生物に罪をなすりつけようとしていると言うティナ、ティナが闇祓いだった頃使っていた情報屋を訪ねることに。

ここでティナはセーレムとの関係をニュートに話す。

メアリーから虐待されているクリーデンスに深入りして集会で騒ぎを起こしてしまい、多くの人間にオブリビエイトをかけなくてはならなくなったため、調査部をクビになったことも。

 

情報屋はニュートからボウトラックルを巻き上げようとしたばかりかちゃっかり懸賞金目当てに通報していた。

逃げ延びて残りの魔法生物を回収した後、クイニーがトランクの中で飾られている写真を見て「リタ・レストレンジ?」「レストレンジ家って……」と言う。レストレンジの名前が何? ベラトリックスの夫は死喰い人だったし、リタの父も善人ではなかったので純血の中でもあまり評判はよろしくないのだろうか。

「学生時代に親しかったのね。長い間。彼女は”奪う人”で、与えてはくれない」と話すクイニー。

傷ついた心は読みやすいとも発言している。

二人の仲が疎遠になったのはリタとテセウスの婚約だか交際以前にも何かありそう。

 

その頃クリーデンスはグレイブスにオブスキュラスを探すよう言われていた。

オブスキュラスだったのは彼の妹のモデスティ。それはメアリーの知るところともなるが、即座にオブスキュラスによって死亡。クリーデンスはグレイブスにモデスティのことを知らせる。

「僕を助けて」と縋るクリーデンスに、グレイブスは「妹はどこだ? このままだと妹が危ない」と言いながら、居場所がわかると「君はスクイブだ。会ってすぐにわかった。もう用は無い」と突き放す。スクイブとは魔法使いの家系に生まれながら魔力を持たない者のこと。分かっていたのに、グレイブスはクリーデンスに魔法を教えるとか、魔法界に迎えるとかいう話をしていたんだね。

怯えるモデスティに話しかけるグレイブスだが、その時グレイブスに裏切られたことを悟ったクリーデンスのオブスキュラスが暴走。

 

ニューヨークの街を駆け抜けるオブスキュラスの後をニュートたちも追いかける。

グレイブスは「オブスキュラスを宿しながらそれほど生きるなんてすごい! ミラクル!」と手のひら返し。

クリーデンスは街を破壊しながら地下鉄に逃げ、ニュートが声をかけて宥める。

ニュートや、以前優しく接してくれたティナの声には一応耳を傾けるクリーデンス。

しかしグレイブスを信じて散々だったのですぐに信じられはしない。

そこへマクーザの面々がやってくる。刺激するなって言ってるのにみんなで攻撃。

なんかこんなの最近も見たような気がする。

一応クリーデンスは死んだみたいに見えるね。

グレイブスはこの行いを愚かだと罵る。「機密保持法? 誰を守る法なんだ?」と。

もう従えない、と言うグレイブスの杖を取り上げるよう闇祓いたちに命じる議長。

グレイブスは抵抗するが、注意を払っていなかったニュートの魔法生物により捕らえられて正体が明らかに。彼はヨーロッパを襲撃して騒ぎになっていたグリンデルバルドだった。グレイブスの正体がグリンデルバルドであったことをクリーデンスは知らないので、彼が二度も利用されようとしていると思うと心が痛い。

 

グリンデルバルドを再び捕らえた功績によりニュートの罪はチャラになり、イギリスへ帰ることに。街を騒がせた魔法も、雨の力でさっぱり消却。

ジェイコブもまた三人に惜しまれつつ、人間界の日常へ戻っていった。とりあえずは。

ニュートの計らいにより担保を手にしたジェイコブはパン屋を開いて大繁盛、客としてきたクイニーと微笑みあう。2ではパン屋どうなってるんだろう。長い間店長不在か?

 

ニュートは港でティナとお別れ。本が書くつもりだと話すとティナは「それってリタも読む?」とヤキモチ。ニュートは「彼女が今何を好きかわからないよ。人って変わるから」と答えます。はあ……。

 

そんなんでラスト。グリンデルバルドが議長に「捕らえておけると思うな」と言う言葉通り次回作で脱獄するわけね。

ハリーポッターシリーズではシリウスも脱獄してるし死刑なんていう重い罪になったはずのニュートまで逃げおおせているので割とザル監獄のイメージがある……。

 

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