10月発売のアサクリ最新作!
昨年のオリジンズはエジプトが舞台でしたが、今回の舞台は古代ギリシア。
オリジンズでアサシン教団の起源を描く、って感じだったからあれ以上古くなることはないと思いきや、さらに時代を遡ることに!
プレイヤーはアレクシオス(男)かカサンドラ(女)のうちどちらかを選択。
私はアレクシオスにした。なんとなく女でパワーが弱かったら嫌だなと思って。
多分そんなことはないんだろうけど。
ケファロニアという何もない小さな島から、傭兵アレクシオスのストーリーが始まる。
主人公は最初から最後まで傭兵で、暗殺を請け負うことはあってもアサシンと称されることはない。
実は当初心配していた集団戦闘、ゲームの始まりはまさしくここから始まるのだけど、やって「こんなのアサシンクリードじゃない」と一瞬思う。
でも、それもゲームを進めるうちに傭兵としてただ戦場に飛び込んでいるのであって、この戦場がメインだというわけではないので楽しめた。
やればやるほど「アサクリだ〜」ってなるしね!
大体のシステムはオリジンズと大して変わりないかな。
体感だけどオリジンズより敵の諦めがいい気がする。
オリジンズはいつまでも探し続けてウザいのでバレないことが大前提だったけど、オデッセイは諦め早いので例え死体が見つかっちゃっても問題ナッシング。篝火に罠さえ仕掛けておけばね! おかげで弓が大活躍。飛び道具大好きマンなので……。
アサクリは歴史上の人物と神(ではないって作中で言及されるけど)が出てきて、でもそれがマッチしているところが魅力だと思うのだけど、オリジンズやオデッセイのように紀元前までくると神話の神々や怪物が近い存在でも不思議ではないような気がする。楽しかったのはコスモスの殲滅のようなアサクリらしいターゲットの暗殺の他にも、神話の怪物と戦うっていうのもかなり面白かった。私はドラクエ7のダイアラックを思い起こさせる石化の神殿が好き。メデューサ戦も好きだよ! 勝てない人は柱の陰から矢で撃ちまくると勝てると思う
システム的にはオリジンズよりも楽しかったけど、正直フィールドを歩いて楽しかったのはオリジンズの方かな……。
だってオリジンズこれだよ!?
ピラミッドとかスフィンクスとかのような、「お〜これこれ!」っていう建物が個人的にはギリシアに存在してなくて。
この遠くに見えるピラミッドとかな…。
見てるぶんには砂漠ってエキゾチックで好きなんだよね〜〜
私自身がギリシアの建築とか歴史に疎いこともあって、何に登ってもどこへ行っても大した感慨がないというか、どこも景色同じに見えるというか……。
いや綺麗なんですけどね??
自分の選択がその後に影響してくるのはシリーズの中でもすごい好みのシステム。
選択の余地なく相手を救うことになるのと、見捨てるか救うのか二択で救う方を選ぶのかでは、自分に酔える度が違う。
私はできるだけ聖人君子のように生きたよ。
疫病が広がるのも防いだし。ボイペーの友達を見捨てたけど。
でもアサクリシリーズの、過去を追体験しているという前提を考えると本来プレイヤーに選択が委ねられているというのはおかしな話だよね。それもあって、深く考えさせないために現代パート少ないのかな? って思っちゃう
フリーズすることはそれなりにあるみたい。
私も完全なフリーズを一回経験した。他はフリーズした? と思っても、しばらく経つともとに戻ることも多かったしそもそもプレイ時間に対して圧倒的に回数が少なかったから別に気にならなかったかな。
海戦も楽しいし今回「いらねーよこんなシステム!」っていうのはなかった、な。
本編トロコンまでのプレイ時間は83時間。
最後に残ったのはアドレスティア号を最大までアップグレードすることだったので、最後の方は海賊行為に勤しむことになった。でももうここまでくるとそこそこ強いので体当たりしまくる。
今回は意識しなくても取れるとトロフィーが多いのと、極端にめんどくさい感じのトロフィーがなかったので真剣にやりこむのが苦手な人でもトロコンできるんじゃないかと思いう。
現代編に戻ることが過去作に比べても少なめなので、没入感も維持できる。
アサクリはその舞台となった時代や国に対する好みもあると思うけど、それを除けばこのオデッセイは最高傑作にして集大成なのでは。っていうかオリジンズから1年程度でこのクオリティの新作出すのすごくない?