うん……。
(原題:Shape of water)
テキトーなあらすじ
声が出ない障害を持つイライザは自身が働く施設で虐げられている半魚人に接触するうち、彼を愛するようになる。
ごめん、ぜんっぜん面白くない……。
映像は綺麗。温かみのある感じで、イライザの同僚のゼルダがいて、イライザの理解者であるジャイルズがいて、少ないけれども確かで、穏やかな幸せ感がある映像。
職場にやってきた半魚人に卵を与えたり音楽を聴かせたりして交流を図り、喋れないからこそ、丁寧に意思の疎通を図ろうとするイライザとそれに応えてくれる半魚人。捕まえられてきた重要機密であろう生物に気軽に清掃係が接触したり食べ物与えたりできるセキュリティガバガバか? って感じだし、そんなことしようと思う!?普通。理解できない。
まあ100歩譲って半魚人と交流を深めて、生体解剖から救うために逃がそうと思うところまではいいとしても、それが愛情に変わるか?
同情が純粋な愛に変わることってあるかな。同情は結局、愛と勘違いしただけの同情なんじゃないかな……。
多分、私の考えでは同情が愛に変わることなんてほぼないと思ってるから、イライザの心の動きに共感できないし不自然に感じるんだと思う。
イライザは、自分が話せないから、言語でのコミュニケーションをしてこない相手がよかったのか? それがこいつじゃなくても……と思ってしまう。
私の頭が硬いのかな。
感想らしい感想も浮かんでこないよ……正直なところ。でも評価が高いから困惑している。
それよりただの同僚なのにこんなに親身に助けてくれるゼルダの優しさに震える!
最後まで庇ってくれる同僚なんてなかなかいないよ。
あと、”神”として崇められていた彼にやはり特殊な力があって、傷を治すことができるんだけど、ジャイルズの頭に手を置いたら髪が生えてきたってやつ、あれはちょっと面白かったかな……。それだけ、かな……。