自殺者数が増えるという9/1を目前として、夏休み最後の日っていう学校が多いであろうこの日に無料公開されている映画。上映中の映画の無料公開に踏み切るのすごい決断だなって思ったけど、監督が電通社員って聞いて「ああ〜〜しそう〜〜」って思った。
テキトーなあらすじ感想
最初の1時間で「まだ半分!?!?」って叫ぶ
もうとにかく演出脚本演技が諄いの一言。
TOO YOUNG〜と一緒で邦画の悪いところグツグツ煮詰め系。
ぴこぴこファミコン風の演出が全編にわたってあるんですけどまあそれはいいんだ、でもそれがどんどんひどくなって文化祭的なカラフルで作り物っぽい画面になっていくんだけど「いつ終わるんだ」としか思えなくなってしまった。
あと個人的に、事件の犯人を無責任で無関係な人がリンチして追い込むの大地雷なので(もちろん現実でも)そういう展開があるのほんと嫌だったな。法治国家に生きてる自覚があるのか??
つまんなさすぎてなんの感想も浮かんでこないんだけど、まあ最初の1時間はギリギリ面白かった。テンポも良かったし。最初の1時間は。
無料のものにあまり文句言うのもな……と思ったが本来これで金取るんだもんね!劇場で観ていたら多分失神している。
絶賛コメントも多いので(でも絶賛している人のコメント見てると「別の映画観てる??」って思う)刺さる人には刺さるのかもしれないけど。そもそもこういう、エキセントリックにしてやろう感ある演出とふわふわしたカメラワークと現実離れした色彩が苦手なので私に刺さるわけがないといえばないのかもしれない。
これを悩める中学生が観たとして、前向きな何かを感じ取れるのかしら。
私が中学生の時にこの映画を夏休み最後の日に観ていたら「もっと有意義な時間の使い方があったな」と思ってしまうよ。
もっと爽やかな終わりだったら良かったのかも……。完全に別物になってしまうけど……。