1Dの話していい〜〜!?
いいよ〜〜〜!!
今日はOne Directionのアルバムをね……紹介する。
今年で結成10周年。
っていうか私1Dの話になるとめちゃくちゃ語りモードになるけど許して
私の青春そのものなので……。
走馬灯を自分で選べるならこれにする。
アイドルに熱狂するのにも素養がいると思うが、自分にはないと思っていたそれがあると思い知らされたのが1Dの存在。
自分がガチガチにアイドル売りしているタイプの男性アイドルグループをアイドルを応援する立場で好きになったのってSuper Junior(韓流)が初めて(*5iveは存在を知った時点で解散していたから……)なんだけど、それでも全然ここまでの熱狂度ではなかった。今はなんだかんだそれに近いものがあるけど、でもやっぱりそれも1Dを経たからだと思う。
あの頃はゴシップ誌をめちゃめちゃ読んでた。
っていうか何なら今でもゴシップ誌は彼らの動向を追っているからね。定期的に1D再結成に前向きな発言をしたとか誰と誰が連絡とったとかそんな話してるから。
そしてそれを見る私
THIS IS USの話をしているようでしていない、ゼインの脱退騒動とOh No Louis騒動を記した記事はこちら
目次〜
One Directionって何
ワン・ダイレクション通称1D(ワンディー)はイギリスのオーディション番組XファクターでPDサイモンコーウェルに見出された5人が組んだアイドルグループ。
「今世紀最大のボーイズグループ」は当時盛んにメディアが枕詞として1Dに冠していた文言であり、決して私が勝手に謳っているわけではない。
メンバーは年齢順にこの5人。()内は1D休止後の活動。
ルイ・トムリンソン(そこそこヒットしたシングルが何曲かあり最近アルバムが出た、この春来日予定だった)
ゼイン・マリク(2015年脱退。ソロアルバムがそこそこヒット)
リアム・ペイン(ソロシングルが結構ヒット、最近ソロアルバムを発売)
ナイル・ホーラン(ソロアルバムがそこそこヒット)
ハリー・スタイルズ(ソロアルバムがそこそこヒット、『ダンケルク』に出演)
1Dの頃ほど話題になっていないのは仕方がないとしてもみんなそこそこソロがヒットしている。組んだ相手が豪華だったりもするのだけど、ゼインに限っては「こういう曲をやりたかったんだね、本当は……」という思いで胸が締め付けられた。好みかどうかは別として。1Dの中では歌うまメンバーではなかったナイルが意外と健闘しているというか、自分の声にあった曲にしていて感動した。
私はルイの声が一番好みだから贔屓目なんだけどルイの曲はどれもすごくいい気がする。
さて、1枚1枚のアルバムを見ていこう
アルバム
What Makes You Beautiful
ア、アイドル〜〜〜!!
What Makes You BeautifulのMV観た時は「Westlifeかな?」と思ったが、Westlifeとの違いはこの明るい青春感!! そしてちょっと垢抜けていない感!
私イギリスの爽やかさとやんちゃさが共存しているボーイズグループが大好きなので(5iveとか)もうたまらん
Up All Nightツアーはちょっと演出にも力入れている部分があってよかった。
っていうか歌詞の初々しさ。
私は”俺のこと好きだろ”系の高圧的な俺様曲よりも、腰低めに淡い恋心を歌ってくれるひたむき曲が大っ好物なのでこの頃の1Dはもう最&高。
One Thingとか少女漫画の世界だもん。
Save You Tonightに
"I can be no superman but for you I'll be superhuman"
っていう歌詞があってな……
1Dってこうなの……特に初期曲はこういうメンタリティなの……。
1Dって心を救ってくれる存在だったの……。
Stole My Heartとかさ……声変わり前なん?ってくらい高めの声で可愛い。好き。
1Dの中でそんなに有名な曲ではないけど1番好きと言っても過言でないくらい好きな曲。
青春の綺麗なところを全部集めてさらにキラキラさせたみたいな、若々しさと瑞々しさに溢れたアンチエイジングに効くアルバムNo.1です。高い美容液なんぞ買わんでいい。基本、常に女の方が上というか、素敵な君に近づきたい系の曲が多い。彼女の名前すら知らないから。純愛どころの騒ぎではない。物語で言うとプロローグもプロローグ。
Take Me Home
あの、これ……CDだと思うじゃないですか?
CDじゃありませんよこれ。少女漫画ですよ。
歌詞が全部、最高に甘いのに全然エロくない。
洋楽の歌詞ってなんか甘さとエッチさが両立しがちな気がするんだけどこれはもうひたすらにピュアな甘さ。
アイドル〜〜〜!!の全盛期はこの頃だと思っている
映画THIS IS USはTake Me Homeツアーの映像を使っているんですけど、日本のシーン、メイドカフェでの「萌え萌え〜〜!」からのTeenage Dirtbag、凄くない? 振り幅。
それでこのTeenage Dirtbagという曲、原曲を確かにギークっぽい人たちが歌っていて、MVはギークっぽい男の子がクイーンビーぽい女の子に恋しているんだけど、この曲をボーイズが歌って、そんなわけはないんだけど、こんなかっこいい男の子の存在を知らないわけがないだろうけど、でも彼らはそう歌う。
君は俺のことなんか知らないだろうけど……って歌うの。
ほらキックアスでもアーロンジョンソンめちゃくちゃイケメンなのにオタクだからイケてない扱いじゃん多分ああいうのと一緒。
こんな可愛い男の子が「一緒にアイアンメイデンを聴こう」って誘ってくれる。
え〜〜聴く聴くめっちゃ聴く〜〜!
可愛いやらかっこいいやらやっぱり可愛いやら、何を隠そう1Dってめちゃくちゃ凄いグループなんだなと思ったのってTHIS IS USを観てからなんだけど、1Dがその後出てきたn番煎じと決定的に違ったのはこの素人っぽさというか素っぽさというか、グッドルッキングボーイズでありながら身近にいそうっぽさ、でも絶対いねーよっていうキラキラ感だと思う。
そしてこの時のルイの激甘ボイス、アイドルの鑑。
Live While We're YoungのMVもすごくて、グッドルッキングボーイズがわちゃわちゃ楽しそうにしていて仲間とはしゃいで騒いで……こんなの嫌いな人いなくない??
ここでも見られる船漕ぐみたいな振り、コンサートでも必ずやってくれていたのにだんだん雑になり、ついにOn The Road Againツアーではやってくれなかった。私はこれをやりにたまアリに行ったようなところあるので残念だったな。
私はここに収録されているI Wouldが凄く好きで、この歌詞の中で想っている女の子には既にイケイケな彼氏がいるという設定で、でもその子のことを想っているっていう歌詞。
可愛いブリティッシュボーイズにこれ歌われてキュンとせずにはいられない。
1Dの(特に初期)曲全てに言える感情……。
Over Againもすごい。
もう一度やり直そうっていう歌詞なんだけど、ウッ……彼らはね……聴き手の”傷を癒そうとする力”がすごい。もう優しさの値がカンスト。まあ作詞したのはエド・シーランなんだが……。
MVがめちゃくちゃに可愛いのもこのアルバム。
セーラー服可愛い。それに、KISS YOUのダンスシーンを見てほしいんだけど、ゼインのダンスがなんかちょい下手なのが可愛い……。
1番の歌うまメンバーでイケメンなのにダンスが下手(多分決められた振付をするのが苦手なタイプなのだろう……)、そこがいい。
Last First Kissもトキメキ爆発。こんなグッドルッキングボーイズが(以下略)。
キラキラっぷりではUp All Nightに全然引けを取らず、さらに洗練されてたとえ老衰で死ぬ直前に聴いても心がティーンの頃に戻るであろう、そんな少女漫画です。
私はこれの初回盤を当時プレ値で買った(今は価格が落ちていて定価以下で入手できる)。
Midnight Memories
アイドルっぽさを残しつつもかなりポップロック寄りになってきて、ゼインどうした??ってくらい彼の歌唱力が大爆発したアルバム。ゼインは歌上手いけど別にリアムだって上手かったし、他のメンバーと大きく差がある感じはしなかったのが、明らかにレベち感出してきたのがここからだと思っている。
Best Song Everで爽やかさは頂点に達しているし、何気にこのMVで見せたルイとナイルの演技力やばくないか??
余談ですがこのMVの最後のダンスシーンの場所、うちの附属大のロビーに似ているのでこれを観ると中高を思い出す
USJのハリドリでHappilyを聴きながら乗るのが好きだったのに……また復活してほしい。
Through The DarkとかAliveとか、ライブ映えする曲も多いアルバム。
Right Nowはこれ以前もこれ以後も含めてゼインの歌声がこれでもかと生きており、多分生で聴いたら成仏していたと思う。今までは歌詞も含めて女の子向けな感じがしたけどこの曲は本当に、老若男女誰が聴いてもいい。人生。ノスタルジーが詰まった曲。男の子も……ちょっとこの曲だけ聴いてみてほしい……。
今までは片想いだったが、今回は付き合ってるな、付き合って結構経ったなって感じの曲が多い。
末代まで語り継ぎたいアルバムNo.1。
Four
私はここから後期だと思っている。時期的な話というより、明らかにアルバムの毛色がこれまでと違う。
なんかここまでくるともうもはやアイドルではないような領域に達して、メンバー作詞のも随分と増えてアーティスティックになり、「これが高みか……」って唸るアルバム。何と言ってもゼインがいい。ちょっとゼインに依存しすぎなのではというくらいゼインの魅力と哀愁が溢れており、それだけに次で彼がいなくなってしまって、「Fourはあんなに良かったのに……」と思ってしまう一因にもなっている気がする。
先行配信曲のFireproofが凄まじく良曲で、ライブで是非とも歌ってほしかったしこれはシングルカットされても良かったのではというくらい好きな曲。
ちょっと想像してみてほしいんだけど、円盤化していない幻のツアーOn The Road Againの幕開けはCloudsだったの、めちゃめちゃ興奮しない?
めちゃめちゃ興奮する一方で、この曲、なんかあんまり明るい曲じゃないというか、盛り上がるけどちょっと「大丈夫かな」っていう歌詞なの。でも王者の孤独的なものを感じてめっちゃ好き。そして同時にあのキラキラ爽やかでいたいけなボーイズがこんな歌を歌うようになったんだという一抹の寂しさ。
ルイの声が好きな私としてはNo Controlもとても好き。
なんかMV作ってくれみたいな運動がファンの間であったのでそこそこ人気のある曲だったんだと思う。かなり良作揃いのFourの中でも。
Steal My GirlのMVはちょっと彼らの魅力の方向性とは違うというか、野性味ありすぎるしどういう世界観なのかもよくわからない。でも前期の「彼氏持ちのイケガールに横恋慕する方」から「素敵なマイガールがとられないか心配する方」になったんだなと思うと成長を感じるような。
18はエド・シーランがかいた曲なんだけど、この歌詞がすごい2014なので歌詞を噛みしめながら聴いてほしい、特にサビ。
"I have loved you since we were 18"っていう歌詞から始まるサビなんだけど、最年長のルイがデビュー当時18歳でした。はあ……
18はもちろんいい曲なんだけどこのアレンジが神
Made in A.M.
ゼイン脱退後4人で再始動したアルバムで1Dの最後のアルバム。
まあ悪くないけど取り立てて良くもないというか、ゼインがいたらこの曲もあの曲もこのパートもあのブリッジももっと良かっただろうな〜〜と思わずにはいられない。
PerfectもInfinityも、ゼインがいればもっと……もっとこう……。
ただノスタルジーが溢れんばかりなので、最後っぽさは満点。
このアルバムで新規ファンを獲得するのではなく、既存のファンにありがとうさようならって言うアルバム。初期が少女漫画なら、さながらこれは卒業文集。
ルイ好きとしては外せないTemporary Fix、初期だったら絶対歌わないような都合の良い男ポジションの曲なんだけどなんかこれ初めて聴いた時、今後1Dは一時的な慰めにしかなってくれないのかなと深読みして勝手に傷ついた記憶がある。一時的な慰めではなく、来年もその先も新しいアルバムやツアーを期待して生きる未来であってほしかったのに……。
「1Dは欲しい言葉をくれる」
THIS IS USでファンの女の子が言っていた言葉です。
歌詞見ているとわかると思うんだけど、歌詞が全部優しい。
ヒーリングミュージックだしファンタジーだし、最高に夢を見させてくれる。
1Dは今からでも追いやすいグループだと思う。
なんと言ってもアルバムが5枚しか出ていない。
それにありとあらゆるサブスクで全部聞ける。
ツアーも映像化されているものが3枚(内1枚は映画なのでサブスクで観られることがある)。
とりあえずTHIS IS USを見てくれれば彼らの煌めきの一端でも見つけられると思う。
そしてゴシップ誌に今でも動向は載っている。
彼らは割とぱりぴなのでセレブのお付き合いとか、そういうのが撮られやすくて面白いものではないかもしれないけどネタ自体は結構いつでも載っている。
ただ昔ほどスキャンダラスではないので、彼らがゴシップ誌でも面白かったのは活動期間中なんだけどね……。