8月の唯一の楽しみかなというくらい待ってた。
前シーズンの感想はこちら
テキトーなあらすじ
只野との恋が終わってVR彼氏に潤いを見出す烈子だったが、課金沼にハマってしまい家計がピンチに。さらにその直後運転ミスでやばそうなお兄さんの車にぶつけてしまう。
一方、烈子への不毛な片思いを続けるハイ田には新たな恋の予感……。
今までのシーズンで一番面白いと思った。
もちろん今までもよかったけど!!
VR彼氏はユニコーンなんだけど、あれが動物界ではイケメンなのだろうか……。
夢を見させてくれる存在のはずが、結構堂々と課金を迫ってくるクズ彼氏。
「服買ってほしい」とか。
そしてどんどん減る烈子の貯金残高。
なんかその残高もリアルというかスタートの時点で大して貯まっていない感が涙を誘う。
フェネ子に「潤いを求めるのは悪いことじゃなくない!?」と言う烈子だけど、潤いに金を吸い取られているのはちょっと……節度というものがあるよね。課金は家賃までって聞いたぞ。
さらにその烈子に追い討ちをかけるのがレンタカーでの事故。
レンタカーってそういうのに保険ついてなかったっけ? 保険きいてこうなんだっけ?
ヤのつく稼業の人かと思われた豹堂は実は売れない地下アイドルOTMガールズのプロデューサーで、お金がないという烈子を経理部長として雇う。
しかしそもそも経営が赤字なので烈子に支払える給与はなく、烈子とOTMガールズのメンバーはただ働きを強いられる。まあOTMガールズはいつか……っていう夢があるからね。
疲弊していく烈子だったが鷲美さんに「やれること全部やったの?」と言われて一念発起、OTMガールズの財政黒字化に乗り出す。
売れない缶バッジを300個も発注する豹堂の経済感覚もヤバイ。業者でももっと小ロットのところとかありそうだけど……。烈子が来なかったらどうなっていたんだOTMガールズ。
少ないながらも初めて給料を得られた烈子が「自分で稼いだって思えるのは初めて」って言っていて、確かに会社勤めだと自分で稼いでいる感はないよね……。しかも経理だし。
営業でもインセンティブとかなければそういう実感ないもんね。
OTMガールズの経営が黒字になった頃、カラオケで熱唱しているところを豹堂に見られてしまい、次の新曲はセンターを烈子にしてデスボ路線でいくことに。BABYMETALを意識しているのかな?
そのライブをたまたま見ていた界隈で有名なブロガー(小宮)に紹介されて人気が出てしまい、烈子のアイドルと社会人二足の草鞋が始まるのであった……。
様子のおかしい烈子を心配して北海道まで追いかけたハイ田は、ふらりと入ったラーメン屋で只野と遭遇。
帰りは只野運転の飛行機で帰ることになりますが、烈子への思いを見破られ、総務の戌井さんのことも恋愛相談する仲に。
只野、めっちゃくちゃ友達にしたいタイプの男だ……。
なんかこれみてからだと只野を惜しむ気持ちが湧いてくる……よりを……よりを戻そう……(烈子はこういうの全部一切知らないけど)。
それに何だろう、前シーズンではあまり感じなかったんだけど、烈子のことちゃんと好きだったんだなと思った。っていうか私誰にでも優しい人が好きなんだけど割と只野……誰にでも優しいね……?
私は大上くん一択って感じだったけど只野もめちゃくちゃアリ(大きな出番が過ぎ去ってから実感)。でも結婚したい烈子とは合わなかったんだよね……。
戌井さんと順調に進展していくハイ田ですが、戌井さんがなかなか肉食系女子なのでグイグイきて、なのにハイ田は烈子のこともあるし煮え切らない。
烈子を諦めようと思っても諦めきれないし、諦めると決心したら烈子からハイ田を頼るような連絡が来て、ついOKしてしまったり。
戌井さんはハイ田に告白して挽回のチャンスを与えるものの……。
角田の解説面白かった。
でもこの戌井さんの押せ押せな感じ、すごくリアルなんだよな……。絶対戌井さんにはハイ田じゃなくてもこの手管に引っかかる野郎がいてくれると思う。
順調に人気を獲得していくOTMガールズだったが、烈子は古参ファンが転じたアンチに嫌がらせをされる。
握手会に来たその人にディスられた後、他の二人が「平気そうだね」って言っているのにマナカが「平気なわけないじゃん」って言っていたのがよかった。マナカ、ぶっきらぼうだけどこういうところの優しさというか共感があって好きなんだよな〜〜
ちなみにこのアンチも握手券100枚持ってわざわざディスりにくる熱心なアンチなんですが、何だろうこういうのってセキュリティとかに止められないのかな。これでいうと豹堂が止めるなり何なりしてもよかったんじゃないのかと思うんだけど……声を荒げているわけでもないから、難しいのか?
そんなある日アンチさんに会社の帰りを襲われ、そこを助けてくれたのがハイ田だった。
その場に居合わせた戌井さんに「ちゃんと考えてくれた結果なんですよね」って言われて、ハイ田の返事は
「ちゃんと考えていたら戌井さんを選んだと思う」。
割と……余計な一言……。
実家に引きこもる烈子に会いにいくハイ田。
しかし弱っている烈子にハイ田の想いは伝わらない。「勝手に気持ちを押し付けてこられても困る」っていうのに対して「気持ちなんて他人に押し付ける以外どう使えばいいんだよ」って言ったの超よくなかった!?!?
でも烈子に振られちゃう。烈子、ハイ田にあまり興味ないんだろうなというかトキメキを感じないんだろうな……。
どうなるのハイ田の恋は!?!?
でもフェネ子に「友達にもなれない」って言われていたけどとりあえず友達だとは思ってもらえていたみたいだし、なんか関係も一歩先に進んだような気がするね……?
結局烈子は引退することになったけど、マナカが「また這い上がって見せるから。見てて」って言ったので……最初はパシリに使ってきたこの子とここまでの信頼関係を築けたことが……嬉しい。ちょうど豹堂にしている借金も完済でき、また烈子は会社勤めのOLに逆戻り。
少なくとも烈子がいなければずっとOTMガールズは赤字だっただろうし、足掛かりをつかめただけでもよかったよね……。
今回の話はアイドル活動が青春っぽかった分、やたらリアルな恋愛劇を繰り広げるハイ田と戌井さんでバランス取れててよかった!
びっくりしたんだけど烈子と私同い年だった……。