月と星のエンタメ感想ブログ、

映画、本、漫画、ゲーム、イベントetc、いろいろなものの感想を書いていきます。役立つ情報はありません

【アニメ感想】Tiger&Bunny2 - 待望の続編だが……

※期待の裏返しで辛口気味

entamestar.hatenablog.com

 

前シーズンが最高傑作といっていいほど完璧なラストを迎えていただけに、今回は蛇足っぽいというか、取ってつけたような続編感が拭えない。

バディシステムというものでタイバニ以外のメンツも例外なくコンビを組み、そのバディ間の問題を都度解決していく1話完結方式が大半で、後半はヒーロー狩りをしている双子の敵をチームでやっつける。

 

タイバニ2には2クール目があるようなのだが、少なくとも13話終了段階ではバディシステムの恩恵を受けている人たち、いない。既存ヒーローたちは前シーズンはタイバニ以外はソロだったが、十分ソロで活躍でき、必要な時には連携できる人たちだ。わざわざバディを組まなくていいが、バディになったらバディになったでそれなりによろしくやっている。が、新人バディはそうではない。バディシステムのおかげでブラックみたいなサポート向きの能力の人や、キャットみたいなポンコツがヒーローになれるのかもしれないが、そのバディ役は普通に割を食ってる。結局現場に出ればバディじゃない人と連携する場面も出てくるのに、バディを組む必要ってあるんだろうか。

……というもやもやも新人がいい子だったら多分消えたのだろうが、3人出てきて、最終回の頃にはめでたく3人全員嫌いになっていたのでもやもやはもやもやのままだった。

この協調性のないトーマスのスポンサーでよかったのか? テンプスタッフ……。

 

前シーズンの時に遭遇せずに済んだ新キャラ問題に直面してしまっている。

次世代を育てる話なのかもしれないが、ヒーローとしてではなく、人間として未熟な少年少女を育ててやらなきゃいけないのだろうか。は〜納得できない。後半チーム戦の成功を目にしてか、ユーリはバディ解体の提案をやめていたけど、普段ソロでもあのチーム戦できたと思う。

 

ラスボスもなんか無理やりにキャラつけされたみたいな……体は大人頭脳は子供みたいな二人組なので、「新キャラこどもしかいないな」という印象。

マッティアはよかった。

 

新キャラの見せ場のためか、今回アニエスや斉藤さんといった裏方の活躍描写に乏しく(っていうか、ない)、舞台もキャラクターも出すだけだしてガワは取り繕ったが使い方忘れました、って感じ。

 

ストーリー、部分部分で見れば及第点だと思うけど、期待していたほどではなかったし、タイバニの続編でなければ来週には忘れているような内容だと思った。バーナビーの一時離脱とか必要だったかな? つまらなくなってるんだけど。

次クールで巻き返してくるのかもしれないけど、巻き返されなくても13話まで微妙だから人には勧められない。

Netflixオリジナルシリーズはなかったことにしていただいて、地上波でヴィランと戦う正統派続編を作ってほしいという気持ちと、もう何もしないでほしいという気持ちがせめぎあっている。

 

 

 

【プレイ日記】エルデンリング - リエーニエ〜満月の女王、レナラ

前回からだいぶあいてしまって、この2ヶ月ノータッチすぎて操作忘れてた。

 

とりあえず魔術学院レアルカリアまではきてたのよ。3月初めくらいに。

……写真合ってるよね?

で、内部で(リンチにあって)すすめない箇所があって萎え詰み状態だったんだけど、久々にやってみたら逃げ切れたのでそのまま進めた。

見てこのぎりぎり勝ちを、、

 

レナラがいるところまでは相変わらずインディジョーンズみたいな仕掛けがあったり、レナラ第一形態では学徒と思しき敵がブラボの教室棟よろしく床に這いつくばっていたり、学院……なのか? って感じ。

第二形態で突然世界観がFFみたいになる

4〜5回目のトライで勝ったのかな? 結構レベルも上がっているしね。

でも第一形態が煩わしいのではやく勝って終わらせたい〜という思いが強かった。

 

大ルーンを2つ手に入れたので指様(とエンヤ婆?)に褒められました。

この後はアルター高原に向かうものらしい。

アルター高原へは大昇降機で向かう。

これに乗るには割符というものが必要で、1つはリムグレイブに、もう1つはケイリッドにある。ちなみにここにいるNPCがぶつぶつつぶやく独り言は割符のヒントではなく、ここをスルーしてアルター高原に向かうルートのヒントらしい。なんでだよ。割符のヒント言わせろ。ここまで来たらこれに乗りたいでしょ。

 

アルター高原に着いたはいいけど、アルター高原に深入りする前にラダーン倒したいかな。

ケイリッドかなり嫌いなマップなんだけど(敵怖いし)もうちょっと探索しておきたい。

 

エルデンリング、使えるアイテムや必要なフラグ、行けるルート、行き先の選択肢、武器、ステ、装備、育成とか考えることが多すぎて疲れる……自由度高いということなのかもしれないけど……。また続きやるかもだけど気長に……。

【映画感想】RE:cycle of the PENGUINDRUM[前編]君の列車は生存戦略 - 何者かになれる

TVアニメの劇場版あるある・前編は9割総集編。

こちらもご多分に漏れずそんな感じなのだが……。

 

記憶をなくした幼い冠葉・晶馬が、水族館で目を覚まし、「ここどこ? 僕たちは誰?」というところから始まる。水族館で大人の(高校生の)自分を見ていると、ペンギン(新キャラ。プリンチュペンギン)が現れ、2人はそれを追跡する。TVシリーズでは陽毬が探していた「カエル君 東京を救う」を2人は探すが、やはり見当たらない。やがてそらの孔分室に辿り着き、2人は桃果と、桃果と一緒にいるプリンチュペンギンに出会う。桃果は2人にはなすべきことがあると告げ、記憶を取り戻すために1冊の本を読ませる。その本に、TVシリーズでの出来事が書かれているのだ。そして回想という形でTVシリーズ総集編が始まる。

 

総集編はTVシリーズの12話まで。だが、かなりの駆け足。そのおかげで荻野目苹果のヤバいやつっぷりに拍車がかかっているが、まあもともとやばいやつだったしいい……のかな?

TVではぶっとんだ苹果とそれに付き合わされる晶馬が面白可愛かったのでこれがダイジェストにされるのはもったいないような、でも全部されたら冗長なような。

真砂子などは顔見せこそあるが超影が薄い。いるかどうかわからないけど、TVシリーズ未見の人には一番意味がわからないキャラクターかもしれない。

というか初見で意味わからないのはTVシリーズもそうだから安心してほしいが、この情報量をさすがに2時間に詰め込まれると頭パンクしそう。

ちょいちょい実写シーンが挟まるのでさらざんまいぽさある。

TVだと本当に最初の方ラブコメテイストだったのが、映画では抑えめというか、日常の裏にあるドロッと感を普通に見せている。まあ大体TV観てた人がこれ観に来るんだろうからそれでいいのかも。

 

ラストは桃果が消え、プリンチュペンギンが何者か(自称幽霊)に乗っ取られた?ところで終わる。闇ウサギ、、、かな?

 

この一連の回想を除く話はTVシリーズラストの「運命乗り換え」の最中、運命の乗り換えに成功するか失敗するかという隙間の話なのかなと思っているんだけど(そしてその乗り換えに成功してTVシリーズの最後に繋がっているのではと思っているんだけど)どうなのかな?

ペンギン帽ってそれ自体が桃果なのだと思っていたけど、桃果がペンギン帽被ってるってことはこれも誰かなのか、それとも単にペンギン帽が桃果の一部なのか……謎が尽きない。

 

後編はどんな感じになるのかな〜

入場特典のイラストシート、イラストは綺麗なんだけど地味に保管に困る大きさで、……困ってます。どうしよこれ。みんなどうしてるんだろ。ぺらっと渡されると大体紙系特典ってぐちゃぐちゃになっちゃうんだけど、これはビニールに入ってて綺麗に持ち帰れたから綺麗に保存したいな〜。


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【映画感想】ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 - 睡魔との熱き戦い

zzz……アッ失礼

 

(原題:Fantastic Beasts:The Secrets of Dumbledore)

テキトーなあらすじ

ニュート、ダンブルドア、ジェイコブ、テセウス、ユスフ、バンティ、ラリーの7人はグリンデルバルドが国際魔法連盟のリーダーになることを阻止するべく、ブータンで行われる選挙に、純真な心の持ち主を見抜けるという魔法生物・キリンを運ぶ。

 

結構困惑してる……。

大した見せ場がないからつまらないのかもしれないが、前作で「えっこの先どうなるの」と思わせられた事柄が全部ぬるっと解決して振り出しに戻ったことに対する戸惑いも強い。

登場人物、前回起こったことちゃんと覚えてんのか? テセウスは婚約者を失っていて、ニュートにとってもリタは特別な存在だったはずなのに一切スルー。テセウスの影がめちゃくちゃ薄い。一応あれから数年後設定のようで、いつまでも悲しみの中にいるわけではないのだろうけど、それにしてもグリンデルバルドなんとかしなくちゃという動機の中に、彼らの個人的感情が含まれていないように見える。もういっそユスフと一緒にリタの記憶消してもらった方がよかったんじゃないか? ユスフがリタに大した感情を抱いていないようなのは理解できる。急に血のつながりが判明しただけで、それまで特に交流もない他人だったわけだし。クイニーが言った妹が殺されたことを恨みにも思っている云々はそれっぽく見せるための嘘だと思うのよね。

前回クリーデンスはキーパーソンなんだねとか書いたけど、このグリンデルバルドの使い捨てっぷりを見るにそんなに大切に扱うべき人物でもないのだろうか。前回もっとクリーデンスがグリンデルバルドのもとにいることは大ごとみたいな感じだったじゃん。

っていうかダンブルドアの秘密って何だよ。アリアナが兄弟喧嘩に巻き込まれて死んだこと?それともクリーデンスがアバーフォースの息子だとかいう方? ダンブルドアがグリンデルバルドに恋愛感情を抱いていたことは前回明かされてなかったっけ。いずれにせよ大層なサブタイトルの割には、明かされて驚くような秘密は何もなかった。

 

キリンは指導者を選ぶのにも使われたという生物で、映画の冒頭は、キリンがこどもを生み、それをニュートとグリンデルバルド陣営と奪い合うところから始まる。グリンデルバルド陣営に奪われたかに見えたが実はキリンは双子で、結局両陣営が一頭ずつ所有することになる。もうここがさあ、2撮った時絶対考えてなかったでしょと思う。2撮った時には考えていなかったようなことをいきなり都合よくぶちこんでこられても唐突だとしか思えない。

 

グリンデルバルドに利用されていたクリーデンスはとうとうグリンデルバルドに反旗を翻し、アバーフォースと共に家に帰ることに。クリーデンスは「気にかけてくれていたか」とアバーフォースに尋ね、アバーフォースは「いつも(気にかけていた)」と答えて、クリーデンスが2作の間に抱えていた孤独がさらっと解決。しかし死期も近いことだしエズラ・ミラーは最近いろいろあるのでもう次作では降板という形で死んでるかもしれない。

 

クイニーはクイニーで今回あっさり戻ってくるけど、前作の時にはまさか次で戻ってくるとは思わなかった……。今の法律では魔法使いと人間が結婚できないということだったけど、今作のラストで式を挙げてエンディング。籍を入れてはいないとか、そういうことなのかなあ。

ティナは「忙しいから」という理由で今回の作戦にはほぼ関与せず。なんか大人の事情を感じる。ナギニは出番なし。

 

グリンデルバルドが国際魔法連盟の指導者になろうとするのは、わかる。それを阻止しようとするのもわかる。今回はそれを阻止しただけで、あまり話が進んだ気がしない。

前回起こった悪いことはみんななかったことになりました、って感じ。

 

いや〜〜不満だわ〜〜〜最近キングスマンといいSING2といい、みたかったものをみせてくれる続編を連続でみたから余計にがっかりだ……。

次作映画館で観るかどうか悩むレベルだ……。

といっても1の時そこまでいいと思ってなかったから、奇跡的に2が刺さっただけのシリーズに私が期待しすぎたのかもしれないけどさ。

 


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【イベント感想】SUPER JUNIOR Japan Special Event2022〜Return of the KING〜4/2

Return of the KINGはスジュっぽくない……トンっぽい……(突然の難癖)

 

コロナで判明したけど私あまりオンラインイベントに心踊らないタイプの人間で、別に会報もそんなに興味なかったから、もうELFやめちゃおっかなくらい思ってたけどやっとオフラインイベントきた!

それでもコンサートじゃなくてイベントか〜コンサートと変わらないようなお金を払っていくほどのものなの?ってすごく疑問だったんだけどヒチョルが来ると知ってモチベーションアップ。ヒチョルを生で見られる。やっと全員揃うところを見られるとおもったのだが、シンドンのコロナ感染により揃ったところは……見られず……。

 

SS8の時のペンラとタオル、うちわを持って参戦。

前回天井席だったけど今回は200レベル1列目!最前列!!

前回、最前列の人たちってメンバー別タオルを前のバーにかけてアピってたので私たちもしてたんだけど、それしている人少なめだった。

肉眼で表情がわかる……嘘……。

声出しちゃいけないので基本拍手なんだけど、メンバーが出てきた時押し殺したような声が聞こえてちょっと面白い。掛け声もできない……。

 

ヒチョルのいるSUPERMAN……ヒチョルのいるBlack Suit……ヒチョルのいるDevil……。

来てよかった……。

 

コンサートでもペンミでもなく、その中間?トーク長めで、でもペンミにしては曲多めで、コンサートほど長くないからコンパクトで……それでも2時間半くらいかな?

 

最後のMENTでイトゥクが「会えないのにELFの会費を払ってくれて……」って言ってて、更新の度に抜けるか悩んですみませんでした!と思った。

 

Miracleも聴けたし、雨のように行かないでとか、まさか生で聴けると思ってなかった曲もあって満足度高かった〜。

スパショもこれくらいの演出に抑えておいてほしい、かも。

演出控えめで見やすかった。

 

 

【ゲーム感想】アサシンクリード ヴァルハラ - 圧倒的作り込みを楽しめるかどうか

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「にゃ〜」を称えよ

 

結構辛口どころかけちょんけちょんなので注意。

さて、一昨年発売されたゲームだが、サイバーパンクと思いっきり時期が被っていたのでノータッチだった。なんか最初起動した時日本語にはできないし血は出ないしどこでアップデートすんの!?と思ったけど、翌日には勝手にアップデートされていた。

まあ首はポンポンとぶけど血の量はやっぱり大したことないというか、アプデ後流血表現を初めて見た時にはブルーベリーでも潰したかと思った。でも流血表現云々とかより、全体的に地味で動きももっさりしていてあまり楽しくない……。

 

ゲームとしては大体オデッセイ寄りの作り(会話での選択肢とか)ながらも、オリジンズより前のアサクリを彷彿とさせる要素(街に溶け込むとか)もあり。

オデッセイの方が親切だったかな?っていう気はする。あっちに鍵こっちに鍵、あれも鍵これも鍵って結構めんどくさいしやる気なくなる。しかもバグが多いので単に見落としているだけなのかバグで鍵が見つからない(あるはずの場所にない)のかわからない。一旦ちょっと前をロードすることでしかわからない。あとストーリー進めないと鍵拾えないのに鍵あるよマークだけ出てるとか(仕様かバグかはわからん)。

 

そして今回地方ごとのオムニバスになっているけど、どれも大して面白くない。小さなイベントですらも面白くない。

ファンには怒られそうだけど、アサクリのストーリー、毎回めちゃくちゃ面白いとは特に思っていないのでそこまで大きな期待もしていない。神話と現実がリンクしているところは面白い(神話の世界に入れるし)とは思ったけどでもストーリーとしてはやっぱりそんなに面白くないし、キャラクターも多分色々設定は作り込んであるが、作り込みすぎていて若干疲れる。疲れを感じさせるほどの作り込みの割に、マクロで見るとみんな同じようなことやってる感じなのが(結社の人間に引っ掻き回される)余計に辛い。

サブクエストも「……それで?」って思うようなものが多いし、話ちゃんと聞かないと何したらいいのかわからない上に聞き直すこともできないし、積み石を何のためにやっているのかわからないし呪われた場所はなぜ呪われているのかよくわからないし釣りはシンプルにつまらないし突然現代の姿……になって足場を移動し、光を操り足場を作り出し、……移動する紙を追いかけるのも辛かった。トロコン派の人はこのすべてをスルーできないの、鬼すぎない? いろいろやらせたかったのはわかる、飽きさせないような工夫なんだろうけど……。

 

今回のアサクリはヴァイキング

オデッセイやオリジンズより後の時代なのに、なんというか……ど田舎というか未開の地というか、野蛮な感じ。そう考えるとエジプトって本当にすごい……。

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コップですらない。飲み比べ。

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絶壁すぎる。今までの主人公絶対これ登れないでしょ!?

どんどん主人公の技術が上がっている気がするけど、逆にのぼれないところがあると「なんでここはのぼれないの?」って思う。

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こういうのは大好き! ウィッチャー3でグウェントに明け暮れた日々を思い出した。

でもグウェントよりは戦略性は低い。負けるほど賽の目が悪いこともそうそうないが、割と運ゲー

 

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スタート時はノルウェー。でも割とすぐイングランドに舞台が移ってのちのちまた戻ってくる。

 

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アサクリ名物・話の長いNPC

アサクリに限らず洋ゲーの連中はみんな話が長いよね。耐えられんほど長い。ドせっかちなので。

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本当にくだらん死に方をしてしまう……。

これは略奪中の様子。仲間を率いて襲撃できる地点がある。オデッセイみたいな集団戦だがオデッセイの方が面白い。なぜだ。

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訳でも比較的韻を踏めているものの、稀に迷う選択肢のある口論詩。

これとかさあ……侮辱に対して斧をお見舞いするのはヴァイキングらしいのでは? ねえ?

 

イングランドはオムニバス形式。

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かっこよ……。同盟を組みたい地域に行って助力するのが主。裏切り者を炙り出したり↑、優しいんだけどちょっと舐められ気味のオズワルドに口論詩の助言をしたり↓。

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令和の感覚でいうとどれもアウトな選択肢。

 

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イースト・アングリアのあざらし。直前にプレイしていたブラボのせいでドキッとした。

 

最初はもうちょっと真面目に書こうと思っていたけどシンプルに疲れた。

PS4だからかもしれないけどどこのロードも長ったらしく、斧のモーションはもっさり気味、加えていうなら足も遅い。これの前にSEKIROをやっていたので余計にそう感じるのかとも思ったが、やっぱり全体的に動きがトロい。そして全体にちょっと陰惨な雰囲気が漂い、気が滅入る。トロコンは頑張れない。

アサシンクリード、オデッセイがやはり私にとっては最高の出来だった。バグやエラーがなかったとしても、そんなヴァルハラにはハマれなかった。と思う。

 

ボロクソ書いたけどヴァルハラ、ストーリーの評価高いっぽいのでちゃんとアサクリのストーリーを理解し、ちゃんとモブの話聞いて咀嚼している人にはいいのかもしれない。

 

【映画感想】シング:ネクストステージ - ずっと待ってた~~~配役が天才

今日午前半休とって観てきた。ザ・バットマンと打って変わって甘口。

予告を見た時に期待していたものがそっくりそのままスクリーンに映しだされ、「そうそう、これが観たかったのよ、これを観に来たのよ」と頭がもげるほど縦に振り続ける2時間だった。これを観たいと思いながらずっと待っていたのよ。意外性とかはないのかもしれないが、期待しているものを見せるというのも大事だし難しいことだと思う。しいて言うならクレイ・キャロウェイが最初の1時間出てこない(出てきても喋らない)ので「出番……まだですか?」ってなる。

しかし大物は終盤に出てくれればいいし、終盤に出てきてくれたらそれだけで「ありがとうございました。」って感じだからそれでいいのだ。

 

あと字幕の公開館少なすぎだよ!? アニメはある程度仕方ないかと思うけど、ヒット曲の日本語歌詞なんて聴きたい人そんなにいる……? いっそ字幕版ではアリアナグランデだけど日本語吹替版では浜崎あゆみです!くらいやってほしい、アリアナの曲を無理やり日本語歌詞にして女優に歌わせなくていい。最近CMで吹替SING2の予告流れることあるけど、そのうちU2の日本語吹替歌詞が耳に入ったらやだな。

 

(原題:SING2)

テキトーなあらすじ

バスターたちのショーは小劇場で連日盛況だが、バスターはもっと大きな劇場でのショーを夢見ていた。ある日有名スカウト・スーキーが来ているのを目にして期待するが、彼女からは三流だと言われてしまう。それでも諦めきれないバスターたちはオーディションに忍び込む。オーディションは即不合格だったが、グンターの突発的なアイデアを社長が気に入り、バスターたちは3週間でショーを作り出すことになる。

 

ナナが、スーキーに三流といわれて落ち込むバスターに向かって、「彼女がひざまずいてあなたに”天才だ”というとでも? 自分が三流ではないと思うなら戦いなさい。ガッツとスタミナと信念を持てないなら、あなたは彼女の言う通り三流なのかもね」と発破をかけるシーンよかった。

この言葉でバスターたちはオーディションに忍び込むけど、他の出演者たちと同じようにほとんど見てもらえることもなく落とされてしまう。

でもグンターが言った、形になっていないアイデア段階の企画が社長に気に入られる。特に15年前に引退した国民的ロック歌手”クレイ・キャロウェイの出演”。

コネがあるかのような振りをしたバスターはミス・クローリーにキャロウェイの交渉に行かせるがクローリーは追い返される。

ロジータは高いところから飛び降りることができずポーシャに役を奪われ、ジョニーはダンスができず、ミーナは恋愛の演技ができずそれぞれつまずいてしまう。

でもジョニーはちゃんと外で自分に合っていそうなコーチを見つけてきて教えを乞えるので「前向きだ……」ってなった。実際それで合っててうまくいったし。できないできないで自己流練習をしてしまうのではないところが……すばらしい……。この「勝ち取っていく」姿勢ががつがつしていないけど堅実で、成功に欠かせない資質だなと思う。前作でもピアノ頑張ってたしね。

 

バスターはショーの準備が思うように進まない中、キャロウェイの出演交渉にアッシュと向かうが、キャロウェイから追い返されそうになる。ここで「帰れ(Go away)!」と叫ばれるがそれが1時間待ってようやく我々が耳にすることのできるボノの声である。

ちょっと感動したのが、ボノの声そのままでなく、ちゃんとキャロウェイ用に声を作っていて演技している。もっとそのままの声を出すのだと思っていたので(テレビとかでしゃべっている時みたいな)。ちなみに歌唱は完全にボノで、歌の時に突然慣れ親しんだボノの声になる。

アッシュはボノのキャロウェイのファンで、キャロウェイが歌えない理由も知っている。キャロウェイからしたらファンとはいえ初対面の子に「わかる」なんて気軽に言われたくないだろうと思ったのだが、キャロウェイを放ってはおけないと言いながら蜂蜜入り紅茶を渡したりキャロウェイの歌を弾き語りしたり(U2の曲だが、この世界ではキャロウェイの持ち歌という解釈でよろしいでしょうか?)してキャロウェイの心を開く。キャロウェイは出演OKした理由を「しつこいから」と言っていたが、たぶんそんなに日にちが経っているとも思えないので結構ちょろい。この蜂蜜入り紅茶、キャロウェイの好物かルビーが淹れてくれたとかの思い出を、きっとかつてどこかのメディアで語ったことがあるんじゃないかな。アッシュがそれを知っていてそうしたんじゃないかな。

作中で社長もポーシャも「クレイ・キャロウェイのファンです~」っていうけど、目に見える形で今もキャロウェイを望んでいる人がいると示し心に寄り添えたアッシュの存在が、キャロウェイを外に引っ張り出したのだと思う。ルビーを愛して作った歌、キャロウェイが歌わなくなっても歌う人がいる……。

 

ポーシャは歌もうまいし度胸があるし何より社長の娘なので役を勝ち取れたけど、演技は大根。バスターはポーシャに、主役をやはりロジータに戻したいと伝え、ポーシャは怒ってそれを社長に伝えてしまう。社長は恥をかかされたと怒り、これだけが理由ではないが、バスターを殺すと脅す。

 

キャロウェイとアッシュがやっとレッドショアに着くと、すでにバスターたちは社長に追い回されている段階だった。しかし一夜限りのショーをしようといい、劇場をのっとることにする。

 

クレイ・キャロウェイが出演するショー、しかも無料ということもあって劇場は大盛況。

ショーが始まり、それぞれが課題を克服した演出を見せる中、ついにアッシュとキャロウェイの出番が訪れる。キャロウェイは「ブランクがあるからやっぱ無理だ……」と言い出すが、アッシュはそこで一人ステージに進み出て「終わりなき旅」を歌う。合わせて観客からシンガロングが発生し、キャロウェイはそこでステージに進み出る。涙で前が見えない。ドルビーシネマにしておけばよかった。私は2年前のライブを思い出していた。っていうかこの光景生で見た!ってなった。観客みんな「わぁ~~~!」って感じだったけど、実際15年ぶりに好きな歌手の復活ステージとか見たら失神する人が後を絶たないと思う。ショーのあらすじはロジータが宇宙で行方不明の探検家を探すということなのだが、行方不明の探検家がキャロウェイ(とアッシュ?)。思い付きだったはずなのにめちゃくちゃ合ってる。

ここでのシンガロングがさ、キャロウェイのことをみんなが待っていたということなんだよね~~~~~~期待が最高潮に達した時に出てくるわけだから演出大成功だよ……

ボノの声量がスカヨハをめちゃくちゃ食っていてちょっと笑った。

「I Sitll Haven't Found What I'm Looking for」という曲名が長いから「終わりなき旅」と記載したけど、結構センスある邦題だよね。U2の邦題結構いいんだよね……The Unforgettable Fireが「焔」とかさ。

「3」を「スリー☆禁断のラヴ・エクスタシー」とかにされてしまうブリトニーが可哀想である、あ、嫌いじゃないですけど。

 

ショーは成功をおさめ、バスターたちはマジェスティック劇場での公演のオファーを獲得。

バスターがキャロウェイに一緒にやってくれるか、と聞くとキャロウェイはウィンクを返す。

これ、「キャロウェイは出ないんですけど……」って言ったらマジェスティック劇場は手のひらを反すと思うね。

キャロウェイとアッシュ、大体隣にいてかわいい。

でも振付師とかダンサーとか製作チームとか、バスターひとりに用意できるはずのないそれらを手配したのは社長だからかわいそうといえばかわいそう。ちゃんとバスターを信じていればこんなことには……。

 

今回の功労者は勿論アッシュなんだけど、アッシュがかっこいいところは映画の冒頭にもある。アッシュはバスターのショーではなく他の小さな箱で歌っていて、ギャラが他の出演者より少なかったからすぐさま降りたんだよね。「他に歌えるところなんてないだろ」と言われても「でもここでは歌わない」ってあっさり言って去ってしまう。かっこよくない??

 

U2がこの映画のためにかいたYour Song Saved My Life、映画観る前に聴いていた時には劇中の奥さんのことなのかな~と思っていたが、今ならアッシュのことじゃん!!!ってなる。

パンフレットによると曲を映画のために作るというのは当初の契約にはなかったがボノが自ら提案して作ってくれたそう。ありがたくて死んでしまうな。

 

(追記:この後ドルビーシネマで1回、極音上映で1回、追加で観に行った。極音上映は家族で行って、親は前作観てないんだけど好評だった! 家でずっとSING2の話してた甲斐があった……。早くBD出てほしいけど、この最後のショーはやっぱり劇場で観るからこそいい、って感じがする。私が劇場で2回以上観た映画、ジョーカーとSING2のみなのウケるな方向性違いすぎて)

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