エンディングのネタバレあります!
いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜……
これ発売前から楽しみにしていたんだけど、そもそもインストールが長い上やっと起動したと思ったらエラー頻発、放置していたらアップデート(長い)→ちょっとやったらまたエラー→アップデート(長い)の連続で、やろうとするたびに長いアップデートが挟まってまともに遊べない期間がかなり長かった。ちなみに今でもアプデとエラー落ちはある。そんなに頻繁ではないけど。
今ではほとんどバグはないけどボタンの遅延(なかなか電話に応答できないとか、なかなかバイクの視点を切り替えられないとか)や強制終了、部屋に閉じ込められるというバグはちょいちょいある。手元を照らす装備品がないので部屋に閉じ込められた時「そもそもこれドア?」という疑いを呼び、探し回った挙句ロードを挟むとちゃんと「開ける」コマンドが登場してバグだったんだなとわかるという、バグか仕様かよくわからないことも多い。
一般的なオープンワールドRPGだけど、一人称視点には結構終盤まで慣れなかった。
fallout4も序盤で積んでるしGTAはテニスゲームと化している
ストーリーはV(主人公)に伝説のテロリスト、ジョニー・シルヴァーハンドの人格がDLされてしまい、このままだと死ぬ(雑)って感じのストーリー。
ちなみに原作は反日感情高まる時代に制作された(?)アメリカのTRPGらしいけど、そのせいなのか作中では色々企業があるのにアラサカだけやたら悪者っぽく描かれがち。ま〜でも私はタケムラ贔屓なのでアラサカの面々は嫌いじゃない。というわけで最初に突入したエンディングは「悪魔」エンディング。
ちなみにタケムラは攻略見なかったら大体の人が死なせてしまうと思う。
私も一度死なせてしまったんだけど、死んだっぽい展開を見てすぐ「タケムラ 生存」でググったのでことなきを得ました。
「ジャッキー 生存」とかでもググった。
■悪魔
アラサカと協力するという選択はアラサカと戦っていたジョニーやジャッキーを失ったミスティにとっては受け入れがたいものだったようで二人からは非難される。でもこっちは元社員なんで(ライフパスによる)。
ハナコ・タケムラ・ヘルマン・オダと協力してヨリノブに立ち向かい、クーデターを失敗させる。
「騒ぎを起こすなよ!」とか言いながらVがトチった対応をしたために警備を轢き殺すヘルマンさん
ハナコに「味方これだけ?」って言われた時のタケムラ
ん〜〜仕事のできる男
無事ヨリノブの野望を挫いたものの、その動機はサブロウの恐怖の支配を終わらせるためだった。ハナコに協力したVは約束通りアラサカの手術を受けることに。
宇宙でアラサカの技術による手術を受けて、日々意義のわからない検査をされてプレーヤーとVのストレス溜まりまくったところにタケムラがやってくる。タケムラから最終的にアラサカの技術でジョニーのチップ取り出しには成功したものの、もうかなりの侵食を受けているとかでこのままだと余命半年だから、このまま地球に戻るか<神輿>に意識を託し、代替の体に入る技術の進歩を待つか選択を迫られる。
<神輿>のおかげでサブロウがヨリノブの体を使って蘇ったように、おそらくVも誰かの体を奪ってそうなる(功労者たるVとの約束はちゃんと守ってくれる……ハズ)のでしょう。倫理的にそれでいいのか?って言いたくなるけれども……生き残るために今までアラサカに協力してきたと思うと、ここで地球に帰るのはもったいないと思って私は<神輿>に意識を託した。
サブロウの復活により恐怖の支配が再び戻ってくることと、ヨリノブによって企業戦争が再び激化するのとどちらがマシなのかはわからない。どのエンディングを迎えても結局はこのどちらかなので、色々企業があるのにアラサカだけが絶対悪みたいな描かれ方だと言ったのはこういうところ……。
その後エンドロールで友人たちの話を聞いていたら最後にミスティが「タロットであなたのことを占ったら悪いカードばかり出た。新しい友人には気をつけて」とか言ってくる。
後味悪
けれど目覚めたあとの楽しみはタケムラがうどんを御馳走してくれそうなことでしょう。
■太陽
ローグとオルトの協力を得てVとジョニーの意識を切り離すもののオルトは「肉体のこと考えてなかったぁ」というこれだからAIはという発言をしてやっぱり先の短い命がVに残されることに。
自分でキャラメイクしたものの第三者視点でVの姿を見ることは稀なので顔を見るたび「は? 誰?」ってなる。
ジョニーはVに引き止められながらも、オルトと共に橋を渡る。
Vは名声を手にし、友人たちから称賛されるし、ミスティも良さげなことを言ってくれるけど、最後のあの表情は何????
なんとなくもやっとしたエンド。
タケムラは罵りメッセを送ってきてくれる。
■星
パナムの協力を得てアラサカタワーに乗り込むエンド。
過程が違うだけで大体太陽と同じというか、オルトと一緒にジョニーが去っていく。
Vはパナムとナイトシティを離れることに。パナムはVの体をなんとかしようとしてくれているようだけど、アラサカの技術でどうにもならないものをなんとかできると思えないので多分数ヶ月後には……。と思ったけどミスティのタロットによるとこの先バッドランズでのいい人生が待っているらしい。
残された時間を恋人と生きるのもいいけど、私はライフパスコーポで始めたのでノーマッド的生き方をするのって転落人生みたいでちょっと嫌だった。ナイトシティで成り上がるという目的からも外れている気がするし。最初からノーマッドだったらよかったのかな。
■節制
残り少ない時間をVとして生きるより、もうジョニーに適合した体をジョニーに明け渡すエンド。ジョニーはナイトシティを離れることになる。
エンドロールのメッセージでは連絡のないことを責められたり、パナムには寄生虫呼ばわりされたりローグには「他人が犠牲になるのはどんな気分?」って言われたり、さんざんな気分。
おそらく私は星からの分岐で節制に入ったのでパナムからこんなに罵られているのでしょう。
太陽からも分岐できるらしい。
ミスティのタロットでは「よくないカードよ、最悪といってもいい」と言われますが、確かにもうVはいないわけだし、Vのことを占ったんだったらそりゃそうだよね?という感じ。
ジョニーはVにもたらされた人生をどんなふうに過ごすのだろうか。
他にも隠しエンディングとかあるみたいなんだけど(特定クエストで特定選択肢を選ぶ)もう1周する気にはなれないので、私のサイバーパンクはここで終わり。
この世界が好きな人はすごく好きだろうけれども、私はもしこれにバグとかなくてもそこまで好きなゲームにはならなかったかも。私は近未来的な世界観より昔の世界に魅力を感じる方なんだなってつくづく感じた。