月と星のエンタメ感想ブログ、

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【ゲーム感想】エルデンリング - 遺灰と屍山血河に救われた王

発売から2週間で飽きてそこから2ヶ月超期間が空いた時にはもう売ろうかと思ったけど、なんとか(攻略サイトとかの力を借りて)トロコン。

 

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■いいところ

・難易度低め(救済措置多め)

トロフィーの獲得率見ても、過去作と比較してそこまでの難易度ではないのかな?という印象。戦い方や武器が豊富なのもそうだけど、ソロでもマルチプレイみたいなことができる遺灰の存在によってかなりボス戦とかは楽になっているのではないかな。フィールドでも敵が多いところは呼べるしね。遺灰もティシーと写し身しか使ってないけど、任せておけば倒してくれるくらい強い。

私は入手後使わないままアプデされて全盛期霜踏みの威力を味わっていないんだけど、でも赤獅子とか屍山血河とか、まだまだ強いなって感じる戦技あるし、連打してたら時々なんとかなっちゃうくらいの難易度。

やっぱりRPGの宿命なのか、SEKIROみたいに一定の難易度を序盤から終盤まで保ち続けるというのは難しいことなのかな。色々手に入れていない、強化も不十分な序盤が一番苦労していた気がする。エルデの獣は2回目の挑戦で倒したけど、マルギットは10回くらいリトライしてるし助っ人呼んだような気がするし……

 

・やらなくてもいい要素の多さ

クラフトやらなくていい。これはよかった。魔術にしろ祈祷にしろ、あったら便利だけど使えるようにならなきゃいけないわけじゃない。大ルーンも人によっては(消耗品ケチっちゃう人とか)死に要素だったみたいだし、私は霊薬もちょっと死んでた。自由度の高さに繋がってるよね。そしてそれとちょっと通じるところがあるが、チュートリアルが最低限。でも見たかったらちゃんとインベントリから見られる。こういうのでいいんだよ! 死にながら覚えるしやりながら覚えるし、結局最後までどうやって両手持ちにするのかとかわからなかったけど、でもそれでいいんだよ。これやった後他のゲームの体験版やったらド親切チュートリアルで鬱陶しかった……。できてもやりたくないこととかがあるんだ、世の中には

 

・世界観

まあ好みによるところなんだろうけど、デミゴッドたちの血縁ぐちゃぐちゃなところとか、私はすごく好きだったね……

 

■微妙なところ

・アスレチック気味

ブラボもたまにエレベーターに突っ込んで死んでたけど、そんなもん。落下死の数は少なかった。でもエルデンリングのアスレチックはやばい。落ちたら死ぬ高さを平気で渡らせられる。ジャンプ力もゴミなのにジャンプも要求される。馬はちょっと跳躍しすぎ。加減が難しい。

しかも「これはいける!」という段差で死ぬ時と「死ぬかな?」という段差で死なない時の差がよくわからない。結局”想定されていない楽”をしようとすると死ぬ、といことなのだろうか。

馬に乗らないと登れないような段差とかあるけど、そういうの見るたびに「それ、狼さんは登れたけどね」と言いたくなる。嫌いな人は結構嫌いでしょ!? こういうの。私は嫌い。

 

・道に迷う

SEKIROにしてもブラボにしても、道に迷うといってもたかが知れてるけど、エルデンリングの迷子はその比ではない。それに大昇降機を動かす割符とか、ラダーン祭りの開催とか、一部NPCイベントのフラグ(知らんうちに折れるもの多数)とか、魔術師塔に至る透明な床(一番はコレ)とか、これ自力で発見したらエスパーでしょみたいな要素がちらほらある。しらみつぶしに探せる人は見つけるのだろうが、いや〜〜〜〜

 

オープンワールドRPGと思うなかれ

オープンワールドとは公式はいっていないが、一部誤解されていそうなので。

超広大だけどやっぱりオープンワールドではないというか、序盤から行けないところは普通にあるし、少しのNPC以外全部敵でそこに暮らしとかはないし、敵は敵で味方の死体発見しても周りを探すとか警戒するとかはしないし、それが前作以前でもそうだったんだけど、そしてそこを変えてほしいとは思わないけど、オープンワールドにかなり近い雰囲気だから違和感は少しあるな、と思った。

 

・終盤は見たことある敵のオンパレード

最初は敵の種類すごく多いと思ったし、多分実際に過去作よりは多いのだろうけれども、終盤は見たことある敵ばかり。ブラボやSEKIROのボリュームでそれをされても気にならなかったが、エルデンリングはマップがかなり広いので、「見たことある敵ばかりだな」と思ってからもそこそこ長い。序盤のボスが雑魚として出てくるとか。それは雑魚だけではなく各地のダンジョンでもこんな感じで、「またこのボスか〜」と思いながら戦う羽目になる。私はそんなにダンジョンへ片っ端から潜っていたわけではないのにこの感想なので、あちこちのボス全部倒したい!という戦闘狂みたいな人はもっとうんざりしたのではなかろうか……。

 

■全体

ストーリーは私が今までやったブラボ、SEKIRO、エルデンリングの中ではダントツでわけわからん。私があちこちの商人から買える情報とか買わなかったからかも知れないけど。

 

2周目いきたくないってことは、そういうことなんだろうなという感じ。

2周したいほどじゃないけど、「あのボスにこの武器でもう一度挑みたいんですけど」っていうのはあるのでボスと戦えるモードが欲しいね〜

SEKIROもだいぶマイルドだったけど、エルデンリングもホラー要素はかなり薄いのでそういうのがだめな人にもいいかも……いや、モーグウィン王朝が若干ホラーか? 忌み捨ての地下はホラーというより迷いすぎてイライラしたからなあ。土管の中で迷い死ぬかと思った。

やりようがたくさんあるから色々試行錯誤したり探索したりするのが好きな人はいいかも。私は何種類もの武器使い分けとか育成とか結構めんどくさいな〜と思っちゃうタイプなので、微妙にnot for meだった。ソウルシリーズやってない身からすると重量の概念が最初わけわからなくて、どっすんローリングだった。

ブラボもSEKIROも武器の数少なめなんだよね。工夫の余地が少なくて……。だから難しいとも言えるけど、逆にだからこそ”武器が弱いのでは?”とか思うことなくボスに挑めてよかった気がする。

 

システム的に、ソウルシリーズやってた人は楽しめてそう。想像だけど。

 

■面白い考察

ネットの海で見かけた面白い考察がある。

主人公=ミケラなのではないかというもの。

睡眠という状態異常を付与できる武器が作中登場するのだが、その状態異常を使ってくる敵はいない。これ聞いた時確かにな〜〜!と思った。確かに後半はそういう状態異常付与してくる敵が出るのか、やだな〜と思った記憶ある。でも出くわさないもんね。まあ普通にDLCが出た時にはミケラと戦うことになるのではと思っていたけど。

マレニアにミリセントがいるように、ミケラにとってのミリセント(のような存在)が主人公なのではないかという。

もしそうでないなら「縁がある」というのはどういう縁なのっていう話にもなってくるしね。

 

DLCくると思ってるけど、それまでモチベを保っていられるかどうか。

そういえばゲームオブスローンズはゲームにならないんだっけ? なるんだったらこんなふうになってほしい。