これ楽しみにしすぎて半休とってまでみにいったんだけど、ちょっと消化しきれなくて感想遅くなってしまった。
ところどころ前作の場面を彷彿とさせるアングル、ポーズがあってサービス的に感じすぎたのと、ハーレイのキャラが普通すぎた。
私はレディーガガのハーレイにとんでもなく期待していたんですよ。
ジョーカー続編が発表された時ショックだったけど、それでもレディーガガがハーレイならすばらしい怪作になるのでは!?!?と大期待してしまった。
ミュージカルになるということだったし、より一層期待していた。
でもさ〜〜〜〜〜〜〜〜
ガガが、、、はっきりとホアキンを食ってるんですよ。
もちろん今作のアーサーが元気ない笑からかもしれないけど。
食ってるのに、描かれ方としてはハーレイの存在には強烈さ、鮮烈さが薄くて、
矛盾している表現に感じるかもしれないけど、ストーリーとしてスポットライトが当たっているのは絶対にアーサーで、ハーレイは添え物のはずなのに、ガガ自身に存在感がありすぎる。
どっち見ていたらいいのかわからない感じだった。
想像に過ぎないことだけど、企画の時には強烈なハーレイだったんじゃないかなという気がする。でなければキャスティングはガガじゃなくてもよかったんだと思うし。
歌うシーンのないハウス・オブ・グッチでさえ、ガガでよかったと思えたのに、これを見終わった後、「これに出る時間でアルバム作るか休息してくれていた方がよかった・・」と思ってしまった。
裁判で証人たちが出てきたのはよかった。
隣人さんとかゲイリーとかだけど、隣人のときには私は眠気で気を失っていた。
ゲイリーは「俺を笑わないのはお前だけだったのに・・・」とか言っていたけどアーサーって前作の冒頭で笑ってたと思うけど・・・。そこのことではないのか?
前作でアーサーはゲイリーに笑われたことないって言ってたからそれを受けての発言だと思うけどさ。
あとはアーサーが、弁護士が虐待の話をしている時には落ち着かない様子で落書きをしているシーンはとてもよかった。正直そこだけが胸に迫るシーンだった・・・。
ドキュメンタリーを見ていると、どんな態度の被告であっても自身の幼少期の虐待について言及されるとき、平常心でいない。
ラスト、アーサーは刑務所内で刺されるが、アメリカ人にとってあれはリアリティのあることなんだろうか。アメリカの作品ではたまに刑務所内で人が死ぬけど、なんでだよと思ってしまうのですが・・・。