テキトーなあらすじ
美少女と熊の着ぐるみが華麗なるカケオチ
……あらすじなんて見ても絶対わかんないよ読んでてもわからないのに
今から読もうか考えている人はとりあえず1巻等と言わずに一気読みして。
前回ピンドラの記事でノケモノと花嫁は同時期に動いていた企画だから共通するテーマがうんちゃらとか話したじゃないですか。
名前にも、世羅晶午と晶馬がまさしく晶+ウマだしヒツジだって陽毬は(メリーさんの)羊だしっていう関連。だからどうしたって言われたらそれまでだけどね!
かたや有名なアニメでかたやマイナー漫画なのが解せない……面白いのに……やっぱり掲載誌がニッチすぎたのかしら……。
なんか改めて読んでいたら私が雑誌で読んだ記憶があるのは1巻の方に集中していたので、こんなに昔の話なのか!という驚きが隠せません。7巻でみゆたんが言っていた通り大ゴマで話が進まないからたまに雑誌チェックするくらいじゃ今何がどうなっていたのかまるきり思い出せないんだよね……。少なくとも6巻以降見覚えある展開は皆無だったので多分この辺からまったく読んでないんだな。
この記事、1回書いたのに消えちゃってショックなのでサクッと手短にいきます。
①何が虚構で何が現実なんだ問題
とりあえず今分かっていることだけで推測すると、ギンの過去編に出てきた学園の方こそ現実なんじゃないかと。で、燃えるキリンがオトナと対立している世界はコドモたちの精神世界の麒麟(作中でも言われていた通り、子どもたちの悲しみが集まってできた的な)なんじゃないかな。ギンの学園生活は妄想だと一刀両断されていたけど、多分真実も少しはあると思うのよね。だって全部嘘なら描いた意味ないし。
少なくともギンはアリス人形をくれる近所の子(=ヒツジ?)とは面識があるわけで、その子から学園のことを聞いて、自分がもしそこにいたら、って想像するくらいはすると思う。アリスに裁縫セットを貸したのもヒツジだよね。
アリスは、おそらくギンがそう望んだからこそギンのことを愛するキャラクターとしてあの世界にいる。で、このアリスが人形であること、ヒツジが自分の分身とイタルの人形を作っていたことを考えると、それはヒツジにとってのイタルもそうなんじゃないかと思っていたんですよ。ヒツジと一緒にカケオチしてくれる、ヒツジの婚約者。ヒツジがそう望むからあの世界でイタルはヒツジを愛して、一緒にカケオチしているんだと思ったけど、じゃあギンが認識しているイタルは何なのか?ってなるとまた振り出し……。もちろんヒツジと面識はあったわけだから、ヒツジからイタル(人形)のことを聞いたのかもしれない。でもそれだけなら執着する理由なんてないよね……アリスと違って自分のものじゃないしさ……。わからん。
②世羅晶午が燃えるキリンにいる理由
燃えるキリンのメンバーはみんな既に1回大人に殺されて亡くなってる。それこそがオトナに反逆している理由なわけだけど、晶午が燃えるキリンの一員なのは真珠の言うように中身がコドモだから、ってだけなのかと思っていたけど、おそらく晶午は晶午で大人に傷つけられた過去があるんじゃないかと7巻を読んで思った。晶午の死にその大人が直接関係ないとはしても、彼が真珠を殺してしまったこと、ヒツジを虐待していたこと、それによって結局死ぬはめになったこと、全部子供の頃に大人に傷つけられたことに根本的な原因があるなら、彼もまた大人に殺されたコドモと言えるのかなあ、と。虐待は連鎖するって言うしな。
虐待といえば、ヒツジが見ている過去で、ヒツジが描いたであろう家族の絵、父にあたる部分だけがぐちゃってなってるのがいいよね……。
7巻は時系列がわけわからなかったけど、100話めはもう現在だよね?まろにえとみゆたんがいるし。
③まろにえとみゆたんはどっち側の住人なのか
精神世界で、子どもたちは現実ではできなかったことをして、現実との折り合いをつけようとしているんだと思うんですよ。ヒツジはパパという障害を振り切ってカケオチし、結婚することで自分の心を救おうとしている。燃えるキリンのこどもたちは自分たちを虐げた大人に復讐している。だったらまろにえとみゆたんは何をしているのかというと芸能活動……だよね。じゃあ現実では芸能活動をできない理由があるんじゃないでしょうか。親がめちゃくちゃ教育系だとか。一見無駄な描写に思えるの、まろにえとみゆたんが出てくるシーンって。でも一応この話って原作があるわけだから先の展開を考えていて引き延ばしているのだとも思えないし、やっぱり出てくるからには何か理由があると思ってます。だからプードルにも何かあると思っている。
以上3点を考えつつ読んでた。
続きはデンシバーズで!ってなってるけどまだ配信されてないんだよね。
いつになったら続きが読めるのでしょうか。
小説も刊行してほしいな……。
今アマゾンプライムで少女革命ウテナを観ていて、これもなかなか面白いからそのうち感想かくかもしれない。
それも終わったらユリ熊嵐を、と言いたいところだけど、私が登録しているサービスで配信されていないから観るのは遅くなるかもしれない。そろそろ他の世界に入りたいし。