これを機に調べてみたら黒執事ってもう10年以上も連載してるんだね。
こういう青年漫画ってもっと早く終わるもんだと思ってた。
私が読んだ時2〜3巻までしか出てなかったと思うんだけど今や27巻まで出ているそうだよ。続き読んでみようかなぁ
なんでこれ観ようかと思ったかというとなんか面白さがある程度保証されているアニメで観たことないやつ、でも一から主人公とか覚えるの辛過ぎというわがままを全部叶えるのはこれくらいしかなかった。さらに言えば話が短いし殺人事件の話なら大体好きだし黒執事はメインキャラは知ってるがおそらく新キャラは知らないので新鮮さも保たれてるだろうなと思った!
Book of Circusも1シーズンで完結だったけど、Book of Murderは上下巻で2時間くらいなのでチャチャっと終わります!
しかも、観てよかったと思うことがあった……。
すっごく面白かったかと言われるとそこまででもないんだが、長いアニメの中の1つのエピソードだと思えば綺麗にまとまっているし、黒執事のキャラクターと設定を少し知ってるだけの私がほとんど話を理解できたので、観てよかったと思ってる。
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テキトーなあらすじ
パーティーに来た人が帰れなくなる
なんか……私の記憶力って……?ってくらい全然キャラクター覚えてない、みた事はあるはずのに!使用人とか!シエルとセバスチャンしかわからない。
同窓会で担任しかわからんみたいな気持ちになる。
でもご安心を、多分ほとんど新キャラ!!
なんかこの話のためだけに作られたみたいなキャラがいっぱい出てくる!
まあ最後に出てきたスネークはCircus観てたら話の繋がりを感じさせるキャラだったんだと思うけど……。あとインド人っぽい感じの二人が何で出てきたのかもよくわからない、ええと、人気キャラとか……?
エリザベスは分かる!覚えてる!
再生を始めたはいいがいきなり名前を思い出せない使用人3人組が知らないキャラ2人に襲撃されるので一瞬目が死んだ。でも知らないキャラ2人は自己紹介してたから初対面ぽい。今思うと何で話をするのに襲ってきたのだろう……。
演出でありがたいな〜と思ったのがパーティーに来た人たちの名前と職業が四角く出てくる!ネームプレートみたいに!視覚としても情報取り込みたいタイプなので嬉しい〜
ブルースターラインというのはホワイトスターライン社がモデルなのかな?
そうそう、観てよかったと思った発見についてなんだけどね。
とある瞬間に「ん?」ってなりましてな。とある瞬間というかとあるセリフというか、死体が安置されている地下に行くときに「やめてよ〜 幽霊なんているわけないじゃん」って言うんだよグレイ伯爵が(最初に襲ってきた方)。
今までも喋ってたし彼比較的台詞も多いんですけど、この台詞だけハッ!ってなった。
エンドロール見たらやっぱり木村良平だったんだよ……。
私声優はそんなに詳しくなくて、多分同じ声優の声聞いても「これ同じ人だ」と思えないんだけど、これ聞いた時「晶ちゃん……?」ってなった。
晶ちゃんこと高倉晶馬くんはアニメ「輪るピングドラム」に出てくる主人公格の一人で、大抵はちょっと子供っぽくて情けなくて振り回されてる感じの人で声もそんな感じの声なんだけど、時々、本当に時々、信っじられないくらい優しい声出す……。
大抵は荻野目苹果に対してかけられる言葉で、その代表が「膝、擦りむいちゃったね。他にけがは?」なんだけど、あの声に高倉晶馬の優しさの全てが詰まってんなと思って、こんな演技をする人って誰?と思ってググったんだよね。その後ソッコー忘れ去ったがさすがに今回で記憶が定着した。
これまで声優は山寺宏一と水樹奈々しか知らなかったけどここに木村良平が加わった。この中で「この人は〇〇の役だ」って正確に把握してんの木村良平だけだよ。他の人たちは聞いたことあるだけだよ。
ちなみにグレイ伯爵は別に優しいキャラじゃなかったし嘘でも優しい声で話すシーンがなかったし何なら犯人だったんだけど、食事中の声とか幽霊にビビっている時とか晶ちゃんぽさがあった。私こういう声が好きなのかあ。これを観終わった後即ピンドラを再生した。みんなピンドラ観て!ピンドラは声優云々を抜きにしても素晴らしいアニメだったから!
私犯人はアーサーだと思ってたよ。だって大抵ああいう人が犯人じゃん推理小説では。語り部っぽい人がわざわざ自分に都合の悪い叙述だけ省くのがセオリーじゃん。
でも、よくよく考えればアーサーがジーメンスを殺す動機がないんだね。理由がないと思っても実は過去とかに何かあるのが推理小説なんだけど
女王陛下がわざわざジーメンスと会ったこともないシエルにもてなすよう命令したのは「消しちゃえ」ってことなんだね。怖いわ。
なんとなくグレイ伯爵の仕事は「シエルの仕事っぷりを女王陛下に報告すること」だと思ってたけど、シエルにジーメンスを始末させることだけが目的なら生死なんてすぐ分かるわけでわざわざお目付役なんていらないだろうし、彼が女王陛下の命令でパーティーに来ている以上本来の仕事は「シエルに罪を着せてファントムハイヴを失脚させること」だったのかね。わざわざシエルたちが真犯人を追及しなかったのもそれが分かってたからなのかな?女王陛下としてはどう転んだとしても利がある展開だけど、「事件の顛末の報告に疑念を抱いた」って言うだけでそこまでする?って感じだし、王室はあまりファントムハイヴ家を快く思っていないのかな?
ところで彼がジーメンスを殺す時に言った「のろまなドイツが英国に追いつこうって?10年早いよ。ま、本当に10年なんだけど」ってセリフは何かの伏線??原作あるアニメってこれだから嫌なんだよ〜原作ではその言葉の真意がわかるの?って気になってしまう!それとも蝶の羽ばたきが見える女王陛下に聞いたんだろうか。バタフライエフェクト、アンブレラアカデミーでもNo.5がしきりに口にしていたね。
ちなみにアーサーは違和感を覚えたからという理由だけで表面上解決した事件をわざわざ蒸し返す男なので絶対長生きしないと思うんだけど、一応中年までは生きるぽい。
ところで何であのー、グレイ伯爵じゃない方のチャールズはパーティーに来なかったんだ……?最初に二人で来たんだからパーティーにもくればよかったのに……。
それともあれ?この人はこの人でなんか別のエピソードで活躍の場が与えられているとかなの?
※最初のインパクトでこの人も襲撃してきたような気がしてたが何もしてなかった。相棒を止めてもいないし加勢してもいない……。