月と星のエンタメ感想ブログ、

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【映画感想】ソラニン - 終わりよければすべてよし

ぼざろ→アジカンソラニンです

種田の何が良くて付き合ってるのかさっぱりわからん

※ぼろっくそです

 

種田も芽衣子も、「そんなの大学生のうちに終わらせておけ」と思うような葛藤を、なぜか社会人になってからも抱えている。

音楽で生きていきたいと言い、その夢を諦める時には自殺行為(自殺というほど死ぬ気があったかは謎だけど、死ぬかもしれない行為ということで)に走るほどの情熱の割には、プライドだけが高くて臆病で夢に対して全然真摯ではない。

どんな仕事でも食らいつこうという気概も下積みする根性もない。

こういう生命力ないやつバイト先にいたわ。と思った。そいつは自称小説家志望だったけど。

現代において感覚が貴族すぎるというか、プライドと生命が直結しすぎているというか。

 

それがいいか悪いかはわからないけど、正直現代ではあまり共感されない若者像な気がする。

趣味の仲間と恋人がいて仕事もあって生活できてる。居場所が家と仕事と趣味の場って3つあるということは、結構恵まれているはずなんだよね。種田はそれにイラッとするほど無自覚だ。

今の人には尾崎の「十五の夜」が刺さらないという話にも近いと思う。

 

高良健吾の顔が全然好きじゃないのも相まってヘイトがすごい。ごめん。

ベースとドラムの方がいいやつぽいのになぜわざわざこの中から種田を選ぶのか。

途中で脱落するからこそ、魅力的じゃなければ喪失感が、観ている人には伝わってこないと思うんだけどな。

 

ついでに宮崎あおいとギターの親和性はかなり高い、宮崎あおいがギター持って歌うだけでそれっぽい絵になる。予告はすごくよかっただろうなと思った、観てないけど。

宮崎あおいはearth music&ecologyのCMの印象が強すぎて着てる服全部earthに見える。

 

それはそうとアジカンの曲はめちゃくちゃにいいです