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【映画感想】ジュラシック・ワールド 炎の王国 - これからはここがジュラシックワールドだ

(原題:Jurassic World: Fallen Kingdom)

テキトーなあらすじ

ブルーを助けてあげるしブルーが助けてくれるし悪人は皆死んでくれるしブルーがかわいい

 

2時間半噴火から逃げ続ける映画じゃなくてよかったです笑

 

前回はあのジュラシックパークがついにオープンした!ということで恐竜の風船を持っている子がいたりパーク内にスタバがあったり、実際オープンしたら確かにこうなるんだろうね、的な納得感とこれが見たかった感を上手にブレンドできていて面白かった。

 

今回はお約束通りパークが閉鎖になり、島に恐竜たちが取り残され、休火山と思われていた火山が活火山として活動を始め、このままだと第二の絶滅を見るはめになる、助けに行こう。というのが前半。助けに向かったら本当に恐竜を助けるつもりで来ていたのは4人だけで、あとは密売組織の人だった。密売人から恐竜を救う、というのが中盤から後半。噴石が降り注ぐ中火砕流からダッシュで逃げる絶体絶命の展開でしたがなぜか生き延びました。

全ての恐竜を救うのは無理だからこの種だけはどうしても、というリストの恐竜を回収するのですが、人間が勝手に復活させて、生きる命と死んでも仕方ない命を選別するのってなんて傲慢な行為なんだろうと思う。島を離れる時、船に乗り遅れた恐竜が見送っているのが切ない。もちろん有事には人間だって切り捨てられ得ることをオープニング直後に見せてくれるのですけどね。ジュラシックパークの、恐竜を前にして善人も悪人もない、運と機転が生死を分けるハラハラ感が好きな人はこういうシーンを観たいんだと思うんですよ。私のことだけど。ギリ助かった!とホッとした後のぱくっ。

 

後半はメイジーがどういう造りなんだという屋敷で活躍。

メイジー、アサシンになれるレベル。

恐竜たちの歯を抜いてたやつとかもっと追いかけられてから死んでほしかった。

たとえ麻酔が効いてても見てられない……。

オーウェンたちのことはブルーが助けてくれた(涙)ため、悪人だけが全滅する形になりましたが、こうも都合よく悪人だけ餌食になるよりは(もちろんその方が後味はいいんだけど)、嫌な奴だけど悪い奴じゃない、くらいの奴が餌食になる方が観ていて面白いんだけどな。

最後、オーウェンがブルーに「安全な場所に連れていく」というんですがブルーはオーウェンの手を借りずに去ってしまうんですよ。どんなに通じていても犬猫じゃないから一緒にはいられないんですよね。ラスカルも最後は野生に戻るしね。

 

メイジーの手によって町に放たれた恐竜たち。その個体数は多くはないはずだけど、Tレックスなんて動物園の(かな?)ライオンと対峙しているので人々の生活圏にいるんですよね。同種で連れてこられたものは繁殖できるしこれから増えていくのかな。

次作は恐竜の放たれた町で恐竜と共存の道を模索する映画になるんでしょうか。

 

 

私の隣に親子連れがいたのですが、密売人に裏切られるシーンで「さっきまで友達だったのにねえ」と発言してて面白かったです。友達ではない笑

上映中のお喋りは親がそこそこ注意していましたが、エンドロール中は親も一緒になって喋っていたので、エンドロールも映画なんだよと言いたい。隣だったから気になっただけだろうけど。

 

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