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【映画感想】RE:cycle of the PENGUINDRUM[前編]君の列車は生存戦略 - 何者かになれる

TVアニメの劇場版あるある・前編は9割総集編。

こちらもご多分に漏れずそんな感じなのだが……。

 

記憶をなくした幼い冠葉・晶馬が、水族館で目を覚まし、「ここどこ? 僕たちは誰?」というところから始まる。水族館で大人の(高校生の)自分を見ていると、ペンギン(新キャラ。プリンチュペンギン)が現れ、2人はそれを追跡する。TVシリーズでは陽毬が探していた「カエル君 東京を救う」を2人は探すが、やはり見当たらない。やがてそらの孔分室に辿り着き、2人は桃果と、桃果と一緒にいるプリンチュペンギンに出会う。桃果は2人にはなすべきことがあると告げ、記憶を取り戻すために1冊の本を読ませる。その本に、TVシリーズでの出来事が書かれているのだ。そして回想という形でTVシリーズ総集編が始まる。

 

総集編はTVシリーズの12話まで。だが、かなりの駆け足。そのおかげで荻野目苹果のヤバいやつっぷりに拍車がかかっているが、まあもともとやばいやつだったしいい……のかな?

TVではぶっとんだ苹果とそれに付き合わされる晶馬が面白可愛かったのでこれがダイジェストにされるのはもったいないような、でも全部されたら冗長なような。

真砂子などは顔見せこそあるが超影が薄い。いるかどうかわからないけど、TVシリーズ未見の人には一番意味がわからないキャラクターかもしれない。

というか初見で意味わからないのはTVシリーズもそうだから安心してほしいが、この情報量をさすがに2時間に詰め込まれると頭パンクしそう。

ちょいちょい実写シーンが挟まるのでさらざんまいぽさある。

TVだと本当に最初の方ラブコメテイストだったのが、映画では抑えめというか、日常の裏にあるドロッと感を普通に見せている。まあ大体TV観てた人がこれ観に来るんだろうからそれでいいのかも。

 

ラストは桃果が消え、プリンチュペンギンが何者か(自称幽霊)に乗っ取られた?ところで終わる。闇ウサギ、、、かな?

 

この一連の回想を除く話はTVシリーズラストの「運命乗り換え」の最中、運命の乗り換えに成功するか失敗するかという隙間の話なのかなと思っているんだけど(そしてその乗り換えに成功してTVシリーズの最後に繋がっているのではと思っているんだけど)どうなのかな?

ペンギン帽ってそれ自体が桃果なのだと思っていたけど、桃果がペンギン帽被ってるってことはこれも誰かなのか、それとも単にペンギン帽が桃果の一部なのか……謎が尽きない。

 

後編はどんな感じになるのかな〜

入場特典のイラストシート、イラストは綺麗なんだけど地味に保管に困る大きさで、……困ってます。どうしよこれ。みんなどうしてるんだろ。ぺらっと渡されると大体紙系特典ってぐちゃぐちゃになっちゃうんだけど、これはビニールに入ってて綺麗に持ち帰れたから綺麗に保存したいな〜。


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