月と星のエンタメ感想ブログ、

映画、本、漫画、ゲーム、イベントetc、いろいろなものの感想を書いていきます。役立つ情報はありません

【映画感想】ロマンティックじゃない? - ラブコメを超えていく現実

Netflixで配信中のオリジナル映画です。

 

(原題:Isn't it Romantic?)

テキトーなあらすじ

ラブコメ嫌いのナタリーは地下鉄でひったくりに遭い、柱に頭をぶつける。目を覚ますと日常がラブコメにようになっていた。

 

ナタリーのいうラブコメあるあるを全部再現していくストーリー。ニューヨークの街中に花が溢れ、店もカップケーキ屋とか結婚式のドレスショップとかおしゃれな店ばかりになっており、部屋に戻ると部屋は広くて家具がゴージャス、犬も小綺麗でたくさんの靴が揃っていて……。地下鉄マップがハート形だったり、飛んでる鳥までもがハートの形を作りながら飛んでたりする、極端なまでのラブコメ味付けが面白い。

この世界はPG13らしく、汚い言葉を言うとピー音が入ったり、何度セックスを試みても一瞬でシーンが飛んで事後になるのが”フィクションの世界”って感じで最高。

ナタリーが歌えば周りも踊りだすしね! でも、カラオケ苦手な人がいきなり人前で歌う歌にホイットニー・ヒューストンをチョイスするかな? ハードル高すぎない?

 

ラブコメのセオリー通りジョシュの結婚式に乗り込んでぶち壊そうとするけど、誰かに愛されるのではなく、自分が自分を愛すると気づく。車で走っていたら何かに激突して目が覚めたら現実でした。ゴミだらけのニューヨーク!!

18時間眠っていたというので夢オチなんだけど、ナタリーは自信を手にしたのでホテルの駐車場のプレゼンが成功、ジョシュともうまくいく。ラブコメの世界で手に入れた恋人は「恋人に仕事をさせられない」とかいうタイプだった。アシスタントのホイットニー(ラブコメ好き)に「仕事も恋も手に入れて親友がいて、あなたはラブコメの主人公よ」と言われる。

 

まあできれば現実でジョシュよりブレイクとくっつく希望が欲しかった。現実のブレイクはラブコメ界とは性格とか違うかもしれないんだしさ……。でもそうすると話の根幹がブレちゃうか?

 

脚色されたラブコメよりもうまくいく現実! ”こうでなくっちゃ”みたいな理想が盛り込まれててハッピーな映画でした。映画はハッピーじゃないとね!!

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【映画感想】グリーン・ブック - 事故りそうで事故らない

正直テーマはありきたりだと思うけど(差別する側される側の友情的な……)それでも観てよかったと思う。

前も見えないほどの大雨やまっすぐに走れないほどの大雪の中を走ったりトニーが前見てなかったりするのでハラハラしたよ。

 

(原題:Green Book)

テキトーなあらすじ

イタリア系アメリカ人のトニーは黒人ピアニスト、ドクの運転手として南部のコンサートを巡ることになる。

 

 

トニーは旅に出る前、黒人が口をつけたコップを捨てたり、荷物を積むのを黒人の助手?にやらせたりと、強烈な差別主義者というわけではないがナチュラルに差別意識が根付いている。しかし妻のドロレスはそうではない。単純に貧乏だからコップが減るのが嫌だったのかと思っていたけど、彼女が黒人に対して差別感情を持っていないのは全編通して明らか。

夫婦の価値観がここまで違うのは少し不思議だと思っていたけど、考えてみればトニーは何も「白人が最高だ」と思って差別しているわけではないんですよね。単に黒人の親しい人がいないから、仲間が黒人を「黒ナス」って呼んでもなんとも思わないだけで、クリスマスの日に黒人を「ニガー」と呼んでいるのを聞いた時は「そう呼ぶのやめろ」って言ってるし、仲間は仲間で来たドクを歓迎してますよね。「ダチのダチはダチ」精神が発揮された瞬間というか、仲間も信念があって差別してたわけじゃないことが分かるシーン。信念がある差別ってなんだよって感じだけど……。

 

トニーが「黒人ならフライドチキン好きだろ?俺はイタリア人はパスタ好きって言われても平気だ」っていうシーンがあるんですが、こういうのって誰しも持ってると思うんですよ。そしてその後晩餐で出されたフライドチキンも良かれと思って出されたんでしょうしね。日本人ならみんな寿司とラーメンが好きだと思われてる感じに私も息苦しいのでちょっと分かる。

グリーンブック観た人が異口同音にフライドチキンが食べたくなったというシーン。トニーに押し切られてチキンを口にしつつ「不衛生だ」というものの、差し出された2個目を受け取る。骨を窓からポイ捨てするトニーに倣ってドクも窓から骨を投げるが、その後トニーがドリンクのカップを投げ捨てた時は車を戻して拾わせた。ドリンクカップ投げた後後ろ振り返ってるドクが可愛かった。劇場は人が多かったので笑い声があちこちから聞こえました。

トニーは運転しながらペラペラ喋るのでしょっちゅう「前を見ろ」って言われます。私もいつ事故るかとヒヤヒヤした……。あと面白かったのは「少し静かにしてくれ」と言われた時「ドロレスにも言われるよ。言い方そっくり……」とまだ喋り続けたところ。

 

あと好きなシーンはイブの日に大雪の中走っていたら警官に呼び止められて、パンクを教えてくれた後ふたりに「メリークリスマス」って言ってくれるシーンですね。これまで受けた仕打ちを洗い流すこの言葉……。

 

トニーがドロレスにきちんといつも手紙書いてるの微笑ましいですよね……。最初の手紙にドクのことを「あいつは天才だ。でも時々考え込んでいる。天才はあまり楽しそうじゃない」と書いているのがよかった。これ最初の手紙ですよ。観察眼すごい。

トニー、暇さえあれば手紙書いてるのが本当にいい。手紙ではしょっちゅう使うであろうDearのスペルさえ間違えてるってことは普段手紙なんて書かない人なんですよ。なのにめっちゃ筆まめじゃないですか?1回1回苦労して書いてるんだろうなって思う。

ドロレスへの手紙はドクのアドバイスを受けて内容が詩的に洗練されていくが、ドロレスには全てがトニーの言葉じゃないのがお見通しだった。そこでエンドロールっていうのがよかったな!!

そしてクリスマスの日に、ドクが一人じゃなかったことも。

 

実話に基づいてるって言ってもせいぜい「白人が黒人の運転手を務めたことがあった」くらいの事実でしょ、と思っていたんだけどちゃんと現実でも友情が続いていたんだね!!「最強のふたり」でも思ったことだけど、こうして映画が終わっても、その先も緩やかに関係が続いていた事実がわかることで、登場人物たちもきっと同じような未来をたどるんだろうなって想像がつくのがいい。

 

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【映画感想】ミーン・ガールズ - アメリカの高校ってこんなイメージなんだよまさに……。

最っ高の映画です!ブロードウェイでミュージカルもやってますよね。どんなだろう?

 

女の子たちが表面上の友達を陥れたり騙したりする映画ですが、陰湿さが感じられないので観てて面白い!

 

(原題:Mean Girls)

テキトーなあらすじ

アフリカからアメリカの高校に転入したケイディ(リンジー・ローハン)は、高校の人気女子グループ”プラスチックス”のリーダー格であるレジーナの元カレ、アーロンに恋をする。

 

前観た時字幕だったんだけど、吹き替えの方がいいわ!

吹き替えの方が言い回しが過激なことが多くて面白い笑

パーティーの時に誘われなかったジャニスがすごい勢いでケイディに文句を言って「それが私の作品で金賞だったわよ」と言いながら作品ぶつけていくのが良かった。その作品にはケイディ含む3人の姿が描かれています。

 

稀に日本でも聞くけど「友達の元彼に手を出すときは許可を取らなきゃならない」とか言う謎ルール……。私は中高女子校だったのでこういうのとは無縁でしたが、大学に入って初めて聞いてめっちゃくちゃ驚きました。まああまり聞かないので、もしかしたらその子達もドラマの見過ぎというだけかもしれないけどね。

 

最初に会った時レジーナには「え〜やだ自宅学習ぅ〜?」って笑われていたのにそれに気がつかず「レジーナっていい人じゃない」と言うケイディの世間知らずっぷり。ケイディは学校に通っていなかったので、人間関係にはちょっと疎いところがあります。アーロンとの仲を取り持つとケイディに言いながら、レジーナはアーロンにケイディの有る事無い事吹き込んでよりを戻してしまいます。私は友達に好きな人の名前なんて言わないようにしているよ。

 

最初はジャニスに唆されたのもあってレジーナを蹴落とすために始めたことだったのに、どんどん意地悪なプラスチックスそのものになっていくケイディ。

レジーナの策略により、プラスチックスがせっせと書きためていた暴露ファイル(という名の中傷ノート)がみんなにバラされてしまい、女子たちが互いの悪口を言っていたことを謝罪し合うことに。

グレッチェンが「私が人気あるのはしょうがないでしょ?」とか言ってみんなが受け止めなかったのを、カレンだけが受け止めようとしてたのが良かった……。

 

ジャニスによりレジーナとケイディの確執は皆の知るところになったため、その後事故で轢かれたレジーナの背中をケイディが押したとまで言われてしまう。思いっきり冤罪だし、みんな見てたのにね……。

結局ケイディはレジーナを押したという噂が広まって、体育館での”懺悔”もしてないので高校全体から総スカン。暴露ファイルは誰が書いたかわからないので、結局その暴露ファイルに書かれていることが事実であるのか、確認が進められていた。特に先生は麻薬の売人だとか書かれていたので家宅捜索を受ける羽目に……。

犯人が名乗り出ない以上全員について事実確認をすることになると言う校長に、もう嫌われ尽くしているからと言う理由で「私が書きました」というケイディ。

共謀者の名前は言わなかったが、先生には謝ったし、落第した数学を及第点に戻す措置を先生から提案される。それがマスリートに参加すること。マスリートはケイディも興味を持っていたが、プラスチックスをはじめ、ジャニスたちにまで「友達をなくすよ」と忠告されていた。数学クラブに入るとなくなる友達ってどんなんだよ。

ケイディが落第したのはアーロンの気をひくためにわざと答えを間違えていたから。こういうことができるのって小悪魔ですよね……私にはできない……。

 

マスリートはケイディのファインプレーで無事優勝。マスリートの日はスプリング祭だったが、首からメダルを提げたメンバーは途中から参加する。メンバーが到着したとき、キングとクイーンが発表されるところだった。クイーン候補にレジーナ、ケイディ、グレッチェン、ジャニスがノミネートされている。クイーンはケイディだったが、「ここにいる半分の人は私が嫌いで、私を好きな人はレジーナにケガさせたからよね。ここにいる皆がクイーンにふさわしいと思う」と言ってティアラを割り、クイーン候補たちと参加者に分ける。その後ジャニスと仲直りし、プラスチックスは解散。

レジーナはストレス発散のためにラクロスで活躍している。解散してから、ケイディとは仲良しというわけではないけれど、顔を見たら笑顔を見せるくらいの中には回復(?)した。

雨降って地固まる展開大好き。

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【映画感想】レディ・プレイヤー1 - こんなのいいからシャイニング観て

これはすごい!すごいつまんない!!

作中でも出てくるシャイニングはU-NEXTで見放題です。

もし誰になんと言われようとレディ・プレイヤー1をどうっしても観たいがまだシャイニングを観ていないという人がいたら、悪いことは言わないからシャイニングを先に観てくれ。話はそれからだ。

 

(原題:Ready Player One)

テキトーなあらすじ

VRゲーム「オアシス」の所有権を巡ってゲームの中で競っている

 

なんでこんなにつまらないんだろう? 不思議だ……。

途中からつまらないとか、最初がつまらないとかなら分かるんですけど、見事に最初から最後までつまらないんですよ。こういうSF系でそういうのは珍しいなって思った。

 

一応「ここがな〜」って思うところがあるので挙げますけど、全部改善されても面白くないと思うし別の映画になると思うんでやっぱりこの映画が私に合わないだけだと思う。

 

①パロディ多すぎ

例えば最後のメカゴジラとかガンダムとかが要らない。

あと中盤のシャイニングの世界も要らない。最初のレースでキングコングT-REXが出てきたのは、単なる妨害って感じだったからまだいいんですよ。それに「襲ってくる巨大なゴリラ」や「恐竜」っていうのは作品を超越してあると思うので別にいい。けど、それ以上は我慢できなかった。

だってストーリーを構成してる部分ですよ。構成してるところが他作品からの借り物でいいの?? シャイニングの世界を見たかったらシャイニング観ます。

ファンはこれに好きな作品が出てたら嬉しいの? 嬉しいならいいんだけど、私はこんな風にシャイニングを使って欲しくなかった。シャイニングが怖いのは斧が飛んできたり腐った女性が襲ってくるからじゃないんですけど。映画とは全然違うのに初見ならネタバレっぽいという最悪のシーン。今までのごちゃごちゃしてた画面から急にスッキリした画面になるので中だるみ防止にはなってるかもね……ずっとつまらないのに中だるみもクソもないけど。

 

そして私はゴジラガンダムも好きじゃない(とか言えるほどよく知らない)んで「知らない会話をしている集団に放り込まれた」みたいで嫌だった。

大学の新歓で新入生自分以外みんな同じ高校出身とかだったら嫌でしょ。

「あいつどこ行ったか知ってる〜!?」とかいう会話が目の前で繰り広げられていたら嫌でしょ。そんな感じ。でもこれ、自分も同じ高校出身なら気にならない。

原作ありの映画で、原作は原作でこういうキャラクターとか映画の登場人物とかがあるらしいので一概に映画だけが悪いわけではない。

 

 

②サマンサお前……

「現実の私はこんなんじゃないの!こんな顔でもこんな体でもない」って言ったのに出てきたのふつーに痣があるだけの美女だったね。

それこそ体重が140kgあるとか、顔の半分は爛れてるくらいじゃないと説得力なくない?

 

③ストーリー展開無理がありすぎ

上記2つは個人的な好みもあるかなって思うんですけど、パーシヴァルが最初のレースを突破するのおかしくない? 調査され尽くしてるって言ってたハリデー年鑑でヒントを見つける最初の人がなんでパーシヴァルなの?

ただ単に逆走し続けるんじゃなくて、他にも障害があればよかったかもしれないけど。

そしてこんなにも多くの人が鍵を探し続けていたのに主人公チームがトントン拍子に見つけてくもんだから全然価値がわからん。

 

それに、オアシスのプレイヤーはみんなイースターエッグを探してるけど、イースターエッグって隠し要素に過ぎないはずなんですよ。イースターエッグを獲得するのに意味があるからプレイヤーがそれにのめり込むのはもちろんわかる。でもゲームなんだから隠し要素以外にしっかりメインストーリーなりなんなり、最初に挑むべき部分があるはずなのに該当する部分が一切見当たらなくて、オアシスというゲーム自体が薄っぺらく感じられる。用意された舞台でしかないというか。

 

この映画、評価は高いと思うんですけど、映画見た人が本編の中に知ってるキャラとか作品を見つけて喜んじゃってるだけじゃないの?としか思えなかった。そーいうのはほんのちょっとでいいんだよ。そもそも面白い映画をつくるのに他作品への愛とか要らないんだよ。

”知ってるキャラが出て嬉しい”っていう感情は本来映画の面白さとは全く別で、おまけみたいなものじゃない? 私はこの映画が公開されていたとき、Twitterでみた感想が「懐かしいポップカルチャーが云々」っていうのが多くてストーリーに言及してる人がいなかったから観に行かなかったんだけど、正しい判断だったなと思います。

 

VRの世界が主な舞台なら、もしオアシスが現実にあったら入ってみたいなって思わせる世界にしてほしかった。多分一番最初に面白くなさそうと思ったのは舞台が魅力的じゃないからだと思う。

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【映画感想】ナイト・ミュージアム - 自然史博物館に行ったことを振り返りつつ

ニューヨークに行きたすぎる

 

(原題: Night at the Museum)

テキトーなあらすじ

アメリカ自然史博物館の夜警になったラリーは、夜になると展示物が動いているのを目撃する。

 

これ観たの随分前なので、前すぎて覚えてなかったんですが、セントラルパークも思い切り舞台になってますね……。

自然史博物館に行った日の記事はこちらです

 

entamestar.hatenablog.com

 

自然史博物館がセントラルパークに面していることを知らなかったのでこのあいだ行った時「えっここなの!?」って思ったんですけど、映画を観ていたら当然のことだったのか……。

 

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ラリーとニッキーが散歩(?)してた橋とか

 

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これあれじゃない!? 痺れる吹き矢みたいなの飛ばしてくるマヤ族じゃない!?

忘れてたのにこれを撮ってた私GJ

 

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この写真は開館前だからこんなんですが、開館時間が迫ると入り口からずらっと行列があります。

外観は映画でも同じですが、内装はオリジナルで作られたセットらしく、かなり変わってます。でも2006年公開の映画だし展示物も変わってるのかもしれませんね。

南北戦争の展示とかなかったと思うし(見落としただけ?)

 

動物はかなりありますが、ほとんどガラスケースの中です。ガラスに覆われていなかったのはゾウくらいかな……。

 

ナイトミュージアムは3まで出てますがやっぱり1がよくできてる。シリーズ物あるあるだけど。

一番好きなキャラクターはレクシーです。可愛い。私も夜警になって一晩中レクシーと骨投げっこしたい。

 

ボヘミアン・ラプソディーでフレディ役を演じたラミ・マレックがアクメンラーを演じています。10年以上経ってるけど、顔変わらないな……!

 

ナイトミュージアムのいいところは1〜3まで一貫して、観て素直に「よかったあああ」って思えるところかな。設定からしてシリアスになりようがなさすぎてめちゃくちゃハッピーじゃありません??1も3もパーティーシーンだし2はまさかの来場者と一緒にみんなで動いてるし楽しいよね見てて……。

疲れた日常にはこういうのが必要なんだ……。

 

ニューヨーク旅行の記事見てたら自然史博物館の写真が少なかったので、ナイトミュージアムに出てきた展示物たちの写真を載せておきます。一応さっきのマヤ族はカメラロール見てたら発見したものですが、他は「ナイトミュージアムに出てたやつだわ」と思いながら撮ったよ!

 

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レクシー

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デクスター

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ダムダム

モアイは並んで記念撮影をしている人たちがたくさん集まってました。大人気!

 

あ〜〜またニューヨークに行きたい〜〜〜今度は1週間フルで……。

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 U-NEXTで今なら2までは見放題です。

 

【映画感想】This Is Us - One Directionが奇跡のボーイズグループだったこと

Netflixで観れる。

今の若い子はギリギリ知らないのかな……?

私が高校生〜大学生のはじめ頃、世界を席巻し、ゴシップ誌を買えばめちゃくちゃページ数割かれてるボーイズグループがOne Direction。二番煎じもたくさんでた。

 

This Is Usは、彼らの2ndアルバムを引っさげたツアー、Take Me Homeツアーをベースにしたドキュメンタリー映画

 

アイドルのドキュメンタリーというか舞台裏を収録した映画って聞いてどんなシーンを思い浮かべる?

私は、これを観る前「血の滲むような練習風景」とか「メンバーの意見が食い違う場面」とかを見せられるのだと思った。

割と日本のアイドルやK-POPは良かれと思ってんのか知らないが見せる必要のない練習風景とかメンバーが衝突しているところを見せがちだと思うんだけど、これはそれがない。

メンバーがわちゃわちゃして可愛いシーンしかない。

ステージの練習シーンもあるにはあるけど、「彼らこんなに努力してるんです」というシーンじゃない。

 

個々のXファクターでのパフォーマンス風景(1DのメンバーはXファクターで個々に出場していたのが、サイモン・コーウェルに見出されてグループを結成することになった)やその時のことを回顧してのインタビュー、家族との再会や衣装合わせなどをTake Me Homeツアーのライブ映像とバックステージ映像を合わせながらの一本になっている。

 

1Dは最初から人気があったんだけどその成功の恩恵をもっとも受けて輝いていたのがこのTake Me Home ツアーの時。ボイトレの成果かみんなバランスよく歌唱力が上達し、メンバーもまだスタイリストのいうことを取り入れていたのでファッションもよく、まだみんな仲良しの安心感もあり、最高の時期だった。1Dは良くも悪くも普通の男の子たちなので、アイドル売りの方向性にメンバーが疑問を持ち始めるとステージの雰囲気にモロに出てる。みんなが輝かしい成功を素直に喜んでいた時期だからこそ撮れた奇跡の1本。

日本のメイドカフェで「美味しくな〜れ♪」「萌え萌え〜!」とかやった直後にTeenage Dirtbagが流れるの構成として最高すぎない??

かっこよすぎ……!

グッドルッキングガイが揃いも揃って笑顔で「萌え萌え〜!」ってやってくれて可愛いの、1D以外にいる??

 

1Dの中で一番歌が上手くなったのはゼインだけど、ゼインもUp All Night(1stアルバム)の頃からずば抜けて上手いわけじゃない。ゼインのおかげでfourまでは歌にメリハリがあったのが、ゼイン不在のMade In A.M.では高音部と変調が抜けて、悪くはないけど平坦な曲が増えてしまった。

ゼインの表向きの脱退理由は普通の人になりたいとかそんなんだったと思ったけど、彼の提案する曲(というかやりたい曲)が1Dのイメージに合わないということでほとんど却下されていたのは有名な話。実際クレジットされてるのはルイとリアムがダントツで、脱退後のゼインの方向性は1D時代とはまるで違う。

ずば抜けた歌唱力を持っているのに歌いたい曲を歌えない(曲が採用されるかは、収入にも直結)、タイトすぎるスケジュール(1Dは年1アルバム、その収録に加えてツアー。普通無理)に、脱退したいと思っても不思議じゃないような感じだった。デマでは何回か脱退騒ぎあったし。そういうのはゼインだけじゃないけど。

 

でもOn The Road Againツアーの終了まではいるでしょ、契約更新はないかもしれないけどね〜という大方の予想を裏切ってまさかのツアー途中での脱退。私も朝BBCニュースで観た時の衝撃を今でも覚えてる。まさにそれは3月のことで、彼らは3月初めに日本にも来てたんですよ。日本では東京と大阪で合計6回の公演をして(国の規模としては多い公演回数)、その6公演全てにゼインも出演できたという、奇跡的な公演だった(日本の前に行なった公演の何回かをゼインは欠席している)。あの時のさいたまスーパーアリーナが揺れるほどの歓声……!後にも先にもあんな大きな歓声は聞いたことがない。

ちなみに東京公演では1Dの後輩として度々紹介されていた5Seconds Of Summer(通称5SOS)がオープニングアクトを務めた。ちなみに5SOSは人気のきっかけが、ルイがTwitterで紹介したからで、彼らはXファクター出身でもアイドルでもなんでもない。でも彼らはもともと友人同士なので、2ndアルバムまではMVが割と1Dに近しい雰囲気だった(=可愛い)。

悲しい哉OTRAツアーはいまだにソフト化されていない。

 

おっと話が逸れた。ツアー途中の脱退ということでメンバーは違約金を支払っている上、メンバーが抜けてからはステージ構成もかなり変更せざるを得なかったはずで、メンバーがゼインの脱退やソロ転向をよく思わないのは当たり前。しかもゼイン本人からも1D時代を否定するような発言が飛び出すなどして、脱退騒ぎの後しばらく、ファンは胃に穴があきそうだった。まあ〜最近は不仲だったかもしれないけど、最初から仲が悪かったなんてことはないと思うの。だって彼らが2年も態度に出さずにいられるわけないと思う。

結局、1Dは今活動休止してそれぞれがソロデビューしたり映画に出たりしてる。今やゴシップ誌でも大した扱いではない。ただそれぞれソロがそこそこの成功を収めているんだよね。ルイとナイルは歌唱力の面でソロが成功するか分からんなと思っていたけど結構成功しているし。私はルイの声が好きだしEDM好きなのでもちろん彼の方向性が好きだし、ナイルも自分の声に合う曲で勝負しているので賢いやり方だと思う。それぞれ自分に向いているものがわかっている感じがする。

 

しばらくは脱退問題で盛り上がっていたけど、ルイがブリアナ(彼女ではない)を妊娠させたとかいう話の時も話題が長続きしなさすぎて驚いた。一大ムーブメントだっただけに波が引くのが早いということか。ちなみに脱退騒ぎと妊娠騒動は同じ年の話。1Dファンはあの2015年を生き延びたんだから偉い。

ちなみに私はこのスキャンダルにだいぶドン引きして熱がしっかりと冷めてしまったけど、それでも今もルイが好きなので惚れた弱みというか、失望してもちょっとやそっとじゃ嫌いにならないんだなっていうことを実感した。

ちなみに長い間恋人だったエレノア・カルダーとはよりを戻している。最初から相手がエレノアだったら荒れなかったと思うけどね。

 

こんな経緯で、直近の1Dの話題ってちょっと暗いんだよ。

なのでThis Is Usを観て、このキラキラ感を目の当たりにすると、「輝いてて眩しい〜」という理由以外にも涙が出てくる。過ぎ去った青春を感じさせるんだ……。

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【アフタヌーンティー】インペリアルラウンジ アクア@帝国ホテル

3月1日から4月30日まではストロベリーアフタヌーンティーseason 2らしいです。

 

窓際の席を予約するのは結構大変みたいで、これ予約してくれたの2月のはじめなんですよ……!まあ私は窓に背を向けて座っていたので景色とかわかりませんが……

2月に行きたかったんだけど、予定が合わなかったり席が空いてなかったりで今日になりました。

 

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スコーンはベリーとプレーン2つ。ちゃんとクロテッドクリームと苺ジャム、蜂蜜が用意されていました!クロテッドクリームがバターや生クリームだったらがっかり感ハンパないよね。

 

紅茶はいろんな種類があって、しかも飲み放題。ガブガブ飲んだのであちこちでお手洗いに行きました。美味しかった〜!

 

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