私はこれの放映当時ちゃんと録画してたんだけど、容量一杯だし観きれなくて消したんだよね……。7年間このアニメを知らずに生きてきた自分がかわいそう。
ヒーローもの好きで観たことない人にはぜひ観てほしい。これから新鮮な気持ちでこれを観ることができる人がうらやましい。でも二度観ても絶対面白いよこれ。もう一周しよ。2クール25話もあるんですけあまりに面白いので一気観してしまって、あっという間に終わってしまいました……もったいないような気もするけど、先が気になるし面白いんだもん……。予告も面白いしそこまできたらもう次のエピソードも観よってなる……。
前の記事でおっさんがヒーローに変身するのはちょっととか言ったけど前言撤回。
でも、虎徹はおっさんだけど、正義のために戦っていて、憧れのヒーローがいて、家族がいて、娘にはヒーロー業を内緒にしていて、内緒にしていることで軋轢が生じて悩んだりもするから、そのメンタリティがあまりジジくさくない。それでいて特に復讐するような相手もいないからバーナビーが苦しんでいるときにその苦しみを(空回りすることもあるけど)サポートできる……最高のコンビじゃん。しかもウェブシューターみたいなのついててスパイダーマンみたいだし。
特に重大なネタバレはしていないと思うけど知ったら多分つまらなくなるくらいのネタバレはしているので下げておくね。
テキトーなあらすじ
落ち目のヒーロー、虎徹はスポンサーの意向で新参ヒーロー・バーナビーとコンビを組むことになる。
1クール目で分かりやすい決着を見せておいて、2クール目でバーナビーの両親の事件を巡る陰謀に立ち向かう、この構成が最高にアツイ。他にも、1クール目で仲良くなったヒーローたちから追い回されているときに助けてくれるのがルナティックだったり、仲間の記憶を取り戻したり終盤のここぞという時仲間を助けるのが最近NEXTに目覚めた楓だったり、1クール目も2クール目も大ピンチを間接的に救うのは裏方の斎藤さんだったり、アニエスも視聴率のためとはいえ敵と交渉したり悪事を中継したりとにかくアツイ……アツイ以外に言葉が出てこない……。
好きなエピソードは折紙サイクロンの話とバーナビー誕生日回。バーナビー誕生日回は笑ったw
好きなキャラはルナティックかな。ダークヒーローを好きになることは少ないけど、あの作品世界において視聴者以外に素顔を知っている人がいないこと、馴れ合いが一切見られず、ヒーローの敵ではないが絶対に味方ではなく共闘する機会もないこと、それでいてあの強さ。好き。死刑制度はないそうで、ヒーローたちもどんな凶悪犯でも殺すわけにはいかないんだけど、そこで凶悪犯を殺して後腐れなくしてくれる。まあエドワードは殺すほどの凶悪犯か?と思うが償いもせず脱獄したことが許せなかったのかもしれない。
あの過去話で折紙サイクロンの株も急上昇したんだけど、やっぱりブルーローズもかわいいし、ヒーロー勢は甲乙つけがたい。でもヒーロー勢の一番は虎徹かな。
そういえば一人だけ妙に作画に気合が入っているモブの女の子、のちのちNEXTに目覚めてヒーローになったり?とか想像していたのにあんなに気合入った作画の割にはほんとに最後までモブだった。味方に新キャラが出てこなったのも私としては好印象。出てきたキャラがいいと相対的にその前までの話がつまらなく思えるし、その逆も然り。どんどん変わっていいのはヴィランだけだと思っている……。
地味に感動したのは虎徹が死ぬ場面でお約束的な光が降り注いでいて、その光に照らされて埃が舞っているところ。地味にね。細かい!
アニメの続編期待しちゃう終わり方だったけどどうなんだろ? でももうかなり経っているし……その前にハリウッドか! アニメの実写化ってたとえハリウッドでもファンからは嫌がられがちだけど(ドラゴンボールの例もあるし?)、タイバニハリウッド化の情報が流れたとき好意的な人も多かったことが印象的だったな。確かにきちんと作ってくれれば面白いかも……!
もし続編が作られるとしたら、今度は楓もヒーローになったりするのかな!?でも娘がピンで父親がコンビ組んでるのもなんか変かな笑
アニメ映画の方はまどマギみたいに前編後編分かれた総集編かと思いきや、ライジングの方はTVシリーズの続きみたい。ライジングだけは観ようかな……。