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【映画感想】フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 - not for meとしか言いようがない

公開後すぐ観に行ったんだけど虚無の感情すぎて今日まで感想書けなかった。

っていうか、感想らしい感想も浮かんでこないほど、ハリウッドのわかりやすいストーリーテリングに慣れ親しんだ頭には理解できなかった。

 

もちろん演出や構成は美しい。どの画を切り取ってもポスターにできる。ナレーションが多いので字幕を目で追っているとその美しい画に集中できずもったいない。

雑誌を読むかのように話がオムニバス形式で進んでいくが、どの話を見ても面白い演出だとか、そういうのにしか目がいかない。

学生運動のシーンで女が、学生運動家を取材していたジャーナリストに「彼に恋をしないで」と言うシーンはサガンの小説のワンシーンのようで良かった。心に残ったのはそこくらいかも。

 

好きな人は好きなのだろうが、これが万人受けするようには到底思えないけど評価高いよね。私みたいなのはそもそも観に行かないのかな。

もうこれ記事にするほどじゃないと思いつつ、観たこと忘れそうなので感想とは言い難いが一応記事に残しておく。

ここんとこ当たりを引けていなくて辛い