(原題:The Umbrella Academy)
テキトーなあらすじ
ヴァーニャによる世界滅亡から逃れた兄弟たちはバラバラの状態で1963年付近にたどり着き、兄弟たちはそれぞれの生活を始めた。新たな世界滅亡を見た5号は滅亡の10日前に戻り、兄弟を再び集めようとする。
前シーズンの感想
今回委員会の手先がチャチャとヘイゼルに代わってスウェーデン人の三つ子(結局最後まで名前不明)になったんだけど、この三人よりチャチャとヘイゼルが好きだったんだよな〜〜って言う悲しみはちょっとあった。スウェーデン人の生き残りは次シーズンでも出てくるのかな??
今回もやっぱり鍵を握るのはヴァーニャ。
ヴァーニャは路地裏についた後すぐ車にはねられて記憶を失ってしまう。
しかしヴァーニャをはねた農場の家族に匿われて、受け入れられ、そのうち農場の奥さんであるシシーと親密な関係に。
ヴァーニャにしろアリソンにしろ、2019年に戻る時にパートナーに「着いてきてくれ」って言うんだけど、普通にただ一人の恋人に着いて未来に行くの怖いよな。その人との関係が万一切れたら身寄りのない世界で生きていかなくちゃならないんだし、そもそも住民票とかどうなるんだろうって話だし(考えるな)。
レイの「この時代でやることがある」って言うのは良かったけど、シシーの「未来なんていう、よく分からない時代に行くのが怖い」っていう理由もまたリアルで良かった。なんと言っても彼女にはハーランという障害のある子供がいて、ヴァーニャ以外の誰に支えてもらえるかも分からないところに行くこと自体、抵抗を感じることだったんだろうな。
シシーとヴァーニャの最初のキスシーンは超エロティックなのでたいへん良き。
それと、ヴァーニャもアリソンもこの時代で見つけたパートナーとの別れのシーンがとても美しい。少なくともきちんとサヨナラが言える状態の別れで良かった……。
記憶を取り戻していない時のヴァーニャと、アリソンとクラウスの抱擁とか美容室でのダンスシーンとか良かったな。
FBIに拘束されているときに見ていたヴァーニャの夢、ちゃんとした過去ではないにしろああいう居心地の悪さを兄弟からも向けられていて、ベンの死に際してもああいう扱いだったのだということが(これは過去だね)、シーズン1でそりゃああもなるよなって思ったし(指示語たくさんでごめん)、ヴァーニャが今回は、前回のレナードとの間に訪れてしまったような破滅を迎えずに済んで本当にほっとした私は……。
そして今度、ヴァーニャの兄弟としてアカデミーのみんなが協力してくれるのも良かったね。
それと、ライラ! 正直ライラみたいな、兄弟たち以外の能力者という存在はもっと出てくるんじゃないかと思ったけど、これくらいがちょうどいいのかな? あんまり出てきてもなって感じだし。
10話は無事2019年に帰れたと思いきや、もともといた2019年とは別の時間軸らしい。
そこではアンブレラアカデミーではなく、スパローアカデミーという名前で、アンブレラアカデミーみたいなものがハーグリーヴスの元で結成されていた。
そしてそこでは過去で成仏したはずのベンがリーダーっぽい振る舞いを……。
でも人数的に他のメンバーたちはアンブレラアカデミーのみんなとは別人?かな?
そしてこの人たちはやっぱりアンブレラアカデミーのみんなと同じ日に生まれた能力者ということなんだろうか(シーズン1で、ハーグリーヴス存命の時から兄弟が解散していたことを考えると、なんでいまだにスパローアカデミーは活動を……?というところが気になる。もうその制服きついんじゃないか
そしてハーグリーヴスの正体は何なのだろう。とにかく絶対人間じゃないよね……。
AJもそうだけど、フツーに人外がいる世界なんだなって思った(人間離れしているキャラがいても、一応みんな種族は人間だと思っていたので)。
前回に引き続きまたここでお預けなの〜!?。
というか前回以上に先が気になる!!
こういうところが本当にアメリカのドラマってさあ……。