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【アニメ感想】アグレッシブ烈子シーズン4 - 言葉にしないからすれ違う、でも言えるわけない

 

け、経理部~~~~!!

サンリオのアニメでキャラが裏帳簿とか探し始めると思わなかった。

待ちに待ったシーズン4!前回はなんか甘酸っぱいような方向性でしたが今回はちょっとダークな感じ。

 

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あらすじ

前シーズンで「俺が烈子の居場所になる」と発言したハイ田だが、烈子との関係は平行線。一方会社では社長が交代、大規模な人員整理が行われることに。

 

 

烈子はハイ田を好きとはいえないまでも友達あるいは仲のいい同僚以上には見ていたが、ハイ田の煮え切らない態度に戸惑う。

ハイ田は只野と交際したりアイドル活動で人気を博したりする烈子に対して自信がないとフェネ子に言い、巡り巡って烈子の耳に入る。

大上くんの助言により烈子がハイ田に「好きとはまだ言えないけど、もっとハイ田くんのことを知りたいと思っている」と発言して、関係は一歩前進。プライベートがうまくったハイ田は仕事を張り切るように。

 

会社の人員整理では経理部からも退職候補を募ることになり、トン部長は誰を退職者候補にするか考える。経理部にこんなにたくさんの社員がいるって、まあオフィスも小さくないし結構いい商社なんでしょうね~~

トン部長は対象者を一旦はリストアップするが、前社長の方針(リストラしない)に従って対象者はいないと社長に報告する。

ヒムロは烈子やフェネ子から聞いたパワハラの件を盾にトン部長を追い出し部署に異動する。

何もすることがない部署でトン部長は退職してしまうが、家族にそのことを言い出せなかった。トン部長は家のローンが残っていて娘ふたりは来年受験というお金のかかりまくる時期だった。烈子は酔っていたとは言え、パワハラの話をヒムロにしゃべったことで責任を感じてしまう。

 

トン部長の代わりにヤギュウ部長が入ってくるが(あの仕事ばっか押し付けて定時退社する人)、社員のプライベートに理解がなく、子供が熱を出したというカバ恵さんにも平気で仕事を振り続ける。若手がフォローするものの、ヤギュウ部長の圧力に屈してカバ恵さんもまた希望退職を受け入れてしまった。ヤギュウ部長の「これを機にゆっくり考えてみたらどうだろう」っていう直接的じゃないけど十分ストレートな言い回し、リアルすぎる。

 

ヒムロはハイ田の業務効率化に着目し、ハイ田を経理部の部長に据える。ハイ田は古いシステムを一新しようとするが、坪根さんのような古株社員にはついていけるものではなかった。まあこれは時代の変化を既存社員も受け入れていかなくちゃならないのよね……。今まで古びたシステムに甘んじてきたハイ田は業務効率化を推し進めようとするヒムロに懐いてしまうが、ヒムロはハイ田に帳簿の書き換えを指示する。

冒頭でヒムロが社長に必要な能力は従順な者とそうでない者を見極める力だと言っていたけど、ハイ田はヒムロのお眼鏡にかなった様子。

 

トン部長がマナカのバイト先(コンビニ)で使えないアルバイトをしていることを知った烈子は、只野からのアドバイスを経て、トン部長に自分の動画チャンネルの経理を任せる。トン部長はPCに弱かったが、シェアオフィスで頑張ってPC操作しているのちょっとかわいかった。今やトン部長が烈子に雇われる側だが、逆パワハラかましてきたりパシらせたりとメンタル強めである。

しかしトン部長に言われて加湿器を取りに会社に戻った烈子は、ハイ田が自分のした仕訳を書き換えているのを目撃してしまう。

誰かに見られたと思ったハイ田は経理部をリフォームし、自分の執務室を密室化する。

トン部長(とその家族)、フェネ子、カバ恵さん、烈子の4人は決算の日までにハイ田の粉飾の証拠を見つけようと作戦を練る。

 

ハイ田は粉飾のことを当たり前だが烈子に相談しないし、何もかも隠している(言うわけないけどね)。烈子はハイ田が進んでやっているわけではないであろう粉飾について何も話してくれない(苦しみを共有してくれない)ことを不満に思うが、ハイ田はハイ田で烈子が何も話してくれない活動についてもやもやしている。ちなみに烈子が話していないこととはデスボチャンネルのことです。デスボチャンネルを収益化してトン部長を雇うということについて、只野とマナカと話しあいながらやっていたけど、このトン部長救済についてハイ田がまともに話を聞かなかったのでこのことについて烈子はハイ田に話をしなくなっている状態。

ハイ田に対しては「マナカとかとカラオケ」と話しているけど、ハイ田は烈子が只野の車から降りてくるところを目撃してしまう。

そこでハイ田は「マナカとか……誰?」ってなるわけですね。そうなるわな。

男(しかも元カレ)といたのに名前が出てこない。しかも只野の会社は今イケイケである。でも烈子からすればわざわざ只野の名前を出すことにメリットはない、というかデメリットしかない。フェネ子からハイ田の「自信ない」発言を聞いている以上は。

ハイ田は只野に直接話を聞きにいき腕相撲を挑むが、只野に「喧嘩売る相手間違えてない?」と言われて負ける。

只野が「烈っちゃん元気?」って聞いたの他意はない思うんだけど烈子から只野と会っていることを話してもらえていないハイ田からすると、「最近会ってたくせに」ってなるのよね。

結局ハイ田は烈子が只野と何していたのか知らされていないと思うんだけど、それはもういいのかなw

「デスボチャンネルをはじめとした芸能活動をする烈子の人気」と「あの只野社長と付き合っていて、しかも振ったという事実」はハイ田が烈子に対して自信が持てない原因のまさに中心。ハイ田が昇進しても烈子は昇進祝いに来なかったし、この2人のすれ違い、どちらの気持ちもわかるのが辛いね……。

 

烈子たちが見つけた粉飾の証拠と、ハイ田がヒムロに反抗したことにより粉飾された決算が表に出ることはなく、ヒムロは経営責任を問われて辞任、前社長は復帰、トン部長もカバ恵さんも戻ってきて、これで元通りかと思いきや、ハイ田だけが辞職してしまう。ハイ田にはあまり古い体質の会社が合わないのかな。先に何があるのかわからないけど、烈子とはうまくいっているようです。これで次シーズン5に持ち越しなのかな!?

ヒムロは粉飾のことが表に出なかったのに辞任することになったのは、決算が赤字だったんでしょうね……。もともと社外取締役だったヒムロは内部の役員からの覚えが悪く、今度の決算見ていろみたいなことを専務たちが言っていたので……。

でも社長就任後そんなに経ってないよね!?最初のころのは前社長の負債なのでは……。

 

トン部長が烈子の電話番号「Koshikake」で登録してるの笑った