月と星のエンタメ感想ブログ、

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【アニメ感想】アグレッシブ烈子シーズン2 - 相変わらず抉ってくるな…

Netflixオリジナルアニメ。

 

前半は新入社員の穴井、後半は教習所で知り合った只野との話。

いやもうホラーか??ってくらい穴井が怖い!!

あのトン部長が敵わないくらいにサイコ……。

もう誰の手にも負えないのか? ってところにシーズン1ではただのおしゃべり社員だったカバ恵さんが出てくる。このカバ恵さんみたいな、おしゃべりなおばちゃんにはなりたくないな、って烈子が言った時、大上くんが「でもあの人仕事は定時に終わらせるしこの後家帰ってから家事もこなすんだから、すごい」って言うの。大上くん大好き……見てる人は見てるな、って思うし本人が見せてない部分まで想像できる人いいよね…人じゃないけど……人でも動物でも……。

 

主婦って割とどこの職場でもそうなんじゃないかと思うけど、「若い頃どんなふうに生きてたんだ?(悪い意味で)」っていう人と「しなやかな強さを持っている」人に二極化してる気がする。

 

後半は無職だと思っていた只野くんが実は今成長を続けているベンチャー企業の社長で、烈子とお付き合いを始めるが、烈子は結婚したいと思っているのに対して只野は結婚に価値を見出しておらずすれ違う。

「遊びを本気でやってたら仕事になっちゃう」っていうセリフがほんとベンチャーの社長っぽさあってよかったね。凡人には人生かけてまでやりたいことってないんだよな……

起業する人ってやたら”自由に生きる”とか”やりたいことをやる”っていうことに重きを置いているけど、型にはめられて生きるのが楽な人もいるし、烈子はまさにそのタイプ。

カラオケルームで只野に「結婚って必要?」「幻想だよ」とか言われても烈子が「私には必要なの」「私はその幻想が欲しいの」って答えるのがよかった〜〜〜

”私には”必要、ってそれが全てだよね……。

烈子みたいに結婚に夢見てるタイプは割とさっさと結婚できると思うんだけど、どうなのかな。

(私も含め)救えないのは結婚に夢とか見てないのにしないという選択はできない、っていうタイプだと思う……

 

アグレッシブ烈子、シーズン1の時から微妙に現実的な話の展開してくるので結構精神的にくるものがある。