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【映画感想】TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ - 酔っ払いのカメラワーク

 

テキトーなあらすじ

大介(神木隆之介)は修学旅行の最中にバス事故で死に、地獄に落ちる。

 

 

ん〜〜〜〜

どうなのこれ。寒いギャグを延々見せられるのって結構つらいな、と思ったけど終わってみればそんなにひどくなかった気もするし、でももう一度観てって言われたら絶対に嫌。

アウトかセーフの境目だとギリギリアウトで、ギリギリ不快なレベルの不謹慎さ。特に女子の部屋に忍び込むの、いくら高校生とはいえ完全にアウトじゃない……?相手が神木隆之介だとしても気持ち悪くない?百年の恋も冷めない?

面白いところもあるにはある。人間道で転生できたのに精子の段階で競争に負けて生まれることすらできないところ、面白かった。でもそこだけなんだよな……笑いを取りに来た場面で、ちゃんと面白かったの。ギャグは本当にバカバカしいんだけど、バカバカしくてめちゃくちゃで面白いっていうにはちょっと倫理的にアウトすぎるって思うんだよね……リアルじゃないんだし、あんまり倫理とか言いたくないけれども。

 

 

そして、私の思う悪い邦画のテンプレな要素がこれでもかってほど詰め込まれていた……。黄色っぽい画面、くどくて説明くさいツッコミ、いかにも創作っぽい言葉遣いプラス早口の会話、運動会のお父さんなの?って感じのフラフラカメラワーク、最後にいい話っぽくしようと試みている脚本。特にカメラワーク。まともに見せる気あんのかな、って開始10分もしないうちに酔いながら思った。これ劇場で観ていたら吐いてる。

 

お遊戯会を延々見せられているあの感じ、耐え難かったな。天国が星新一のSF世界みたいなところなのは面白かったけど。

 

このバス事故の場面で軽井沢の事故を思い出したんだけど、公開時期が運悪くかぶっていて公開延期になったそう。そりゃそうだろうね……。数年経って彷彿とさせるんだから当時公開されていたら十中八九連想しただろう。そこは別に、この映画が悪いんじゃないけど。

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