うーん、映像は綺麗だね……。
椿とかすごい綺麗だったし……。
でも、いかんせんだらだらと長い。もちろん、日常に戦争が入り込んできてその終戦までと思ったら長くなるのも仕方ないんだけど、「長い」と感じさせるってことはつまりつまんないんだよ……。アニメ映画は90分くらいという刷り込みもあるし。
日ごろ起承転結がしっかりした映画ばかり観ているだけに、こういう淡々とした日常風景から何かを見出すのが苦手なんだよね……。フランス映画とかさ……。
どちらかというと日本映画もそのきらいがあるのであまり観ないんだよ……
お義姉さんの径子さんが、ただつっけんどんなだけで別に冷たいわけではないところとか、周囲の人が優しいのがよかった。火垂るの墓は周りが意地悪だからこそ心えぐられるわけじゃん?そういう意味では安心して観れる。
戦争映画に犠牲はつきものだし、ダンケルクという凄惨な映画を観た後なだけに周囲が親切というだけでほんわかした映画だったなって思っちゃう。いい意味でね!
戦争を扱って、「かわいそうな市井の人々」みたいな描き方をしなかったことが新しいんだろうか。
観た後に知ったけど、連続ドラマになるらしい。ドラマなら、面白いかも。