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【映画感想】シン・エヴァンゲリオン劇場版:II - エヴァ観てきてよかった

すごいものを見た。

 

Twitterで「TLが荒れていないということが既にネタバレ」というツイートを見て、確かにな〜と思ったけど逆にその程度のネタバレしか入ってこないというファンの訓練され具合がすごい。

 

ネタバレなしで言いたいのは、どんな熱量、どんな期間にしろ、エヴァを見てきた人間はこの終わりも見届けてほしい。

あとQの復習した方がいい。

私は1月にTVシリーズ、旧劇、新劇を復習したんだけどQだけ初見で、考察サイトとかさらっとは目を通したけどその後自分の中で腑に落ちるまで消化しなかったんだよね。あ、起承転結の”転”はこういう展開なのねということを一応確認しただけだった。

Qは賛否両論あったし私もよくわからなかったので咀嚼することを放棄してしまったけど、もっと積極的に噛み砕けばよかった。

 

TVシリーズと旧劇はNetflix、新劇3作はAmazonPrimeで観られるよ!

どれも登録してないよ〜って人はYouTubeで株式会社カラーが公式ダイジェストを3作品分作ってくれているので、観たけどどんなだったけっていう人には最低限これだけでもいいかも笑

要点抑えてあって結構親切だと思った。

ちなみに【庵野秀明編集版】は劇場でも本編突入前に流れる。

 

 

私のエヴァの始まりは小学6年生の頃友達から借りた貞本エヴァだったんだが、残念ながら小学校卒業を機に疎遠になり、10巻までしか知らない。

その後序が公開され、その時TVシリーズ再放送を観て、(でも序は劇場へは行かなかった)、地上波放送の序を観て、破を劇場で父と観て、でもQは観なかったんだよね……今にして思えば破のエンディングを観てなんでその先が気にならなかったのかと思うけど、なんか別のことで頭がいっぱいだったんでしょう当時の自分は。

 

だから私のエヴァ歴ってどう長く見積もっても15年なんだよ…………って長ッ十分長いッ

まあそのエヴァ歴15年の私って普通にTVシリーズ放送当時から知っていた人から見るとヒヨコだと思うんだけど、その私が観て「ずっとこういう決着が見たかったんだよなあ」「この形のエンディングに至るのに25年かかったのか……」としみじみ思ったくらいの代物なので、25年選手たちがどんな感慨を持つのか私には想像もつかない。

 

でも旧劇でこんな感じのエンディングだったらエヴァってこんなビッグなコンテンツだったんだろうかとも思うんだよね。旧劇のエンディングがノーマルエンドなら新劇のエンディングはトゥルーエンドというか、旧劇が至ったラストを知っているからこそ新劇の奇跡っぷりがわかるというか。

 

Qの旧来ファンを振り落とさんばかりの方向転換(に見えた)、今にして思うと14年浦島太郎状態だったシンジの戸惑いに視聴者が最大限に感情移入できる仕掛けだったんだと思える。

だってそうじゃない!?

ずっとエヴァを追ってきたファンは「今までこんな展開になったこと一度もなかったのに……」ってならない!?

 

今回序盤でトウジやケンスケが出てきて、トウジに至っては結婚して(ヒカリとでほっとした)子どももいて、何やら立派に父親やってるし、二人とも医者だの何でも屋だので生活し、集団の中で役割を果たしながら”大人として”シンジに優しく接してくれる。今でも友達かのように接してくれても、みんな14歳だった頃とはやっぱり違う。大人がデリケートな子どもに接するみたいな接し方だったよね。

アスカもシンジに「昔好きだったと思うけど今は私の方が大人になった」(だっけ)って言うし、最終的にアスカの内面を救ってくれたのは(内面が)同い年のケンスケだったじゃん。アスカって体は14歳のままで、でも28年分生きている。その分精神は成長していて、もう子供のシンジには救いきれない状態で、でも大人と対等に気持ちのやりとりをできるほどの大人でもないんだろうと思っていたけど、今回ケンスケとのやりとりを見て、私が思っていたよりアスカの内面って大人だったんだなと思った。アスカは大人になるとか子どものままでいるとかじゃなくて、大人っぽさ子どもっぽさ両方内包した状態でいることをあのシーンでいることを認めてもらって、それを受け取ることができるというだけでもう子どもじゃないというか……何を言っているんだ私は……。

昔この展開知ってたら「絶対嘘でしょ!?」って思ったであろう展開の一つだね……

アスカは序盤でウジウジしているシンジについて言い放ったキッツイ言葉の数々が好き。みんなが優しくしてくれるだけじゃ多分ダメなんだよね……。

 

そうだ、アスカと言えば破公開当時「なんで苗字が変わったのか?」って言うのが盛んに話題になっていた記憶があるんだけど、その疑問に一応の答えが出たね。

 

碇親子はもっと早い時期に(作品中の時間ではなく、現実の作品群で)腹を割って話す時間があってもよかったと思うけどそういう描写が25年なかったのが逆にすごい。こんな事態に陥るまで話合いさえできない親子関係……。

でもゲンドウがシンジに向かって「大人になったな」って言うシーンもこの終劇に際してポツリと言う言葉だからいいのかもね……

 

私はアスカとミサトが気になっていたのでアスカに救いがあってよかったと思えたし、ミサトのラストはショックだったけど、シンジの決断に責任を負うと言ってくれたり(この状況でどこの誰がその責任を追及してくるのかとは思ったが)、ずっとシンジの上司で保護者で理解者なんだなって言うのが腑に落ちたので納得はした。子どもが生きているしね!

正直マイナス宇宙ってなんだよとか色々思っていることはあるので話が理解できたかと言われるとできていないけど、キャラクターの内面見ている分にはこの辺理解できていなくても楽しめましたとだけ言っておく……。

 

序の時も思ったけど宇多田ヒカルの主題歌は本当にいい……

宇多田ヒカルの歌は終盤流せば中身がアレでも「終わり良ければ全てよし」的にねじ伏せるくらいの力があると思うんだけどシナジー効果というか、お互い引き立てあっててよかった。4作全部宇多田ヒカルで本当によかった……。

 

ところで入場特典のアスカの紙の内側に書かれている用語の数々はなんだろうね。

こう言う感想を書くときに忘れがちな覚えづらい特殊単語の数々……か?

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