テキトーなあらすじ
ちゃんちゃんばらばら
原作未見。
邦画で字幕がないから、登場人物名だけでも調べて行こうと思っていたのに忘れてて、ぶっつけ本番(?)で観ることになってしまった。
「シン!!」って叫ばれてもどういう字を書くのか分からないと、スッと頭に入ってこなくない??
漫画のカバーくらいしか見たことないんだけど、政(吉沢亮)は似てるような気がする。
原作ファンにどう映るのかはわからない。原作ファンだと「このキャラはこうじゃないんだよ〜」とかあるじゃん。私はもちろんそういうのを一切感じないので絶賛ぽいかもしれない。でもこれだけは絶対自信を持って言える…最高のチャンバラ。
奴隷として生きる信と漂は剣で天下の大将軍になることを夢見て切磋琢磨していた。
ある日漂だけが王宮で働くことに。
長い年月を経て位が高くなり、悪逆非道の限りを尽くす漂に相対して「お前変わったな…打倒漂」っていう方向性かと思ってましたがぜんっぜん違った。
ある日血まみれの漂が戻ってきて、信に地図を託し、信はその先で漂と瓜二つの大王・政と出会い、彼が弟の反乱によって罪人として追われていることを知る。
それで色々あって漂が命を賭して守った政のために玉座奪還に協力することに。
端折ります
軍が足りないということでかつて秦の裏切りにより交流の途絶えた山の民に助力をこうことに。山の民の王・楊端和に会って話して協力を得られることになるんだけど、山の民は怖い仮面を被ってる人たちなので王も当然仮面を被っておりめっちゃ威圧感あって、でもそれを外すと華の貌が……。っていうか長澤まさみの顔が出てくる。
この時の長澤まさみの顔すごく綺麗だしかっこいいしイケメン……
長澤まさみって可愛い系のイメージがあるんだけど、笑顔じゃないからかな?かっこいいんだよ……
そして王宮の門の前で武装をとけ、と言われた時
「かつて裏切られたことがあるから、同盟が成るまで武装は解かない」
って言うんだけどこの時の堂々とした態度…超かっこいい……
そして強い
強くてかっこいい……
ちょっと窮地に陥る場面さえもない。
楊端和が延々アクションしてるシーンだけずっと見ていたい。
そしてクズい弟を玉座から引き摺り下ろして、これからは中華を統一する!!俺も政についていくぜ!!そして天下の大将軍になる!!完!!!!
って感じのストーリーだった。明瞭簡潔!!
ストーリーはこんな感じなんだけど、登場人物も、名前だけ出てきて顔が出てこない呂不韋以外はどんなスタンスで動いているのかちゃんと明かされてて(もちろん明かされていない部分があるかもしれないけど映画だけ見て疑問に思わないくらいには)、この一本で完結してる、綺麗なまとまりの映画だった。
本当に本当の最初のシーンは大軍勢を率いる王騎をみて信が目を輝かせるところなので、信が憧れた人が敵サイドじゃなくてよかった……。
あと昌文君が、王騎に攻撃された時のことを話して、あの時影武者の漂が”王として”大軍を指揮した話するのよかった。信が全て背負ったわけではなく、漂がほんのいっときでも”将であった”ということが。
もう一つ好きなシーンはVS左慈の、相手の剣を折る場面。っていうか戦いシーンは大体どれも好き。かっこいい。
とにかく剣戟かっこいいな〜〜!実写るろ剣とか好きだった人(まさに私がこういうタイプなんだけど)はこれも結構好きなんじゃないかな??
主題歌ワンオクだしね!!!!
冗談抜きで、予告見て面白そうって思ったなら観て間違い無い。予告見て期待した要素全部入ってたから。