月と星のエンタメ感想ブログ、

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アンチプチプラの心

ユニクロを筆頭にアンチプチプラだが、私は富裕か貧乏かなら貧乏寄りの人間だし、アルティメットドケチ。どれくらいケチかというと節約のために新宿から四ツ谷くらいの距離は歩くしバス代は会社に申請しつつも雨の日以外絶対に乗らないしUberに手数料払うくらいなら私が買いに行くし、簿記とった後問題集教科書は全部メルカリで売ったし売るために書き込みしなかったし、ペンケースとかティッシュケースは10年使っているしコンタクトレンズはハードだしハンドクリームは出が悪くなったら切り裂いて中身出してるし本は基本的に図書館で借りる。この世で何も考えずユニクロ買っちゃうような人間はもれなく富裕層なので(私調べ)ユニクロ好きの富裕層は貧乏人って大変だなと思いながら見てください。

 

この間「私服できていい面談」が2日連続であった。

ジャケット着てきてね系の私服だ。

私は春物のジャケットを1着しか持っていないので、うち1日はスーツで行った。

その時「ジャケット1着しか持ってなくてぇ」という話をしたら「ユニクロとかでいいから2~3着あると便利だよ~」と言われた。その人の言わんとするところは分かる。

社会人なんだからジャケットくらい2~3着持っておけということだろう。はい。それは仰る通りである。

でもユニクロいいってなんだよ

私はその言葉を鵜呑みにして帰りにユニクロに寄ったが、ぺらっぺらのかすっかすの生地~ジャケット風~が6000円とかする。6000円あると叙々苑で吟味ランチ食える。

加えて野暮ったいシルエット。こんなものに大事な労働の対価を1円たりとも支払いたくない。ラルフローレンのジャケットはたとえ太っていてもすっきりとして見え、シルエット補正力がS+だし10年以上現役だし(母のおさがりなので)、ポールスミスのジャケットは色使いに遊び心が感じられるし着心地もいいし補正力は弱いがそこそこおしゃれだ。それなのにユニクロときたら、着ていない方がましなレベル。自己肯定感が下がる。私は私を大事にしてあげたいので、気に入っていない服を着たくない。

ユニクロのジャケット風布を買うことで得られる喜びの量と叙々苑の吟味ランチを食べることで得られる喜びの量を比べてみてほしい。

こんまりが「ときめくものだけを選ぶ」と言っていたが、その通りだと思う。

ジェネリックデパコスとかも、デパコスの効能の9割は「デパコスだから絶対イケてる」という自信とポーチにアレが入っているというときめきによるものだから厳密には1割しかジェネリックできてない。プリンに醤油をかけたらウニ、みたいなものだと思ってる。近い味がするのとそれそのものであることとは根本的に違う。

でもこういうこと言う人たちはウニを好きで食べている人に向かって「プリンに醤油かければ同じ味だよ?」とか言う。一生プリンに醤油かけてろ。

あと6000円の予算があるならメルカリでブランド物の綺麗っぽいジャケット買った方がいい。洗えるものの中古はあまり気にならないので……。

(追記:メルカリでポールスミスの2000円のジャケットを購入しクリーニングに出した。計3000円弱。勝った)

 

ユニクロとかGUで服を買ったこと、ゼロではないが、全部ワンシーズンでお釈迦になっている。お買い物大好きな人でもない限り、服なんてできれば買いに行きたくないし、お金だって払いたくないのに、ワンシーズンで釈迦る布なんて要らない。

ていうかワンシーズンで釈迦る布が1000円とかするの普通に高い。

1000円でもシルエットが美しかったらワンシーズンでお釈迦になっても許すけど、そうじゃないし。ワンシーズン私に妥協の屈辱を味あわせ続けた挙句のお釈迦だし。

バーバリーで買った20万のバッグは半年経っても私にときめきを与えてくれているが、ユニクロはお値段以上の屈辱しか与えてくれない。要らん。

 

あれこれ言ったけど若くて中肉中背みたいな人にはべつにユニクロでもいいと思う、でもアラサー↑で身長が平均より上の人はユニクロじゃシルエット絶対おかしいので……

 

ユニクロが安い、ユニクロ以外は高いみたいな思い込みで話をするのはもうやめてくれ。

ユニクロは高い。以上。