月と星のエンタメ感想ブログ、

映画、本、漫画、ゲーム、イベントetc、いろいろなものの感想を書いていきます。役立つ情報はありません

【ゲーム攻略】BLUE REFLECTION燦 - タワー240、みこみこANCIENT★3突破編成

年末年始特別ミッションで達成者数に応じて石配布あるみたいなので皆頑張ってください

私はステータスのフラグカードやサブキャラ、武器はそんなにこだわって設定していません

 

タワー240

タワー240を112ターン撃破

回復によりすぎた安全編成のせいで112ターンかかっているけど、多分もっとやりようはある。

タワーはターン制限ないから最低限クリアできる編成ということで何卒……

制服詩がいるとありがたいけど他は他キャラでも全然いいと思う

 

リフレクター愛央

リフレクター愛央は私の場合育成がカンストしているので採用

フラグカードは全体回復と戦闘不能回復

制服詩

制服詩はバフ3つ解除がありがたいので採用

フラグカードは睡眠付与とSP回復

 

アナスピきららアナスピきららもバフ解除がありがたいと思って入れたけど、全体攻撃する機会は少なめなので別に他のキャラでもいいかな

フラグカードはSP回復と全体回復

 

リフレクター日菜子

リフレクター日菜子はダメージ反射と火力がありがたい

フラグカードはMAGダメージ(全然これじゃなくていい)と戦闘不能回復

 

みこみこANCIENT★3

ANCIENT★3

これは20ターン以内撃破しなくてはならないのでデバフもバフも駆使しています

過去の限定ガチャ産を使用しているので人によっては難しい編成かも……?

()内がそのキャラ採用した理由なので似たようなキャラなら他でも代替可能だと思う

アシストは全体回復キャラで。クラシカルワンピアレシアだとベターだけど他のキャラでもOK

3~4回やって15ターン以内にはクリアできる編成

 

リフレクター日菜子

リフレクター日菜子(ダメージ反射スキルが優秀)

MGRダウンと戦闘不能回復

 

リフレクター夕月

リフレクター夕月(味方全体MAGアップが優秀)

フラグカードは全体回復と睡眠付与(ユズは私の編成では2番めに遅いキャラなのでここに睡眠付与持ってくるのは普通にミス。これでも勝てるけど一番遅いキャラにつけてね)

 

ブラックレザーウルフ菜々花

ブラックレザーウルフ菜々花(MGRダウンと★5パッシブの全体のSP回復がありがたい)

火属性たまに不利になるけどユズより死ななかった

今回イベ限の巫女アレシアや晴れ着日菜子にもSP回復パッシブあるので育成できるならこっちでもいいかも。でもMGRダウン欲しいよな……

フラグカードはMAGダメージ&ブレイクダメージ、SP回復

 

リフレクター来夢

リフレクター来夢(MGRダウン要員)

フラグカードはCRT率&CRTダメージアップ、SP回復

 

これでゴリゴリ削れるのでそんなに苦戦しないはず。

今から引けるものであったら楽そうなのは日菜子のURフラグカード「三つ子の魂」かな…

全体回復に10SP回復あるのおいしくない??

ガチャ結果

ついでに自慢させて。晴れ着日菜子狙いで引いたら両方きた

【映画感想】ナポレオン - 映像には気合入ってるけどエンタメではない

まだやっているならSISU観た方が100倍楽しい。

 

意外とXでは賞賛ポストが多く、「嘘でしょ!?」と思った。

シンプルに話が面白くない。

映像、演技、美術を賞賛するのは分かる。戦争シーンとか宮廷のシーン(ダヴィドの『ナポレオンの戴冠』再現シーンなど)も壮観だったし、特に戦争シーン(アウステルリッツとか)には凄みもあって力の入れようが伝わってくる出来だった。

 

でも150分そこらでマリー・アントワネットの処刑からナポレオンの死まで詰め込んでいると言ったらその詰め込みっぷりと駆け足っぷりが伝わるのではないだろうか……。あらゆる戦争が急に始まって急に終わる。

ナポレオンの半生を描きましたと言われたら「そうだね」という感じだけどここに起承転結がない。いつの間にか皇帝に成り上がり、いつの間にか失脚しているという印象を受ける。

ナポレオンにはわかりやすく栄枯盛衰があるのだからやろうと思えば起承転結を作れたと思うが、なぜかここを平坦にしている(起承転結を鑑賞者の知識に委ねているのかも)。

「私ナポレオンのことよく知らないんだけど大丈夫かな」と思っていた私ですら、「知っているエピソードばかりだったな」と思った。これを観てさらにナポレオンのことを知りたいなどと思う人はあまりいないのでは……? 子供向けのナポレオンの伝記とか読んだら大体載っていることだろう。

 

ところでナポレオンをよく知らない私にとってはこの映画のナポレオンはイメージ通りだが、他の鑑賞者の方々はこの映画で描かれたジョゼフィーヌってイメージ通りでしたか??

ジョゼフィーヌの人となりが伝わってこないというか、何考えているのかわからない風なのはナポレオン視点なのだろうか。私のジョゼフィーヌのイメージは貴族的な女性のいい部分も悪い部分も持っている女性で、こういう力強さやしたたかさや芯の強さが表面に出ているようなイメージはないんだよね……。この映画のジョゼフィーヌ、社交上手には見えなくない?

ジョゼフィーヌをファムファタール的に描くのはなんとなく……解釈違いだ……。

知り合いじゃないから知らんけどさ

 

ところでナポレオンの最期の言葉が「フランス、陸軍、ジョゼフィーヌ」でしたというのは映画でやってたけどジョゼフィーヌの最期の言葉も「ナポレオン」とかだったでしょ。

これがあるとないとでは結構印象違くない?

ナポレオンのジョゼフィーヌへの気持ちは最初は恋愛感情でそのうちその類の感情は冷め、ジョゼフィーヌはジョゼフィーヌで最初ナポレオンの感情を受け止めていなかったのが次第に(特にエルバ島に流されてからは)親身になり、お互い時期的にはすれ違っていた感情が最期は同じものになったところに私はロマンスを感じるんだけど。だから私は婚約指輪ショーメがいいな!!ってめちゃくちゃ思っているわけなんだ……。

 

出世と、ジョゼフィーヌとの関係を対比にするには両方描写がぬるっとしすぎていると思う。

この映画だと一生ナポレオンの片思いみたいに見えるよ……。

なんとなく監督はジョゼフィーヌとの関係よりは戦争スペクタクルを描きたかったのかなと思ったし、逆にホアキンの演技は日常シーンに気合い入ったのかなという気がするんだけど、どうなの? 教えて!パンフ買った人

 

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【映画感想】SISU不死身の男 - ナチス視点のホラー映画では

面白かった〜〜 エンタメ極振り映画でした

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーンで疲れさせられた心と脳みそが休まる……

さくさくすすんで退屈なシーンが特にない。

 

R15だけど犬無事です!っていう公式のネタバレを信じて観に行ったけど、「犬””は””死なない」って感じだった。犬は本当に不自然なくらい無事。

でも私はさ……”犬が死なない”というよりは”人間以外が死なない”ことを期待しているので地雷踏んだ馬が死んだの普通にショックだった。馬は死ぬんかいと思った。

 

テキトーなあらすじ

主人公のアアタミはソ連に家族を殺された復讐に1人でめっちゃロシア人を殺し、フィンランド軍が御しきれなくなったという設定の超人。

金を掘り当てて換金に向かうが、撤退していくナチスとすれ違い、金を持っていることがバレ、金目当てでブルーノ(アアタミを追うナチスの中で偉い人だが名前は呼ばれることはなくエンドロールで判明)の部隊が執拗に追いかけてくるようになる。

 

「CHAPTER1 GOLD」とか出てきたところで「90分ちょいの映画を章分けするんだ…」と思っていたら(体感)5分くらいで2章になって結局全部で7章くらいある。

金を持ってどこに行くつもりなのか視聴者にはわからないので章分けすることで区切りが生まれていいのかもしれない。

 

地雷原を先行して歩かされたり敵前逃亡で撃たれるナチスの一般兵士はちょっとかわいそうだった。

アアタミがどれほど不死身かというと縛首になってしばらく吊るされてても死なない。

そんなことある?と思うが、彼が死なないのは諦めないかららしい。

よくわからないがとにかく死なない。

 

この縛首でもうブルーノの部隊はアアタミが死んだと思い込んでいるが、応援を呼んだ飛行機が道中で墜落していて、中のパイロットがアアタミを縛ったはずの縄で縛首になっているのが発見されるところから急に演出が(ナチスにとって)ホラーっぽくなる。アアタミが怪物じみて強い。

「殺したはずなのに」という兵士に捕虜の女性が「殺せたと思ってるの? ロシア人が殺せなかったのに」とアアタミの強さを語る。多分彼女が一番セリフが多い。ここで喋るから。

捕虜の女性の協力も得て部隊をほぼ壊滅させるがブルーノの乗っていた戦車は応援の飛行機にまでたどり着く。

 

アアタミは車に乗って追いかけ、飛行機はギリギリ飛び立てたかに見えたが飛行機の腹にツルハシを突き刺してアアタミが張り付いていた。私は高所恐怖症なのでここ漏らすかと思った。

このツルハシは一度外れるが(ヒェ…ッ)飛行機の尻尾の方にもう一度刺さる。

ブルーノと飛行機内で殴り合いになるが、多分拳はアアタミの方が強い。

爆弾に括り付けられて飛行機から落下する(この死に方……)。

操縦席にはブルーノを迎えにきた人が乗っていたが、そもそも飛行機が飛び立つ時点で大怪我だったためもう死んでおり、飛行機は墜落しそうになっていた。

パラシュートでも残っていたのか、飛行機は墜落するがアアタミは川に落ちて助かる。

その後銀行に換金を依頼に行くがその時にはなぜか犬が一緒にいる。

この犬は最初から着いてくるがかなりの高頻度で置いてきぼりをくらっている。たまに合流するがすぐ引き離される。

飛行機追いかけてくるのかなりすごくないか??

 

捕虜になった女性たちもナチスの戦車を運転して(戦車の運転って車と同じなの?)味方と合流する。ナチスの中でも命乞いしていたひとりは助かる。命乞いしている人を殺すと胸糞悪いのでよかったね!

 

冒頭の映像、ムーミン谷みたいなところでスナフキンみたいなことしてるの(伝われ)なんか感動した。フィンランドってやっぱこうなんだ〜! みたいな……。外国人が日本映画観て富士山が出てきたら興奮するんだろうな。多分そんな感じ。

 

馬が死んだのショックだったけどエンドロールの後に「この撮影で傷つけられた動物はいません」的なお決まりメッセージが流れていたのでまあよかった(?)

ちなみに「フィクションです」というのも流れていた。分かる。

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【映画感想】キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン - 冗長ではないけどやっぱ長い200分

200分超の長丁場!

正直ずっと集中して観ていられたかと問われるとかなり怪しいし体感としても普通に長いのだが、冗長という印象ではなく、むしろこの物語を200分に凝縮しても駆け足に思えてしまう。というわけで「ここは目を離してもいいだろう」と思える瞬間が特にない。次の瞬間には何か重要なシーンかもしれないという不安を抱えつつダッシュでトイレに行くハメになる。

 

面白かったかと言われると正直微妙だがこれを配信でみたら途中で目を離しまくって意味がわからなくなると思うので興味あるなら劇場で観るのが正解かも。

 

(原題:Killers of the Flower Moon)

テキトーなあらすじ

アーネストはオセージ・ヒルズの有力者であるヘイルを頼ってオクラホマにやってきた。そこでオイルマネーにより一躍裕福になったオセージ族の女性モリーと結婚する。ヘイルはモリーと結婚したアーネストを利用し、受益権を分つ可能性のある人物(モリーの姉妹とか)を殺していく陰謀を企てる。

 

アーネストはアーネストでお金大好きなのだが、ヘイルと違って長い目で見ないので小銭のために危険を犯したびたびヘイルに怒られる。

アーネストはヘイルの命令に忠実に従いはするが、ヘイルほどお金だけに強い執着を向けきれていない。モリーと彼女にできた子供を愛しているからだ。

もともとオセージ族の殺害は頻発していたが、捜査はされていなかった。

 

たびたび過程が飛ばされているのでは?と感じる部分があり、何がどうなっているのか全体像が掴みづらい。

私の理解力が乏しいだけで「は? 分かるわ」と思う方がいたら申し訳ないのだが、おそらくアーネストも陰謀の全体像はわかっていないと思う。アーネストがわかっていないから観客にもわからなくて問題ないように撮っているんじゃないかな(多分)。

途中まで私の理解力がないだけかもと思っていたが、モリーが最終盤で、自分に何を投与していたのかと尋ねアーネストがしどろもどろになりながらインスリンだと答えるシーンで「あ、全体像がわからないのは意図的なのかも」と思った。

実際はナレーションで明かされる通り毒だったのだが、毒のことをどこまでアーネストが知っていたかは怪しいと思う。ヘイルがアーネストに毒を投与してモリーの死を早めろと指示するシーンはない(途中トイレに行ったからその間にあったらごめん)。でもアーネストはモリーに投与しているものがインスリンではない(インスリンだけではない)ことにはうすうす察しがついていたはず。毒が入っていることを確実に知りながら投与していればあの時すぐに嘘をつけたはずだと思う。多分。

 

アーネストが他の人の殺人計画に関与(だれがどんなふうに殺すのか)していたのかは明かされているのに、モリーのことだけ有耶無耶になっているのにはやはり意図を感じる。

 

モリーのことも愛していてもヘイルの命令には従うし捜査官の司法取引に応じ、ヘイルの弁護士にやり込められ、リトル・アナの死をきっかけに再びヘイルを裏切るなど、アーネストはその場その場で考えを変える。ヘイルのような極悪人ではないが明らかに善人ではない。

タチ悪いけどこういう人の方が多いだろうしちょっと憎めない部分もあったりなかったり……いや、ないか。

ありふれたタイプの悪役というリアリティを持ってはいるが、ポリシーある悪役の方がエンタメ性高いんだけどな……。

 

ところで石油ってほんとにメントスコーラみたいな感じで吹き出すものなの? 演出?

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【映画感想】リトル・マーメイド - もう少しファンタジーに徹することができていたらよかった

映画全体では思ったよりずっと良かったけど、視覚的には微妙だった。

 

他のプリンセス実写化に比べて夢が足りないな……と思った。魔法バトルがあるせいかアメコミ的なんだよね、アクアマンでこんなの見たかも……。アラジンにも魔法バトル的なファンタジーはあったけど(あったというかアラジンの方がファンタジー感強いはずなんだけど)リトルマーメイドには現実の地名が出てくるということもあり、茶番感がすごい。途中までは良いなと思っていたけど後半の魔法バトルはほんと白ける。

海も色彩的にはばっちりディズニー色の海で魚が踊るような世界なのに、宮殿的なものはない。トリトンも他の姉たちもそれっぽい岩に座る。映像からリアリティを消しながら、海の中に世界(国?)を作らないのはファンタジーに徹していない気がする。でも普通の海でもないのでリアルを追求できてもいない。

 

セバスチャンには表情があり、コミカルさを演出できていていいんだけど、フランダーがガチの魚で無表情のままアニメ的な調子で喋るので不気味すぎる。幸い魚なので陸までは上がってこない。こういうのって見ていれば慣れると思うじゃん。フランダーだけは最後まで慣れなかった。

アリエルはとにかくめちゃくちゃ歌声が良い。

陸にいって歌がなくなったら魅力が半減するんじゃと思っていたら頭の中で歌い始めてそういうのもあるのか……と思った(賛否ありそう)。

 

エリックの国は超柔軟で女王とエリックの血が繋がっていない(拾われている)し、結婚相手が元人魚でも気にならないようだ。

一方でアースラには契約のその場で(海中で)人間にされ、陸まで泳がされる(そこそこのところで漁師の網に引っかかるが……)など突然シビア。ここで殺す気だろと思った。

しかしそこで海面まで上がっていけるし、アースラは結構水深浅いところに住んでるんだな……って思ってしまう。こういう細々した演出で、現実感を拭い去りきれない。

でもエリックとアリエルのデートはすごくよかった。

アリエルの好奇心旺盛なところ、破天荒さ、初めて見るものに目を輝かせているところ、チャーミングだったし……。演技力がいまいちっていうレビュー見たけどそんなに悪くなくない?

アリエルに関しては思っていたよりだいぶアリだった。

 

最後夏休みのプールみたいに知らない民間人魚が大集結して祝福するシーンなんか笑った

今までいなかったじゃん

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【ドラマ感想】高い城の男 シーズン3 - スミス家に暗雲が立ち込める

提督の日本語が流暢だ……!

だが「田上」の発音は完全に「タゴミ」であり、何ならその後田上の写真の下に「TAGOMI」と書いてあるのが読み取れる。たがみだと思っていたがたごみなのか?

 

シーズン1

entamestar.hatenablog.com

シーズン2

entamestar.hatenablog.com

 

 

テキトーなあらすじ

日本は原爆の実験を成功させたがまだ水爆の威力に及ぶものではない。いずれ大したものではないことがナチスにバレるだろう。

スミスはアメリカ人で初めて上級大将に昇進。家もすっごくパワーアップ。

トーマスの勇気ある決断は帝国で讃えられるが、夫妻はトーマスを失ったことが原因でぎくしゃくする。

ジュリアナはフランクと再会する。

 

スミス家はアメリカのホームドラマ的なおうちから一気にセレブリティのおうちへ。前のおうちが好きだった、シルバニアファミリーみたいで……。

しかしヘレンはトーマスのことがあってから落ち込んでいる。そりゃそうだよね。

てっきりS3ではトーマスを助ける展開になるかと思っ……。

トーマスは小さい頃からナチスの教育を受けてきたからこういう選択をしてしまったが、両親はそうではないので改名式で肖像画を見た時には動揺している。「模範だ」などと言われてもその選択をよしとしていない。っていうかアドラーの死が無駄に……。

アリスはアドラーのことでスミス家を恨んでおり、そのことでヘレンはアリスと揉め、ヘレンは弾みでアリスを殺してしまう。「親友だったのに……」と言うヘレンが切ない。

家族のためにと思ってしたことが全部悪い方向にいっている気がする。やっぱり悪事は隠し通せないのか……? っていうかロックウェルにスミスとアドラーがトーマスの病気を報告しなかったことバレてるけど、どこから漏れた?

 

そういえばハイドリヒにウェゲナーの引き渡しを要請された時「ゲッベルスに渡します」と言ったからにはヒムラーともうっすら対立状態なのかと(ヒムラーとハイドリヒは同陣営かと)思ってたがそうでもない様子。原作ではハイドリヒとゲッベルスは対立しているけどヒムラーがそもそも出てこないしな……(多分物語開始前に死んでる)。でも自分がヒムラーからどう思われているかスミスからではよくわからないのか……??

ゲッベルスは人の口からはよく名前が出てくる割にご本人がまったく顔を見せない。あまりにも出てこないのでもう体がサイボーグとかなのかもしれない。

 

トルーディは別の世界から来たトルーディで、トルーディがもといた世界ではジュリアナの方が死んでいた。

ジョーは囚人となったが父に党に従うよう言われ、知りもしない暗殺の企てを告白する。ジョーは父の処刑の執行人となり、罪を赦されNYに戻りジュリアナと再会。一方でヒムラーから田上やその他の暗殺を指示される。ヒムラーは降霊術とかオカルティックなものに関心があるらしい。易好きの田上とは一旦お互いの立場を忘れておしゃべりしてほしい……意外と馬が合うかもしれないので……。

 

エドとチルダンは中立地帯で仕入れをしていたが、強盗に襲われトラックも奪われる。デンバーでなんとかなるが、エドはフランクが生きていることを知りチルダンと別れてフランクに遭いに行く。エドとチルダンなかなかいいコンビなので残念。多分相性云々というよりはエドが誰とでもうまくやれるタイプなのだと思われる。

 

アドラー夫妻殺しとトーマスの病気を隠し中立地帯に逃すことを画策したことでロックウェルはヒムラーの前でスミスを糾弾しようとするが、直前にフーヴァーの裏切りに遭い失脚。このフーヴァーの裏切りはスミスによるもの。ついでにスミスは元帥代理に昇格。昇進が止まらない! ロックウェルはキューバに左遷?されるが、スミスの放った刺客により命を落とす。ロックウェルもただでは転ばない男かと思いきや意外と早い退場であった。さすがに何人もの前で罪の証拠を見せられていたら庇わなかっただろうが、ヒムラーは概ね疑惑も事実であると知った上でスミスを追及しなかったように見える。フーヴァーが部下と乗り込んできた時はさすがに……!?とハラハラしたがやはりスミスが一枚上手。なんかもうこいつは失脚しないだろうな、っていう安心感すらある。しかしスミス自身はその地位の危うさを感じるようだ。まあでもナチスで自分の地位が絶対安泰!って思っている人なんていなさそうだけど。

アメリカ降伏から親衛隊大将になるまでのスミスのスピンオフが観たい!!!!

運良く出世できたわけじゃないことはよくわかったので!!!!

 

ジュリアナはとうとうジョーを殺害する。いずれそういう展開になるかなと思ってはいたけど(原作の展開からして)結構急なタイミングであった……。

そしてジュリアナはジョーが持っていた憲兵隊の資料?を田上に送り、自身はアベンゼンのもとへ。ついでに中立地帯でフランクやエドと再会する。

 

ヘレンはナチスの優生政策がおかしいとライアン医師に言う。

そしてライアン医師にキスをする。?????????

ライアン医師はスミスに、ヘレンがナチスの政策に異を唱えたこと、夫ならそれを変えられるのではないかと思っていることやヘレンが自分に”患者が医者に抱きがちな好意”を持ち始めていることを伝える。スミスと二人きりで話すのは死亡フラグなのでライアン医師のことが心配になった。

スミスはヘレンに国策に異を唱えたことを一応忠告するがキスのことを聞いたとは言わない。

スミス、一度胃に穴があいていないか調べてもらって欲しい。

 

ジュリアナはマシンの破壊を目論んでワイアットとナチスへの入国を試みるが検問で引っかかり、強行突破する。

田上は石油禁輸措置について話しあいたいとスミスに電話をする。

よくわからないのだがスミスはそんなことを外国の通商大臣と話し合ってなんとかできる立場なの?? ナチスにも通商大臣的立場の人がいるんじゃないのか??

っていうか田上は田上で時々「それって通商大臣の仕事なのでしょうか?」というようなことをしているので、よくわからん。なんでも大臣じゃん。

日本の原爆がはったりなのはヒムラーにはバレており、両国は依然緊張状態である。

 

ヘレンが友達を招くシーン、さらっとルーシーが再登場する。

生きていてくれて嬉しい。ヘレンは脚の悪いゲッベルスを引き合いに出して「上の方にいれば守ってもらえる」と口にする。譜代と外様みたいな感じで戦前から党中枢の人と戦後から上り詰めている人とでは違いそうだけどな〜。

そういえばS3で、なんで原作で故人であろうヒムラーをわざわざ生かして登場させたのかちょっと想像ついた。オカルト好きという設定(史実)があるから異なる世界に行く方法に真面目に関心を示す幹部の代表として説得力があるからだと思う。

 

フランクは木戸に捕えられ、殺される。フランクが死ぬとは思わなかったな……原作的にも……。でも原作ではビルの爆破とかしないので、妥当な結末なのか?

割とすぱっと首が落ちる。

 

一方ジュリアナはナチスに捕まり、別世界に行く(自分の意思なのかどうかは不明だけど、行きたいと望んでいけるものではないか)。スミスは目の前でジュリアナが消えるのを目撃する。

 

ニーベンベルトの実験は被験者の3/4が死んだが1人は成功した(遺体がなかった)。

私なら「3/4が死んだね」と言っただろうが、ヒムラーは1人成功したことを超褒める。偉この方向性の実験を続けていいのかはわからないが……。田上に瞑想のコツでも聞いた方が早いのでは?

スミスがアベンゼンにこの話をすると、アベンゼンは「向こうの世界にもう一人の自分がいない者が成功したのだ」と話す。そういえば向こうの世界の田上は行方不明だったし、ジュリアナは死んでいるとの話だったしこっちの世界でトルーディは死んでいたな。

 

ヘレンはスミス不在の中看護師が現れ、娘の検査を拒んで逃亡。電話した際スミスは「戻ってこい」というがヘレンは「あなたから逃げたの」と言う。WHY!?!?!?

私がスミスに肩入れしすぎているせいか、何が悪かったのか全然わからない。全部家族のためを思ってしたことなのに……。

 

ナチスは自由の女神像を爆破。

町で騒ぎになるが、その最中レジスタンスにヒムラーが撃たれる。

そういえばなぜかはよくわからないが石油禁輸措置は解除された。

 

あと1シーズンで終わりってマジ1?!?

もう少しこの世界にいたいよ〜〜〜!!!!!

 

【ドラマ感想】高い城の男 シーズン2 - 全部ナチスの教育が悪い

※この記事で「日本」は日本太平洋合衆国のことであり「ナチス」は大ナチス帝国のことです

 

前後はともかくストーリーほぼ全容書いているのでこれから観る人は注意

 

シーズン1

entamestar.hatenablog.com

 

 

テキトーなあらすじ

ジュリアナはレジスタンスに命を狙われナチスに亡命する。スミスに保護されるがレジスタンスのジョージからはスミス家に近づき、情報を流すよう迫られる。

フランクは自分の代わりに捕まったエドを助けるためにチルダンを巻き込む。

ジョーはベルリンにいる父(首相)に会いに行き、スミスは病気の息子のことを思い法に逆らって医者を始末する。

日本では小野田将軍がナチスとの戦争に乗り気だったが、木戸は戦争回避に動く。田上は……アナザーワールドに旅立っていた。

 

前回書かなかったけどスミスの息子であるトーマスは筋ジストロフィーと診断され、今の所アドラー(医者)とスミスしか知らない。筋ジストロフィーはナチスでは報告義務のある疾患で、前シーズンのヘレンの発言を踏まえるとおそらく遠からぬうちに安楽死とかが待っているのだろう。スミスが自分で報告しないなら医者の自分が報告することになるとアドラーが忠告に来る。

スミスはトーマスを湖での釣りに誘った。

そこでトーマスが週末のキャンプや、そこに好きな女の子が参加することなどを話す。

スミスはトーマスに「家族はみんなお前を誇りに思っている」と言う。

ハラハラしすぎて涙が出てきたが、スミスはその後アドラーに会い、アドラーを殺す。

アドラーは仕事をしただけだし、さすがに罪のない(?)一般人を殺すのは道を踏み外した感じがするのだが大丈夫だろうか……。

アドラーの妻アリスはヘレンの親友だったらしく、アリスはヘレンの元にきて「夫が亡くなった」と話す。

こんな関係ある……? 誰も悪くないのに……いやスミスがちょっと悪い……でもトーマスをむざむざ死なせるのはあまりに酷だし……ナチスがすべて悪い……。

 

ジュリアナはアベンゼンに会い、母からも話を聞いてフィルムに映っていた男がトルーディの父親だと知る。母が3人の男性と比較的短期間に関係をもっていたと知りジュリアナは「節操なさすぎる」と言うが、また自分のこと棚に上げてる……って思った。

日本が治安悪めで一般人もなんか貧乏くさい感じなのはナチスが住民厳選しているからだと判明しましたね。ていうかアーリア人以外が日本の支配地域に密集しているということ……? 人口にめちゃくちゃ差がありそう。

ジュリアナは亡命したあとナチスで検査?を受ける。アーリア人か、生殖能力があるか……。当てはまらない人は保護の対象じゃないらしい。しかしスミスはジュリアナに利用価値を見出し、ジュリアナの保護を決める。

ジュリアナは聞かれたことにも碌に答えないのに頼み事する時は「理由は言えないけど〇〇して」で説明を放棄するし嫌いだったんだけどナチスに来てから髪を切り、フィット&フレアのコートを着て綺麗なお姉さんになり印象が好転した。小汚いわがまま女の話なんか見ていて辛い。

 

一方日本では小汚いわがまま男フランクの話が進む。フランクはチルダンを脅し、チルダンが巻き込まれる。こいつはこいつで頼み事断られたら逆ギレなんだよな。

チルダンが冤罪をかけられたエドを弁護してもらおうと梶浦を説得に行くんだけど、フランクに「説得は私に任せて」とか言いながら梶浦に「皇太子狙撃の冤罪を晴らせばあなたは有名になりますよ。very ユーメイ……」とかいうので笑ってしまった。当たり前だが断られる。

色々あってフランクはレジスタンスに協力することになるがもちろんこちらでも和を乱す。

レジスタンスを見ていると組織の上下って大事だなって実感しますね。

私が日本人だから日本を贔屓目で見ているのかもしれないが、レジスタンスが活動したくなるほど悪い国じゃないだろ……。ナチスで生きていけない人たちに居場所を与えて差し上げているだろ……。

 

田上がまた目を閉じて瞑想(?)すると、星条旗のある家に前にいた。その家には田上の妻がいた。家の中を見てまわる田上。ラップもされないまま冷蔵庫にぶちこまれているカレー。見たこともない食べ物、ドル紙幣……。田上は離婚の危機に瀕しており、テレビをつけるとアメリカは冷戦中。田上は家をあとにする。なんで田上はフィルムが写すこの世界に入れるんだろう。ミチコに認識されているから夢を見ているような感じでも(多分)ない。易の副作用なの……? 田上は元の世界では失われた家族との時間を過ごす。田上の息子ノリはジュリアナと結婚していた。この世界の彼らと田上はそんなにいい関係ではなかったようだが、田上は関係を修復する。

 

ジョーはベルリンで自分の生まれの真実を知らされて激しく動揺する。

My Child Lebensbornというゲームがあるんだけど、そこに出てくるレーベンスボルンってナチュラルにノルウェーの地名だと思ってた。施設の名前らしい。ちなみにこのゲームどこが終わりかわからなくて途中で飽きてやめてる……

関係ないけど生命の泉という訳、めちゃくちゃブラボっぽい。レーベンスボルンの廃墟は何か出てきそうな雰囲気だし……。

でも今の今までそれを知らずに首相の息子やってこれて、父親にはここで「誇りに思っている」とか言ってもらえて、同じ生まれの人たちの方では絶対ラッキーな方だよね。ジョーはそれを聞いても「偽りの人生だ」とか言うけど、父親は何をしたかが大事だと言う。その後スミスに電話をかけ、「知っていたのか? なぜ教えてくれなかった?」と問う。スミスは「伝える立場にない」と答える。その通りすぎ。

ジョーはなかなかdrama queenですな。

 

ジュリアナはトルーディの実父・ジョージに接触。ジョージはレジスタンスだった。

ジョージはジュリアナにスミス一家に近づくよう伝える。ジュリアナはナチスには信用されていないからうまくいかないと言うが、そうしなければ殺すと脅される。半分以上自業自得だけど四面楚歌すぎてちょっぴり可哀想に思えてきた……。

ジュリアナはスミス家を訪ね、まんまとヘレンとその取り巻き友達に接触する。

「日本の人種政策って緩いわよね。あなたは独身? 遺伝子の保証がない日本じゃ迂闊に結婚できないでしょう」という会話になる。ナチスでは治る見込みもない病気の人を生かしてはおかない。ヘレンはその言葉にトーマスのことを考える。

しかし一方でその場にいたルーシー(放送局の夫を持つ)は結婚して5年になるのに子供ができないと悩み、検査するのも怖いとジュリアナに吐露する。ジュリアナは日本には金継ぎというものがあり完璧でないことが美しいと話す。

ヘレンもルーシーもカースト上位の存在だろうに、それぞれが持つ規範と選民思想から自身や家族が逸脱する(しかねない)時に激しく動揺する。きっとルーシーにとっては子供がいるヘレンは羨ましいだろう。そう考えると多様性って大事なんだな……。

 

木戸はナチスとヤクザが通じていることに確信を持つ。

日本本土にいるのであろう家族と電話するシーンでカタコトの日本語を話すんだけど抑揚がなさすぎてロボットみたいだな……と思っていたら「上ノ命令、ゼッタイ……」とか言うので笑ってしまった。

チルダンとエドはヤクザに払う金を用意し、支払いに行くがたまたま木戸が乗り込んできてヤクザを殺したのでことなきを得た。チルダンはエドがおしゃべりばかりしていると言っていたが販売を助けてもらってから関係が改善する。

 

アドラーの葬式でトーマスは発作を起こす。ヘレンは一緒にいたジュリアナに過労だと誤魔化す。その後スミス家ではアリスが陰謀を主張し、火葬をとりやめてもらったと話す。ヘレンはなんとかアリスを落ち着かせるが、アリスは夫妻に(ていうかスミスに)調べてほしいと頼む。辛い……。ジュリアナはルーシーやその夫ヘンリーと話し、「肺の弱い友達がいて……ナチスではどうするんです?」と聞いていた。ナチスでは穀潰しの屈辱を与えないと言うヘンリー。ヘレンはナチスの常識を学びつつあるジュリアナに、教会で見たトーマスの発作について遠回しに口止めする。遠回しだったので私なら「え?どういうこと?」って聞いちゃう気がする。ジュリアナの察しが良い。ヘレンは教会で発作をジュリアナに見られたとはスミスに話さなかった。

その後ジュリアナが家で掃除をしているとスミスが訪ねてくる。ここ、監視されているから急に停電して、その間に来るんだけど手口が強盗ぽくて怖い。しかも話の切り出し方も怖い。「私は君から話してくれるのを期待していた。残念だがもう待てない」とか言う。怖い。ジュリアナは何のことかと問うとアベンゼンのところで何を見たのかということだった。「トーマスのこと?」とか言ってたら多分死んでた(私はトーマスのことかと思った)。ジュリアナは知っていることを話すが、この訪問をジョージに報告する。

 

ベルリンでは総統が倒れ、回復の見込みなく、ホイスマンが代理を務めることになった。前回同じようなことがあった時にはゲーリングが総統代理を名乗り、その後一家もろとも処刑されたらしい。そういえばヒムラーが親衛隊長官として登場する。原作には名前が出てこないし、ドラマの方でもきっと故人なんだろうなと思っていた。ちなみにゲーリングは原作では一応生きている。名前しか出てこないけど。

代理を務めると周りに追い落とされるかもしれない。ホイスマンはジョーにNYに帰るよう忠告するが、ジョーはベルリンに残ることを決める。

 

ジュリアナはヘレンに近づくべくスミス家を訪ねていた。アドラーの遺体がアリスの意思に反して火葬されたことを知る。言うまでもなくスミスが手を回している。

ヘレンが電話に出ている間、ルーシーとジュリアナはテレビを点ける。そこでは総統がしばらく休暇を過ごすと放送されていたが、ルーシーは「これは昔の映像。夫が編集したの。昔の映像を流すのは新しいのがないからよ」と言う。おしゃべりすぎる。案の定ヘレンに怒られる。ジュリアナはともかくルーシーはよくそんなんで生きてこられたな……。

 

ジュリアナはレジスタンスに「ヒトラーが死にかけている」と伝える。ヒトラーが死んだら蜂起すると言うレジスタンス。ジュリアナはここが自分が見たフィルムの始まりと思い、アーノルドに電話をし、サンフランシスコから離れるよう伝え、そしてそれをエドとフランクにも伝えてほしいと頼む。

ヒトラーの死はレジスタンスの放送乗っ取りによって知らされることとなる。

ルーシーはレジスタンスに捕まっているがその後出てこない。殺されたんだろうか。憎めないキャラだったのに。

 

ベルリンではスミスがハイドリヒに一芝居し、ホイスマンがハイドリヒの一派であることを暴いた。いや、ハイドリヒがホイスマンの一派なのか? 聞きたいことを聞き出したスミスはハイドリヒを始末する。ハイドリヒがここで「ハイル・ホイスマン」とか叫んで死ぬので、そういえばヒトラーが死んだらあの挨拶って……?と疑問が生じた。

総統の死は公にされたが、日本の工作員による暗殺ということにされて俄かに緊張が高まる。

アーリア人以外排斥しているナチスと、アーリア人以外を受け入れている日本、戦争になってもあまり日本が負ける気がしないけど軍事力がそんなに違うのか……? 核の力……? 憲兵隊の木戸が負けそうと言うからにはそうなんだろうけれどもさ……。

戦争を阻止するべく田上は木戸に会おうとするが、憲兵隊本部はレジスタンスによって爆破され、木戸もフランクによって撃たれる。まじでレジスタンスは余計なことしかしないな。ナチスより確実に敵じゃん。S1でフランクを生かしたのは木戸の失態。でも小野田将軍が死ぬから良かったのか……?

 

トーマスがジュリアナの部屋を訪ね、「僕は病気なの? 両親は何か隠している」とジュリアナに話す。ジュリアナは「頼ってくれて嬉しいけどご両親に聞いて」と追い返す。しかしその様子は盗聴されてスミスに報告された。スミスはそのフィルムを回収する。報告してくれた人殺しちゃうかと思ったよ。ジュリアナはしらないだろうけどトーマスもこういうところを盗聴されているのは知らないのかな。トーマスは両親に真実を話してほしいと訴える。ショックを受けるトーマスにスミスは「自慢の息子だ」と伝える。パパ…………。

 

ジョージはジュリアナがトーマスの病気について報告しなかったことを責める。これを知らせればスミスは処刑されるとジョージは話すが、ジュリアナはトーマスも殺される、これではナチスがしていることと同じだと訴える。寮はレジスタンスによっても盗聴されていたのか……。レジスタンスに殺されそうになるジュリアナだったが、ドラマの方では死に設定になっているかと思われたジュリアナの合気道が炸裂する。親衛隊に扮したジョージに、ジュリアナは銃を向けながらテープを渡すよう要求する。ジョージは「ナチスを倒すためだ」と言って応じない。ジュリアナはジョージを殺害する。親衛隊の制服を着て死んでいるジョージの姿はジュリアナがフィルムの中で目にしたものだった。

 

ベルリンのナチス中枢では日本への攻撃について会議が行われる。演説の時に日本への攻撃を開始することになり、ホイスマンはこれが人類最後の戦争になるとジョーに伝える。

木戸はスミスを訪ね、フィルムを見せて総統殺しに日本は関係していないと訴える。

スミスはベルリンに旅立ち、ジョーにフィルムをホイスマンに見せてほしいと伝える。

ジョーはスミスが生まれを隠していたことを根にもっていたが、ジョーはチョロいのでスミスに丸め込まれてナチス中枢にフィルムを見せたいというスミスを会議の場に導く。

スミスはジョーと一緒にホイスマン含むナチス中枢にフィルムを見せ、日本が水爆を所持していると伝える。ホイスマンが時間がほしいと言っている間にスミスはヒムラーにハイドリヒが画策していた陰謀を伝え、国家反逆と総統暗殺の罪でホイスマンを逮捕する(総統は自然死だったような気がするけど)。ヒムラーは演説の場で総統の死に外国は関係しておらずホイスマンの陰謀だったと明かす。これにより戦争は回避された。スミスは褒められていたけど木戸も褒めてあげてくれ。

 

国民の敬礼を受ける初のアメリカ人……とかいう報道を見たあと、トーマスは自ら通報し家を去ってしまう。これが彼の親孝行なのだろうか……。

 

ジュリアナはアベンゼンに会う。アベンゼンはジュリアナの善良さに期待していたと伝える。難病を患うナチスの少年を庇ってジョージを殺すこと、それによってスミスが無事ベルリンで戦争回避に動けることがサンフランシスコが無事に済む条件だった。千里眼か? 私の周りにはもう誰もいないと泣くジュリアナを、アベンゼンは死んだはずのトルーディに会わせる。

 

スミス家が心配すぎて胸が潰れる……。他の人たちはどうでもいいのでスミス家だけはまるっと幸せになってほしい……。ナチスの女性ファッション可愛すぎ。

やっと半分!!!!