月と星のエンタメ感想ブログ、

映画、本、漫画、ゲーム、イベントetc、いろいろなものの感想を書いていきます。役立つ情報はありません

【総括記事】2020年総括! - あけましておめでとうございます

碌に思い出もないのに2020年が終わろうとしている!!

 

でも振り返ってみれば何かあるかもしれないので2020年総括。

 

1月

パラサイトとキャッツ、ティーンスピリットを鑑賞。

まだこの頃コロナとかなくて普通に映画館で何の疑問も持たずに鑑賞できていたんだよね。

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2月

ジョーカーがアカデミーとった記念とかでやってたIMAXを確か観に行った気がする。

でもそれ以外は……。

 

3月

愛の不時着を観た。

まじで最高のドラマだったのでまだ観ていない人はぜひ。

っていうかこの主役カップル……正月早々ビッグカップルの誕生だね

去年のヒ…とモ…に比べてだいぶ平和な新年ディスパッチ砲

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4月〜5月

この頃から自粛が始まった……仕事は暇だわ百貨店は閉まっているわでずっと家にいまして、何の思い出もない代わりにこの月の出費が未だかつてないほど少なかった。クレカの請求が月々3万とかで、確かに緊急事態宣言を出したら経済は停滞するんだなって思った。

 

6月

ディズニープラスが来た月。わんわん物語がよかった……。

後半母が入院して私の甘ったれた生活が崩壊した。

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7月

記憶にないけど、母のことで食欲が壊滅して、めっちゃ痩せた。

自粛中筋トレしていたのも相まって図らずもダイエットに大成功し、今も別に増えていない。何の話や

 

8月

アグレッシブ烈子とアンブレラアカデミーの新シーズン!

あと陥入爪の手術したことが、今年一番有意義な1万円の使い道だった。

 

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9月

歯が痛くなり歯科にかかるが「何の問題もない」を複数の歯科で言われ、現在もなんだったのか不明。(本当に不思議だが痛くなくなった。)

 

10月

映画の鬼滅の刃を観るためにNetflixで鬼滅を一気見。

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11月

母が退院してまた少し生活が変わった。

劇団四季オペラ座の怪人を観に行ったことが大きなイベントだったかな〜

あと大学生の頃ぶりにTOEIC受験。

点数自体は大学の頃より上がった(リーディングが良くて)もののリスニングは全然だめだったのでまたリベンジしたい。

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12月

朝起きたら耳が変!と思って耳鼻科に行ったらメニエール病の疑いをかけられる。

突発性難聴だったら早く受診するかしないかが聴力回復の分かれ目らしいのですっ飛んでいった。

薬を飲んで回復したのでまあメニエールなんだねってことで症状は落ち着いたけど、稀に脳の問題ということもあるらしいので人生初のMRI検査を受けた。年明け結果を聞きに行く。MRIを苦手に思う人が多い理由がわかった。

メニエールって原因はストレスらしいんだけど、親に「ストレス何かあるの?」って不思議そうに聞かれて、どう考えても夏の……母の……ねえ??

逆に仕事とか、私個人のことではもっとすごいストレスを自覚していた頃があっただけに「なんで今?」っていう思いは多少ある。

 

2020年最後の映画は魔女がいっぱいだった。

ちなみにエヴァTVシリーズを観ながら年越しし、旧劇場版を観ながら眠りについたので今年の初映画はエヴァ。新劇Qは未見なのでこの後新劇に突入する。

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私普段あまり病院行かない人間なんだけど(放っておけば治ると思うし、待つの辛いから)母が入院したことが結構ショックで、今までだったら放っておいてしまうような症状でも一応病院に行くようになった。

陥入爪とかその最たるもので今までずっと放っておいていたのにね……。

 

健康を大事にしようと思う一年だった。

今コロナ以外の症状でも入院しちゃったらなかなか面会できないからね。

 

【映画感想】魔女がいっぱい - Start a new life!平和なファミリー映画

 

(原題:The Witches) 

テキトーなあらすじ

ある日食料品店で魔女に遭遇した少年は、魔女から逃れるため高級ホテルに向かう。しかしそこは魔女の集会場になっていた。

 

めっちゃ面白かった。

主人公の少年はレイモンドと作中で呼ばれていたような気がするが、映画の公式サイトでは「ぼく」と表現されており、私も名前に自信がないのでこの記事では「少年」でいく。

 

相変わらずネズミ嫌いの私には気色悪い画面多めだったことは否めないが、そのうち気にならなくなった。

一応魔女は貧しい子供を狙う(いなくなっても騒がれないから)という設定があり、そのために”金持ちの白人ばかりが泊まる”高級なホテルに行ったのに、よりにもよってそこが魔女の集会に使われているの運悪いにも程があるし、普通に金持ちの白人の息子であるブルーノが第一の標的になっているのでちょっとご都合主義って思ったけど、それが気にならないんだわ……。

 

祖母に与えられたペットのネズミ・デイジーも実は魔女に姿を変えられた少女。友達のブルーノがネズミに変えられた!やばい!っていうところで突然「私が助ける!」と喋り、ブルーノの尻尾を掴んで少年の元に戻るシーンがあってここめっちゃ面白かったんですけど笑っていたのは劇場で私だけだった。

 

魔女が次々ネズミになって食堂パニックのシーンもすごく面白かったんだけど、映画が面白いのか、人に会わないでいるうちに私の笑いの沸点が低くなったのかよくわかりません。

人に会わないともう人が大勢騒いでいるというだけでも面白いのかもしれないな。

 

祖母が咳を頻繁にしていたので祖母まで失ってしまうのではないかと思ったのだけど、そんなこともなく、咳はなんだったのだろうな……。魔女のせいみたいなことを言っていたけど、何がどうしてそうなっているのかまるでわからなかった。

 

よかったのが魔女だからって謎の魔法連発しまくりみたいなこともなく、”人間ではない”ということが強調されていたところ。

 

ラスト、大魔女の部屋にあった大量のお金を手にしてそれを使って世界中の魔女をネズミにしてやるからな!立ち上がれ!子供達!!みたいな感じの終わりなんですが、ネズミになったからって早死にするわけでもなく、おばあちゃんも健在だし、姿を変えられても子供たちはネズミライフを満喫しており、超平和。

 

自覚はなかったけど私の心は今平和を求めていたんだな……。

ちなみにレビューサイトでは⭐︎3つって感じで楽しめなかった方もそこそこいらっしゃる様子。私もピカデリーのエスカレーターでこの⭐︎3つを見て期待値が下がっていたけど、期待値以前に作品の方向性とか何も知らなかったし(魔女はもっとポップな存在なのかと思ってはいた)何も期待しようがなかったので新鮮におもしろかった。

 

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【ドキュメンタリー感想】塀の中の少年たち-なぜ彼らは殺人を犯したのか-

 

面白い!!

仮釈放なしの終身刑を言い渡された少年たちが、2012年に少年犯罪者への絶対的終身刑の判決が違憲として再審請求できるようになったことをきっかけに、釈放されるのか?されないのか?というドキュメンタリー。アマプラで観られる。

釈放されたりされなかったり。

 

もちろん殺人は重大な犯罪であり、もし仮に更生したところで、被害者は戻ってこないし、被害者の家族の人生だってやり直せない。しかし、成人と違ってまだまだ生きるであろう少年が(刑務所内ではいつ死んでもおかしくないという受刑者の発言があるけど)終身刑って、成人よりも罪が重いような気がしない? 基本的に成人より長く生きるわけだし。

 

ドラマではないので殺人の正確な動機はわからない。

1つ目のエピソードで隣人で友人でもあったアラナを殺害したアーロンは今でも事故だったと主張しているけどその事故の際の話は事件当時からコロコロ変わり、嘘なのかなと思うし、かといって重い判決が下った理由が「反省の色が見られない」だけなら、反省しているふりをしたもん勝ちなの?って思うし、小さい頃から虐待を受けてきていて心の傷も癒えないままに残りの人生をずっと刑務所で過ごすとしたら彼の人生って一体何なのか……。

もちろん同じような幼少期を過ごしても真っ当に生きる人はたくさんいるわけだし不当に命を奪われた方の人生は?って話なのでそれが免罪符になるとは思わないが……実際彼の姉は普通に生きているんだしね。

 

終身刑が下った理由がちょっと人種差別っぽかった2つ目の犯人は仮釈放が決定。なんか……同じ罪だった前科ありの他の白人の仲間は短い刑期だったのに前科もなく実行犯でもないこの人だけ終身刑で、「判決に人種差別的な要素はありませんでした」と主張する人は白人だし、すっごくモヤッとする事件だったの(ちなみに殺人罪ではなく共謀罪)。

 

もう1つ、ガールフレンドに唆されて彼女の両親を殺そうとした(父は生存)少年は、彼女の方があまりにも……だったのと、この被害者である父が許している(娘の教唆によるものだったからかもしれないけど)のに州の規定で再審請求できる期間を過ぎているという結末だったのでもやっ。好きな女の子が、親に虐待されていると主張し、殺してって頼んでくるの、少年だったら「彼女を助けられる唯一の方法だ」と思ってしまう、ものなのかな……。割と悲惨な生い立ちの加害者が多い中、この人だけ普通の家庭の育ちで、彼女の教唆がなければ殺人なんてしないはずだし、その理由も上記なので再審が行われれば更生の見込みはあると判断されそうなんだけどな。

ちなみにこの虐待の有無については父は否定しているんだけど、こういう話になるともちろん認めるわけはないので真相は闇の中。交際は本当に否定されていたみたいだからそれの恨みも少しはあったんだろうか。

 

でも、日本の少年院は釈放後の社会復帰を目的として更生プログラム的なものを組んでいるよね?? 多分終身刑の受刑者にそんなものはないよね。釈放されるとなったらまた別かもしれないけど、ただ刑務所の中で定められた刑期を過ごして、社会に出て、しかも社会にでた経験なんてないうちに刑務所に入ったのに、ちゃんと社会に溶け込めるのかな。

強盗と強姦の罪で刑期100年越えだった人は、被害者(生きてる)が性犯罪者の更生プログラムを見学に行くと言っていたのでそういうのがあるんだろうけど。ちなみにこのケースも被害者本人が今も苦しんでいるとは言え、再審後に「当時聞けなかった謝罪の言葉を聞けてよかった」と言っており、双方の主張する刑期の間くらいで判決が落ち着いたので割と大人しく見ていられるやつだった。この加害者には色々余罪があったとは言え、他の、強姦に加わらなかった人が20年弱の刑期だったというのがすごくない?  この刑期が短かった人、強姦に加わらなくても「連れてきたんだから殺せ」って主張したんだよ。

 

加害者は性的虐待を受けていたケースが多めなので、それが免罪符にはならないとしても、適切に生きられなかったのは本人のせいじゃないのに、生い立ちの影響で一生刑務所で過ごさなければならないとしたら、一応更生させるという目的のはずの刑務所に意味ってあるのかな。

彼らには彼らで傷を癒す時間が絶対に必要なのに、それが今後ずっと与えられないんだよね……。

仮釈放が認められなかったケースで、視聴者側からしても「これは終身刑のままだろうな」っていうのがあったんだけど、弁護側が「被告は過去に性的虐待を受けていた」っていうシーンでは、被告が涙ぐむの。なんか……胸に迫るというか、生々しい感じで見ているのが辛かった。でもこの被害者の父親は事件の影響でPTSDを発症しており、こっちも見ているのが辛い。被害者家族の傷っていうのはやはり加害者にできるだけ重い罰が下ったのだということによって多少なりとも慰められるものだよね。

 

いくら悲惨な生い立ちでも裁判には加害者の親も来て(基本的には)釈放を望むけれども、加害者の人生に影を落としておいて、被害者遺族に申し訳ないの一言もなく(もちろん娘である加害者自身にも)「釈放されるといいわね〜!」って感じだったクリステルの親族(母と叔母)を見て、何となく彼女の生きづらさを感じてしまい辛かった。親が家を追い出したから娘は住む場所を失い、未成年だったからこそ他の大人の家に身を寄せるしかなかったのに……。この件は終身刑が妥当とされて刑期に変更はなかった。

 

少年少女の罪に、「善悪の区別がつかない歳であるはずがない」ってよく言われるし実際そう思うし、このドキュメンタリー中でも再三言われていることなんだけど、「殺す以外解決方法を思いつかない」っていう短絡さは若年者特有のものかなという気がした。ガールフレンドの両親を殺そうとしたやつもそうだし、最後の報復殺人とかね……成人だったらきっと違う解決策を模索しただろうし、成人ならとれる手段が多いはずなんだけど……。

【劇団四季】オペラ座の怪人 - 新劇場での公演

新劇場での上演。

NY旅行がなくなってオペラ座の怪人を観ることもなくなっていたけど、「もう日本語だとか何だとかには目を瞑って劇団四季でもいいからオペラ座の怪人を観たい」という気になりチケットを取った。 

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開場後、場内に入ると音合わせをしていて、「あれ??生演奏??」ってなった。

なんか劇団四季は演奏が録音だって聞いていたんだけど……。

でも指揮者の姿は見えてもオケの姿は見えない。あと音響はいいとは言えない感じ??

いや他の劇場知らないけど。どこもこんなものだよと言われたらそれまでなんだけど、なんか音がばらけて聞こえる。

でも四季版観に行くの渋っていた理由の一つは「録音」なので生オケでよかった。

 

オペラ座の怪人ってね……

CDに入るような主要なシーンのセリフはだいたい覚えているし歌詞も覚えているのよ

オペラ座の怪人でならシャドーイングが難なくできるレベルなんだけど

日本語の歌詞聞くの初めてなんだよね。

知っている歌詞と違う歌詞が聞こえてくることに対する抵抗で不安9割とそうは言っても楽しみな気持ち1割でチケット取ったんだけど、

歌詞が聞き取れなさ過ぎて逆に無問題だったし、なんだかんだでセリフ部分が日本語なのは全然違和感なかった。演技や演出を見ようとしているとセリフまで頭に入ってこない……。

ただ歌詞と言えないほどの、でも音楽にのっているようなセリフには少々違和感あり。

逆に英語だとカルロッタのセリフ聞き取れないこと多い(イタリア系の設定のためかrがめっちゃ巻き舌)ので、カルロッタの演技のままセリフが聞き取れることに感動した。

手紙のシーンの歌詞、「ダンスはだめー♪」がめっちゃ面白かった。

そうそう、手紙のシーンの日本語は全然違和感なかった。

違和感なかったし、抵抗感もなかった。

何というか、他の歌(Music of the NightとかAll I Ask Of Youとか)は日本語になることによって原語の時にはなかったニュアンスや解釈が生まれてしまっている気がする。そこが抵抗感の一因なんだと思うけど、あの歌にはニュアンスだとか解釈だとかは関係ないし、コミックリリーフともいえるアンドレとフィルマンを上手に演出できていてよかった。とは言えブロードウェイの公演に比べるとコミカル要素は全体を通して抑えめ。

 

あと墓場のシーン、花火みたいなのがぽっぽっと出るのは何だろう全然恐ろしくないので……舞台装置的に銃撃も出来そうなのに何でそうしなかったんだろう。

 

ファントムがラストで2人を解放し、クリスティーヌに「クリスティーヌ、I love you」っていうところは歌詞がそのままなんだけど、日本人にとって「I love you」という言葉に重みを感じづらい。何か他になかったのか!?「I love you」が伝わる「I love you」以外の言葉……!

こうして悶々としていると「I love you」を確かに「月が綺麗ですね」と訳した方がいいということがよくわかるな。

 

ところで一番面白かったのは終演後、隣の人が「最初に出てきたおじいさんがファントムなの?」って連れに聞いてて、その連れも「そうなんじゃん?」って言ってたこと。あそこわかりにくいのかなあああ

でも日本語だとシャニュイ子爵、ラウルさん(だっけ?)みたいに名前でも呼んでいたので結構親切だな〜と思ったんだけどね。映画だとすごくわかりやすいけど、シャンデリアが上がった後は過去の話なのだということが、初見の人にはわかりにくいかもね。

 

劇団四季オペラ座の怪人は凄いらしい」っていうキャッチコピーのついたハードル爆上げ広告があるんだけど、正直最低限これくらいしてくれないとと思う範囲内だったので、ハードル上げてみると「こんなもんか」と思うだろうし、私みたいにハードル底辺だと「意外といいかも」と思うんじゃないかな。

 

私は映画版とロンドン記念公演版とブロードウェイ版と劇団四季版とがごっちゃになって(いつものこと)記憶の中の演出が上書きされるのが悲しいのでできれば早めにブロードウェイ版観に行きたい。

 

このチケットのために四季の会に入ってしまったのでもう一度観に行くか、それともアラジンとか「知っているけど思い入れはない」みたいなやつを観に行くか迷っている。

【コラボカフェ】センチメンタルサーカス@池袋虜 - 月色子鹿と真夜中サーカス夢色迷宮の一夜

 

今回も行ってきた!

前回と異なり、席は客同士が向かい合わせにならないように配置されていたのでソーシャルディスタンスもさることながらお一人様にも優しい空間に仕上がっていた。

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その分展示スペース減った??かな??

っていうか遠い。

 

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スピカの隣の席をゲット!

可愛い……

通常このテーブルで2人席だけど真ん中にスピカがいるから3人席!

距離をとれて可愛い、天才か??

 

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今回のメニュー、ハヤシライスが前回と同じなのであまりの手の抜かれっぷりに落胆したがデザートとティーは新メニュー!

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クッキーにちゃんとプリントされている。

このクッキーは前回のフィナンシェと違って美味しかった。アイス(シャーベット?)もカシスで美味しかった。

バタフライピーティー紫芋アイスも美味しかった。

でもティーはちょっとまずかっ……

 

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木製コースターはちゃんと10周年柄が出て満足〜!

お友達連れてきて本当よかった(奢ったのでコースターは貰った)!

缶バッジのガチャガチャは2個で現金が尽きたため終了。

 

あと、グッズは謎解きブックだけ購入。

ちょっと行き詰まってる。中に入っているシールとかファイルとかも使う感じの謎解きで結構面白いけど価格設定が強気。

 

 

【映画感想】シカゴ7裁判 - これが配信なのはちょっともったいない

 

「悪魔はいつもそこに」みたいな、ただ俳優陣が豪華なだけのつまらん映画だったらどうしよと思っていたけど杞憂だった。

 

(原題:The Trial of the Chicago 7)

テキトーなあらすじ

反戦デモを扇動したとして逮捕された7人は判事が敵対的という不利な裁判に挑む。

 

こういう法廷ものっていかに事件をスピーディーに描いて裁判シーンに移るかにかかっていると思うんだけどこれはすごいよ、最初から裁判。

 

判事〜〜〜!!

公正な裁判をしろ!!!!

ボビーに至っては弁護人が入院している状態で延期を申し出たのにそれが却下され、弁護人のいない状態であり、そんな被告に裁判に臨ませるということ自体もうすでに違憲なんじゃ?って気がするけど、判事はそんなことお構いなしで「隣に座っているお前が弁護すれば?」などと他の被告人の弁護人に宣う。

やめちまえ!

 

弁護人のクンスラーはちょくちょく判事から「法廷侮辱罪n回目」と言われていたが、それが適用されると弁護人はどうなるんだろう? 判決に不利ですよということ? 異議を唱えることすら法廷侮辱罪にあたるのか? 判事の独断で??

でもこの判事の明らかな悪役っぷりが物語としていいんだよね〜実際にはどうだったのか分からないけど……。

 

一方検察のはずのシュルツ検察官はちょっと味方よりというか、公正さを欠いてまで彼らを有罪にしてやろうとは思っていない。というか裁判の前に「起訴は厳しい」と言っている。

 

多少コミカルなシーンも挟みつつ基本的にはシリアスめに進行していくけど法廷の合間合間に事件のことが語られるので飽きずに観られる!

 

映画のラストに彼らの行く末が文字で記されるんだけど、判事は不適格になったそう。だろうな。

 

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【映画感想】ドクター・スリープ - 面白いけどホラーじゃないな

シャイニングの続編。

面白いといえば面白いし、シャイニングの続編と思うと「こういうのかあ(プチ落胆)」みたいなところもあるし、冗長だし、でも絶対に駄作ではない。

シャイニング観たのこのブログ始めてからだったので記事あった

 

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(原題:Doctor Sleep)

テキトーなあらすじ

ダン(ダニー)は強力なシャイニングを持つ少女アブラと、シャイニングを持つ子供を食い物にするトゥルー・ノットと戦う。

 

映画のシャイニングしか観たことないと、なんかこう、↑のあらすじ見ただけで「こういうのかあ」と思わない!?

トゥルー・ノットて……。

シャイニングの怖さというのはホテルにいる幽霊たちの目的のなさ、得体の知れなさ、実際にわかりやすい危害を加えてくるわけでもない不気味さによるものだったので、こんな風に実際わかりやすい敵として襲ってくる団体の存在自体が恐怖を削いでいる気がする。っていうかこれはホラーとはいえない気がする。なんかもう異能バトルというか、一歩間違えば少年漫画の世界だもん。ただ「このシャイニングで戦うぜ!!」っていう雰囲気ではなかったので、ギリギリ映画の雰囲気をそういう方面にはしていないと思う。

でも、このあらすじからして普通に原作(キングが書いたシャイニングの続編であるドクター・スリープがそもそもこれ)のもので、ここに文句は言えない。というか私シャイニングの原作読んでないし……キングはキューブリックの映画微妙だったらしいし……。

 

トゥルー・ノットの人たちはシャイニングを持っている子供達の生気を吸うためにシャイニング持ちを狙っており、この人たちにも特殊能力がある。

アブラはトゥルー・ノットに殺されたシャイニング持ちの子供と同調する。ハロランがダニーのSOSを察知したのと同様の現象なのかな。アブラは強い能力持ちなので遠く離れたこの子供にも同調できたよう。シャイニングという能力がどんなものなのかという説明自体ない(別になくていいと思うけど)けど、結構色々できているのでなんか強い超能力なんだね。

トゥルー・ノットの迎撃にあたり、オーバールックホテルへ向かうことにするダンとアブラ。

脚本の都合以外の理由がいまいち理解できなかったのだけど、シャイニング持ちにとっての脅威となる幽霊たちがいるあのホテル、トゥルーノットの連中(って言ってもここで襲ってくるのはそのボス1人)にとっても脅威だろう(?)という論理らしい、なんでそうなるのかはよくわからない。

 

レディ・プレイヤー1でシャイニングのシーンがあった時、拒絶反応を起こした理由が「オーバールックホテルの神秘的とも言える不可解な恐怖を、騒がしく荒らしてほしくない」ということだったんだけど、個人的には「騒がしく荒らしている」とは思わなかったし、キューブリック映画ファンへのサービスっぽく感じて鼻につくようなこともなかった。

幽霊たちが集結して取り込もうと襲ってくるシーンとかはちょっとギリギリだったが、その後のアブラが幽霊たちに会うシーンでは幽霊たちが襲ってくるわけではないので安心した。

 

ダニーにとっては子供の頃のトラウマであるオーバールックホテルで再び過去と向き合うことができた(よね?)ことでちょっと希望もあるラストになっている。あとアブラが頼もしい。

最近観た中だとITのchapter twoが似たような感じだったなと思っているんだけど(私はあれいまいちだった)、子供の頃の恐怖に向き合う、って、それをしてしまったらもはやホラーではないと思うの私だけなのかな。

バーでジャックニコルソンぽいバーテンと話をするとき、ギリギリまでバーテンの顔が映らないような、バーテン目線みたいな画面になるのがよかった。

 

シャイニングはちょっと怖すぎたのであまり二度は観たくない映画になっているため実際1回しか観ていないけど、それにしても本当によくできている映画だったなと思う、怖いけど……。将来はこうなるんだなと思って今再びシャイニングを観たらまた違う気持ちになりそう。

 

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